超音波で盗聴を防ぐブレスレット、シカゴ大の研究者が開発

映画とかに出てきそう

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年02月17日, 午後 03:00 in wearables
0シェア
FacebookTwitter
ultrasonic microphone jamming bracelet
スマートスピーカーやスマートフォンなどマイクを搭載したデバイスが増えるにつれ、意図せぬ録音や盗聴の問題が取り沙汰されるようになりました。しかし、そんなマイクを無効化し、プライバシーを守ってくれるかもしれないブレスレットを、シカゴ大学の研究者が発表しました。

24個のスピーカーを取り付けたブレスレット型のデバイスで、あらゆる方向に超音波を流します。この超音波は人の耳には聞こえませんが、マイクが拾うとホワイトノイズとなり、そのほかの音が聞こえなくなるという仕組みです。

超音波を使った妨害装置が以前からありまたが、超音波の指向性が強いため、正確にマイクの方向に向けないと効果が発揮できません。このため、盗聴目的で隠されたマイクには意味がありませんでした。

また、全方位をカバーするタイプも、超音波同士が打ち消し合う死角が発生してしまうとのこと。この点、ブレスレット型では装着者の動きに合わせて死角が移動し、より高い効果を得られるとしています。

いまのところ製品化の予定はありませんが、20ドルほどで製造できるとのこと。担当者はすでに、少数の投資家から問い合わせも来ているとNew York Timesに語っています。

プロトタイプは少々不格好ではありますが、盗聴を心配しなければいけない会話をする人々にとっては、とても便利なものなのかもしれません。ただし、外でうっかりスイッチを入れてしまうと、周囲の人の電話も妨害してしまうため、取り扱いには注意が必要そうです。


 
 

 

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: bracelet, gadgetry, gadgets, gear, jammer, microphone, privacy, science, ultrasonic, ultrasound, university of chicago, video, wearables
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents