米Uberが広告事業に参入。ライドシェアカーの屋根に広告を掲示するテストを実施

20時間以上運転することで100ドルの副収入

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年02月26日, 午後 05:20 in uber
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Adomni2020年2月24日(現地時間)、Uberはアドテック企業のAdomniとパートナーシップを結び、広告事業を行うビジネスユニット「Uber OOH Powered by Adomni」を設立したと発表しました。

同社では、広告事業の一つとしてライドシェアカーの屋根に広告を表示する計画を進めており、そのテストを2020年4月1日(現地時間)より行うとのこと。テスト地域はジョージア州アトランタ、テキサス州ダラス、アリゾナ州フェニックスで、1000台以上の車両でテストを行うとしています。

該当地域のドライバーには、広告を表示するデジタルサイネージを搭載するための費用として最初に300ドルが支給されます。また、テスト期間中は、週に20時間以上運転することで100ドルを受け取れるとのこと。車両の屋根に搭載されるデジタルサイネージは、動画と8秒の静止画広告が表示されるもので、広告を出したい場合はUber OOHのHPから申し込めます。

ライドシェアカーの屋根に広告を表示するサービスは、すでにFireflyが2018年から行っており、Uberのドライバーも各自の判断でFireflyと契約し、広告ディスプレイを搭載していました。Fireflyは週最低40時間以上のドライバーが対象で、月に平均300ドルの副収入が得られますが、Uberの場合は週20時間以上で100ドル。ドライバーの選択肢が広がるのはいいことかもしれません(他社のサービスを使ってはいけないという規約がなければですが......)。

日本でも近年はタクシーの後部座席にデジタルサイネージ広告を展開するサービスが増えていますが、車両の屋根にデジタルサイネージを搭載するとなると、外部突起物規制や自治体ごとの屋外広告の規制などもあり、導入までに幾つものハードルがあります。そもそも、ライドシェアサービス自体が解禁されていないのが現状。日本で同様の広告サービスを展開するのは難しいかもしれませんね。
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