PornHub、初のノンアダルト・ドキュメンタリー映画を配信。視聴専用ページ設け制作者とチャットも

舞台はLAの黒人レズビアンクラブ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年03月4日, 午前 11:20 in AV
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米国のメジャーなポルノ動画サイトPornhubが、初のノンアダルト映画の配信を開始すると発表しました。配信するのは『Shakedown』と題されたドキュメンタリーで、米国のコンセプチュアルアーティストLeilah Weinraub氏が制作し、過去3年間、MoMAやホイットニー美術館ほかで上映されてきた作品です。

Weinraub氏はかつてストリートウェアブランドHood by AirのCEOとしてPornhubとコラボし、2016年秋のコレクションではPornhubで使われる検索用語をちりばめた服や商品が話題になったことがあります。『Shakedown』は2000年代初めのロサンゼルスにおけるLGBTQ界隈、アンダーグラウンドな黒人レズビアンクラブを舞台とし、そこに生活する人たちを追った400時間、15年分の映像から選び抜かれた映像で構成されています。

Pornhubはこの作品のために専用ページ(成人向けです)を作り、視聴者は作品を見ながらチャットをすることも可能にするとのこと。Weinraub氏はこのページが女性にアピールをするよう構成したとしており、"ひとりで、かつ一緒に"いられるようにすることを意図しています。また、Weinraub氏自身もPornHubでの公開期間は週に1度、チャットに現れて視聴者とコミュニケーションします。

『Shakedown』はPornhubで3月いっぱい、無料で視聴が可能。その後は映画専門チャンネルのCriterion Channelで放送される予定。また夏にはiTunes Storeでリリースされることが決まっています。

ポルノ動画専門のPornhubがドキュメンタリー映画を配信する試みは不思議な感覚を視聴者に与えるかもしれません。しかし、PornhubのブランドディレクターAlex Klein氏は「アーティストが制作したコンテンツはヌードシーンを含むがためにYouTubeやVimeoに居場所を見つけられない場合があります」「この映画はPornhubが芸術を支援するという、より一般的かつ大きな取り組みの一部です」と述べました。そしてNetflixやAmazonプライム・ビデオに挑むのではなく、ニッチなところからポルノへの偏見を持たない視聴者を呼び込もうとしているようです。

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