新MacBook Air、iFixitがさっそく分解。キーボード変更による厚み増加は0.5mm分だけ

紹介文ではバタフライ式キーボードへのぼやきが炸裂

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月26日, 午後 12:30 in macbook
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新製品をすぐに分解することでおなじみの修理業者iFixitが、発売されたばかりの新MacBook Airを早速分解。レポートを公表しています。

今世代で特筆すべきポイントは、新たに採用されたシザー式のMagic Keyboardと、前モデルよりも修理しやすくなったいくつかの設計変更に置かれています。iFixitは新デバイスを完全に分解した上で、前モデルのバタフライ式キーボードから信頼性の高いMagic Keyboardに切り替えたことで、本体は厚くなっているものの、それはわずか0.5mmだけだと強調しています。それぐらいのトレードオフであれば、十分に割に合うというわけです。

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以下、iFixitがバタフライ式キーボードへのぼやきとMagic Keyboardを採用した素晴らしさを語るくだりの引用です。

何よりも、この0.5mmは、Macファンが反応しないバタフライキーボードを叩きつけながら費やした5年間の苦痛がまったく不要だったと物語っています。アップルの最も薄くて軽いノートブックがシザースイッチ式キーボードをこんなにも優雅に搭載していることを知ると、「何のためにこんなことをしていたんだろう」と考えてしまいます。

誰もが問題を修正したいという気持ちは分かりますが、アップルが問題のあるバタフライデザインへの再設計にこだわったことは、経済的にも、環境的にも、そしてMacの評判にも、これほどの高いコストをかけたことになりました。バタフライキーボードの設計と長期の採用につながったすべての要因を知ることはおそらくありませんが、このMagicキーボードは、有用か使いものにならないか、修理できるか修理できないかの違いは、ときには0.5mmの差であることを思い出させてくれます


その一方でiFixitは、トラックパッドとロジックボードを繋ぐケーブルが大きく改善されていることを指摘しています。この変更が、MacBook Airシリーズを扱う修理業者を悩ませてきたバッテリーの交換しにくさに関し「これまで以上に簡単」にすると述べています。

前年モデルはトラックパッドのケーブルがロジックボードの下に引っかかっていましたが、今ではいつでも自由に取り外せるようになり、バックカバーを外せばすぐにトラックパッドを取り除けます。また、バッテリーは同じケーブルの下にあるので、この新設計ではロジックボードはそのままにして、バッテリーの取り外しを大幅にスピードアップできます。一石二鳥ですね。

これはアップルによるハードウェアの変更が、既存のデザインの保守性の改善を明確に目的としたものであることを確認できる、幸せな(しかし、あまりにも稀な)機会の一つです。ときどき、アップルは(訳注:修理業者の言うことに)耳を貸すんです。

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その他の変更点としては、新プロセッサ用に大きくなったヒートシンクや、スピーカーを固定してガタつきを減らすネジの追加が指摘されています。
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iFixit恒例の修理しやすさスコアは、10点中4点。これは前モデルの3点よりも1ポイント高くなっています。

今回のレポートは、ほとんどが旧バタフライ式キーボードへの積年のストレスと、改良型シザー式キーボードの称賛に当てられている感もあります。それだけMacBookシリーズのバタフライ搭載モデルが頻繁に修理に持ち込まれていたのかもしれません。

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