「あつまれ どうぶつの森」私だけの島に1人移住させたらカオスな状態に

1つの島に脳みそが複数

花森リド
花森リド
2020年04月8日, 午後 06:30 in doubutunomori
0シェア

Engadget
任天堂の「あつまれ どうぶつの森」、やってますか? 私は発売からずっと夢中です。発売から2週間ほど経ってやっと周りを見る余裕がでてきたら、家族でNintendo Switchを共有して遊んでいる人がめちゃくちゃ楽しそうなことに気がつきました。

なんでかっていうと、彼らは「1つの島」にみんなで暮らしているからです。島には最大8人までプレーヤー暮らせます。家族みんながご近所さん。

もともと「1台のNintendo Switchに対して1つの島」という仕様は発表されていました。でも日頃Nintendo Switchを独り占めしている身としては「あ、そうなんだ?」くらいの感想で。遊びはじめてからも「"あつまれ どうぶつの森"なんて言うわりに集まってないよね~」とすら思っていました。なんのことはない、集まるところでは集まってた、ってわけです。

ドラマが多すぎる

1台を共有している人たちは、日々「ちょっと草を抜いといて」とか「木材おいとくよ」とかやってるわけです。「子どもが岩を全部壊しちゃった!」みたいなトラブルに苦笑したり、夫婦で仲良く果樹園を育てたり。子どもたちが寝静まった夜に、なじみのキャバクラ嬢をオンライン経由で島に呼んで二人で流れ星を数えるお父さまだっています。ドラマチックですね。

ということで、友人に頼み込んでうちの島に移住してもらいました。結論から言うと、めっちゃ迷惑だけど、めっちゃ面白い。

Engadget▲でも、あの平和な日々は戻ってこない...。

俺は農業でいく!」とフルーツを全部落とした

今回、あえて「どうぶつの森」に慣れていない人を誘いました。「お約束」を知らない人が遊ぶとどうなるんだろう? と興味があったからです。すでに私の島には総勢6名の住人がいたので、彼は移民第7号。私と同じく「移住プログラム」の説明をタヌキから受け、好きな場所にテントを建てることに。

まずここでトラブル発生です。移民7号は、私の家のど真ん前にテントを建ててしまったのです。あまりに近すぎる。無理。慌ててリセットをし「アナタは島の東部に行ってくれ」と追い払いました。

トラブルはまだ続きます。今度は島中のあらゆるフルーツを落としはじめました。「金が欲しい!俺は農業でいく!」というプレースタイルらしいです。

そりゃ「何をするのも自由!」というのがこのゲームのモットーです。異物闖入感がすごいですが、彼だってこの島の立派な住人。お客さんじゃないんです。

内心「こりゃ大変なことになったぞ」と思いましたが、釣りや虫捕りの術を説明し、作業台をプレゼントし、どうかフルーツの乱獲はしないでほしい、と頼みました。移民政策の大切さをほんのり感じました。

わずか1時間のプレイで島の治安が悪化

そうこうしているうちに島東部がみるみる雑然としてきました。以下おもな事象です。

  • 島の先住どうぶつ用に準備したテーブルを勝手に持って行ってしまった
  • オブジェを勝手に売却してしまった
  • 東のビーチに私物を広げまくる

Engadget▲島の旗もいつの間にか勝手に変えていました。いわく「祖国の旗」だそうです。謎の共産圏。

でも、この「この島は私のものだけじゃない」状態がとんでもなく面白い。1つの島に脳みそが複数あるだけで、意外性の嵐なんです。少しNintendo Switchを預けて遊んでもらうだけで島がガラッと変わります。

Engadget▲ときどき家具の配置が変わってる...。どうぶつよりも生々しい置き方してます。

それに知らなかった攻略法も教えてもらえるんです。例えば木を揺すって枝を落とすとき。私は遠慮がちに1~2回でやめますが、彼はやめません。デバッガーがバグ出しをするかのようにブンブン揺すりまくります。そしたら枝が追加で降ってくるんですよ。知らなかった!

そして「街のインフラ建設」でちょっと資金提供をしてくれたりすると、ほんと胸が熱くなる。社会における一体感...!

当初の「自由気ままな島の暮らし」をエンジョイするゲームから、自分の寛容さやマネージメント力が試されるゲームになってしまいましたが、それはそれで、自他の自由を噛みしめることができて楽しいです。


TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

関連キーワード: doubutunomori, game, nintendoswitch
0シェア

Sponsored Contents