空飛ぶバイクのKitty Hawk、原点のFlyerプロジェクト終了。eVTOL機「Heaviside」に集中へ

開発資源を集中

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年06月5日, 午前 09:00 in flyer
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Flyer Kitty Hawk

Google共同創業者ラリー・ペイジが出資し、誰でも乗れる電気フライングカーとしての発売を目指していたKitty Hawkの"Flyer"プロジェクトが終了しました。Kitty Hawkは、より大型の電気飛行機”Heaviside”プロジェクトの拡大を進めるとしています。

Kitty Hawkは、2017年にドローンの中央にバイクのように跨がって乗る水上型Flyerのプロトタイプを公開し、その年のうちに発売できると述べていました。

しかしその後も開発の継続を優先し、2018年にはむき出しだった機体フレームをすべてカウルで覆い、バイクのようだったコクピットをフォーミュラカーのようなバスタブ型にした、いかにも次世代の乗り物っぽいデザインに仕立て上げたバージョンを公開していました。

新バージョンのFlyerは2時間ほどの練習で誰でも自由に操作ができ、これまでに111台を生産したとされます。また2019年には通算の飛行回数が2万5000回を超えたとも伝えられました。2017年から2年間で2万5000回を単純計算すると、休みなしでも日に35回は飛んでいた計算になります。

しかし、現実にはFlyerは事業として持続可能なほどには成長しませんでした。

Kitty Hawkはレジャー向けの域を出なかったFlyerのプロジェクトを終了し、今後はより大型で都市間移動にも対応可能なeVTOL機の”Heaviside”プロジェクトにに集中するとしています。

Heavisideは1人乗りながら左右に伸びる翼に合計6基の電動プロペラを備え、上空を飛んだときの騒音は「ヘリコプターの100倍静粛」と謳っています。最高290km/hで約160km飛行可能とされ、離着陸スペースを確保できれば、非常に便利な交通手段になる可能性があります。

Kitty Hawkは2019年に2人乗りドローンタクシー”Cora”をボーイングとの合弁事業”Wisk”としてスピンアウトさせており、Flyerの終了によって開発リソースをHeavisideに集中させ、Lilium、Volocopter、Terrafugiaらと次世代の空の交通におけるポジションを確保しようとしています。

source:Kitty Hawk

 
 

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