6月16日、ファーウェイは7インチの新型ファブレット『HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro』(以下「T2 7.0 Pro」)を発表、7月8日より販売を開始しました。本製品は7インチLTPS液晶ディスプレーを採用し、タブレットの閲覧力と、スマートフォンの機動力を兼ね備えたモデル。カラーバリエーションはホワイト、ブルー、ゴールドの3色。ファブレットでブルー系ボディーが用意されているのは珍しいはずです。
 
本体サイズは105.8(W) x 187.4(H) x 8.2(D)mm、重量は約250g。大きさはシステム手帳のバイブルサイズ(リフィルが95×171mm)に非常に近いので、片手で持ったときに手にしっくりと馴染むサイズ感。背広の内ポケットなどにもすんなりと入ります。


 市場想定価格2万4980円と手を出しやすい価格ながら、側面指紋センサー、高解像度ディスプレー、高画質カメラを搭載するなど隙のないモデルに仕上げられている「T2 7.0 Pro」。もちろんBluetoothヘッドセットなどを使わず単体で音声通話も可能だから、本製品さえあればほかにタブレットやスマートフォンは必要ありません。今回の記事では、「T2 7.0 Pro」ならではの魅力や優位性、そして使い勝手などを中心にじっくりとレビューしていきます。

Gallery: [PR]MediaPad T2徹底レビュー:7型LTPS液晶&側面指紋センサーで最強、丁度いいから何でもしたくなる今どきファブレット | 22 Photos

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高精度な側面指紋センサーを搭載、センサーはタッチインターフェースとしても活用

タブレットの多くは指紋認証センサー自体搭載されていませんが「T2 7.0 Pro」は、右側面に指紋センサーを実装しています。ファーウェイはすでに多くの機種で指紋認証センサーを採用してきており、感度、認識率ともに申し分なし。まんべんなく指紋を登録していれば、指先の狭い面積を接触させただけでも認証するほどです。



なお、指紋の認識スピードはわずか0.8秒と高速。指がどのような角度で接触してもロック解除できるので使い勝手は非常にいいはずです。

電源ボタンと側面指紋センサーが一体化されていないため、側面指紋センサーを使用する際には電源ボタンを押す必要はありません。側面指紋センサーに触れるだけでロックは解除されます。つまり、側面指紋センサーはつねに待機していることになります。


たんに端末のロックを解除するだけでなく、タッチインターフェイスとしても活用できるのがファーウェイの側面指紋センサーの優位点です。

長押しで電話に出る、アラームを止める、同じくカメラアプリのビューファインダー画面で長押しすれば写真や動画を撮影、センサー部を上下スライドすれば通知パネルをの出し入れ、通知パネルを出した状態で2回タップすれば通知クリア……といったように、便利な機能が割り当てられています。

フルバンドをサポート! 3キャリアはもちろん、世界中多くの現地SIMが使える!!

携帯電話で使用されているバンド(周波数帯)を幅広くカバーしているのも、「T2 7.0 Pro」の大きなアドバンテージです。FDD-LTEはBand1/3/8/19/26/28、TDD-LTEはBand41、UMTSはBand1/6/8/19をサポートしているので、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのSIMカードはもちろんのこと、ドコモ系およびau系MVNO SIMカード……いわゆる格安SIMカードの多くで利用できます。

 もちろん、海外旅行時には現地で安価に入手できるプリペイドSIMカードも利用可能。さらに「T2 7.0 Pro」は4G/3G/2G対応のSIMカードスロットに加えて、2G専用のSIMカードスロットも備えたデュアルSIMカードスロット仕様です。

海外では料金の異なるSIMカードを入れたり、渡航先の国ごとのSIMカードを装着したり。また一方に音声SIM、もう一方にデータ通信SIMを入れるなど使い分けることで、デュアルSIMカードスロットを有効活用できるはずです。

▲4G/3G/2G対応のSIMカードスロット1、2G専用のSIMカードスロット2。SIMカードの対応サイズはナノSIMカード。SIMカードスロット2はマイクロSDカードスロットを兼用しており、マイクロSDカード挿入時はSIMカードを装着できません

画面解像度は7インチに最適なフルHD、環境に応じて色味や明るさを自動調整

「T2 7.0 Pro」に搭載されている7インチディスプレイは、反応速度の速いLTPS液晶型。解像度は1920 x 1200ドット、dpi換算で323dpiとなります。つまり、いわゆる“Retina”クラスのディスプレイを搭載していることに。視野角は180度で、コントラスト比も高いので、映画やミュージックビデオなどのコンテンツ鑑賞にも適したディスプレイと言えます。


 照度センサーにより環境光に応じて明るさを調整する機能は、いまや多くのスマートフォン、タブレットに搭載されています。「T2 7.0 Pro」はファーウェイ独自の「ClariVu」エンジンにより、明るさだけでなく色味も自動で最適化します。
 
通常の室内光では、自動色調整技術「Color Plus」で彩度を最大20%強化しあざやかな発色を実現。屋外では「Sun View」モードに切り替え、コントラストと輝度を自動調整することで文字や動画を見やすく調整します。

このほか、電子書籍や事務用アプリで文字を読むときには、ブルーライトを50%カットする「Eye careモード」に切り替わり、目の負担を格段に減らしてくれるはず。ユーザーがわざわざ設定を変更する必要がないのは嬉しいところです。

▲「Eye careモード」ではブルーライトを50%カット。長時間電子書籍や電子コミックを読むときなどに重宝するはず

コンデジ不要のカメラ画質、強力無比なビューティーモードは自撮り重視派に必須

リアカメラのイメージセンサーは1300万画素、フロントカメラは500万画素。風景写真にもセルフィーにも十分な解像度です。またレンズはリアカメラがf/2、フロントカメラがf/2.2と明るい光学系が採用されており、暗所での撮影も難なくこなせるはず。


撮影モードは、リアカメラにビューティー/写真/動画/コマ抜き(タイムラプス)/パノラマ/HDR/全フォーカス/ベストショット/ウォーターマーク/音声写真。フロントカメラにビューティー/写真/動画/コマ抜き(タイムラプス)/パノラマ/ウォーターマーク/音声写真/ミラーが用意されています。


撮影後に異なる場所にピントを合わせられる「全フォーカス」、現在地・天気・温度・日付けのウォーターマークを撮影画像に焼き込める「ウォーターマーク」も便利な機能。さらに、ファーウェイのカメラアプリと言えば「パーフェクトセルフィー」がとにかく楽しい!

スムージング/ホワイトニング/目を大きく/目を明るく/スリムフェイスの5項目を10段階で調整可能で、スマートフォン史上“最強に盛った”セルフィーが可能。一度使ったら手放せなくなるくらい強力な自撮り補正機能なので、利用にあたっては十分ご注意をw。

▲パーフェクトセルフィー。一度設定しておけば、以降自撮りする際には同じ設定が“自分だけに”反映されます

日常使いには必要にして十分なスペック!

基本スペックについても触れておきます。CPUはオクタコア(8コア)の『Snapdragon 615 (MSM8939)』を採用。Snapdragon 615 (MSM8939)は、1.5GHzのCortex-A53を4コア、1.2GHzのCortex-A53を4コア搭載。高負荷時以外は消費電力の少ない1.2GHzのCortex-A53を中心に駆動するので、低消費電力性能にも優れるCPUです。

バッテリーは大容量4360mAhを搭載しているので、一般的な用途であれば優に2日は利用可能です。



OSは『Android 5.1 Lollipop』を採用し、独自UIの『Emotion UI 3.1』を追加。メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GBで、最大128GBのmicroSDカードを装着できます。映画、電子書籍、電子コミック、音楽をmicroSDカードに保存すれば、移動中や旅先に持っていく荷物を劇的に減らせます。
 
WiFiは2.4GHz帯のIEEE802.11 b/g/n対応で、5GHz帯のIEEE802.11 a/n/acはサポートしていません。



 

スマートフォンとタブレットの2台持ちから解放される万能ファブレット!

必要にして充分過ぎるスペックの「T2 7.0 Pro」。スマートフォンやタブレットの一要素でしかない、処理速度だけを比べても本当に良い製品とは言えません。
 

側面指紋センサーによる高いセキュリティー性と向上した使い勝手、必要十分な解像度を備えた高画質デディスプレイ、デジカメ専用機に引けを取らないカメラ性能を高次元でパッケージング。その上で2万4980円と、手を出しやすいプライスでまとめ上げた「T2 7.0 Pro」は、非常にバランスが取れた端末と言えます。
 
スマートフォンとタブレット双方のいいとこ取りをした端末を探している人、もちろん初めてのスマートフォンやタブレットを購入検討している人にもぜひオススメしたい一台です。

室内でのコンテンツ鑑賞に特化した10インチモデルも発売

なお、ファーウェイからは10インチモデル「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」も発売されています。CPUにSnapdragon 615 (MSM8939)、メモリー(RAM)2GB、ストレージ(ROM)16GBを搭載し、ディスプレイ解像度が1920×1200ドットであることは共通。バッテリーは6660mAhに増量され、WiFiは2.4GHz帯のほかに5GHz帯のIEEE802.11 a/acもサポートしています。


 OSは『Android 5.1 Lollipop』を採用し、独自UIとして『Emotion UI 3.1』を実装。1画面の半分で動画を再生しながら、残り半分でチャットやブラウジングなども行えます。大容量6660mAhバッテリーを活かし、スマートフォンを充電する機能を、いざという時に便利な機能となっています。


 両サイドにはダブルスピーカーを搭載し、ファーウェイ独自のサラウンドシステム『SWS2.0』が利用できます。つねに携帯するファブレットとしては7インチモデルの「T2 7.0 Pro」をオススメですが、室内でコンテンツ鑑賞を中心に活用するなら10インチモデルのHUAWEI MediaPad T2 10.0 Proも魅力的な選択肢と言えます。

 

 
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