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動画:ソニーの『360° 立体ディスプレイ』プロトタイプ



日本科学未来館で開催中のデジタルコンテンツエキスポ2009 内 、国際3D Fair 2009 in Tokyoのフロアより。ソニーが『360°立体ディスプレイ』の試作品を公開しています。ハードウェアとしては直径13cm ・ 高さ27cmほどの円柱状で、見かけ上は手のひらサイズ程度の映像を表示します。下のギャラリーにある寄った写真で分かるように解像度は低く、一枚につき 96 x 128ピクセル。円周 360個の視点ごとに一枚の画像が用意されており、具体的にはご勘弁願いたいソニーテクノロジーによりそれぞれの視点ごとに絵を表示して3Dに見える仕組みです。光源にはLEDを使用。想定用途のひとつとしてデモされていた医療画像や立体フォトフレームにはもう少し解像度が欲しいところです。続きはぐるっと回ってみた動画を掲載。

ソニーが単眼で3D映像を撮影できる技術を発表、CEATECで参考展示


3D映像の普及に取り組むソニーが今度は単眼で3D映像を撮影できるカメラ技術を発表しました。開発済のハイフレームレート撮影技術と組み合わせることで、240コマ/秒の3D映像撮影が可能になります。

富士フイルム FinePix REAL 3D W1を例に挙げるまでもなく3D撮影にはレンズをふたつ用いるのが一般的です。しかし3D映像を撮影する場合、ズームやフォーカスなどで両レンズを精密に連動させなければいけないという課題がありました。ソニーの新技術ではひとつのレンズに入ってきた光を左眼用と右眼用に分離するため、高フレームレートでも自然な3D映像の撮影が可能。撮影された映像は偏光眼鏡で鑑賞できます。

さらに映像は左眼用と右眼用の視差がごくわずかになるため、偏光眼鏡なしの場合はふつうに2D映像として鑑賞できるのもポイント。この技術を搭載したカメラの試作品は今月6日から開催のCEATECで参考展示される予定。3D映像作品がたくさん展示されるのか期待したいところです。

PS3、来年のアップデートで「3Dモード」を実装 ・ 「すべての既存ゲーム」も立体視対応へ



IFAの記者会見ではストリンガーCEOみずからグループを挙げて家庭用 3D映像の提供に取り組むことを宣言したソニーが、プレイステーション3を使ったステレオ立体視ゲームのプレイアブルデモを披露しています。会場で展示されているのはすでにPSNでダウンロード販売されている反重力レースゲーム wipEout HD の 立体視バージョンなど。実際のプレイの様子は続きに掲載した動画で確認できます。(といっても立体視できるわけではありません)。

ソニーが来年から3D 対応BRAVIAで提供するのは フレームシーケンシャル方式の3D映像。視差の分ずれた画を交互に表示して、シャッターつきのメガネで左右それぞれの目に届けることによりステレオ立体視する方式 です。要は高速な表示に対応するディスプレイさえあれば(遅いとチラついたり左右の映像が混ざってしまう)、かつゲーム側が右目用と左目用に2倍のフレー ム数を出力すれば、原理的には現在のPS3でも3D立体視ゲームが楽しめることになります。PS3の3D立体視対応について、プレスリリースで触れられているのは以下の部分:
また、<ブラビア>に加え、"ブルーレイディスク"対応機器、パーソナルコンピューター"VAIO"、PlayStation®3などのハードウェアの 3D対応についても開発を進め、3D映画や3D立体視ゲームなど、豊富なコンテンツを家庭でお楽しみ頂けるよう、取り組んでいきます。
これについて、IFAのフロアではより踏み込んだ解説が聞けました。いわく「PS3は来年のソフトウェアアップデートで「3Dモード」の実装を予定しており、既存のタイトルを含むすべてのゲームで3Dに対応します」。

ソニー、2010年に家庭向け3Dテレビを投入、VAIO・PS3・BDプレーヤも3D対応へ

http://www.engadget.com/media/2009/09/sony-3d-wow-rm-eng.jpg

IFA 2009 のソニー プレスカンファレンスより。ストリンガー CEOは グループを挙げて3D映像体験の提供に取り組む方針とともに、2010年に家庭用の3D対応 BRAVIA を投入することを明らかにしました。ソニーは今年1月のCESでもPS3を使った立体視3Dゲームのデモを公開するなど従来より家庭用3D映像への取り組みを続けてきましたが、今回の発表では具体的に2010年の3D対応テレビ投入、および BD機器・プレイステーション3・VAIOなどの3D対応、3D映画やゲームなどの開発・製作によりハード・ソフトの両面で3Dを推進してゆく方針が確認されました。

3D対応のBRAVIAは、ディスプレイ方式としては従来とおなじ液晶を採用します。3D表示方式はフレームシーケンシャル表示 & アクティブシャッター式メガネ。つまり 240Hz (120Hz)で1フレームごとに左右の目に対応した映像を表示して、メガネの側では左右交互に液晶シャッターを閉じてふさわしいフレームの画だけを通すことで立体視する仕組みです。基本的な方式としてはPCの3Dゲーム用に販売されているNVIDIA 3D VISION + 120Hzディスプレイと同等。

ソニーはプロ向けの映像製作環境 や 映画館などの業務用機器でも3Dを手がけていることから、「3Dのソニー」がいよいよ家庭用にも3D体験を!とアピールする構えです。続きはソニーによる「3D エンターテインメント」のイメージ動画。

動画:YouTubeが3D動画に対応



YouTube画質という言葉もいまは昔。HD化が急速に進んだかと思えば、今度は3D動画に対応しました。これはGoogleの開発者であるYouTubePete氏が例の20%ルール時間で実装したもの。まだ実験段階という位置付けではありますが、左右に動画を並べたステレオ動画を撮影・作成し、yt3d:enable=trueというタグを埋め込むことで誰でも3D動画を投稿できます。表示については赤青メガネ型、ステレオグラム型(交差法・平行法)などから選択可能。

続きにはyuriythebest氏の3D動画を掲載。ちなみに撮影にはMinoru 3Dが使われています。あくまでひとつのファイルにふたつの動画を押し込めた形なので解像度は残念ながら低くなりますが、「ふたつの動画ファイルをアップロードできるようにはならないの?」という質問には「直近ではおそらくない」とYouTubePete氏は返答。ともあれ、Minoruくんの活躍の場が一気に拡大したことは間違いありません。3Dカメラは面白そうだけど専用フォトスタンドがないと存分に楽しめないの? と昨日思った方へアピールするためにも、富士フイルム開発者の皆様は今すぐ公式対応をご検討下さい。

[Via CNET, thanks William]

カーナビ地図が飛び出す3Dダッシュボード



ダッシュボードというと車用語ではなくソフトウェア用語と認識される昨今、ドイツのFraunhofer研究所が車用の三次元ダッシュボードを開発しています。上はEngadgetの捏造ではなく、同研究所が用意した正真正銘のイメージ画像。見てのとおりカーナビの周辺地図がダッシュボードに埋め込まれ、おまけに三次元モデルになって飛び出しています。幸い「みのるくん」のように赤青フィルムのメガネをかける必要はなく、内蔵された二つのカメラでドライバーの目の位置を検出し、立体表示を行う仕組み。表示できる情報としては一般的な速度計、燃料計はもちろん、渋滞情報や再生中の音楽などからもウィジェットのように好きに選べます。またありがたいことに、必要に応じて「ガソリンを入れて下さい」「タイヤ圧が落ちています」といった警告を前面に切り替えて表示する機能もあり。

地図が飛び出してきて運転に悪影響はないのか、あれこれ計器を消して法律的に問題ないのかなど、詳細はまだまだ謎。ただ三次元はともかく、ダッシュボードとカーナビに分散されていた情報を統合するものと考えればそれなりに納得できます。立体ダッシュボードは3月にハノーヴァで開催されるCeBITでプロトタイプが登場の予定。SDKさえ公開してくれれば、萌えウィジェットみたいな何かがダッシュボードに登場するかと思うと心踊るものがあります。ただ古典ジョーク「マイクロソフトが車を作ったら」を地で行くような、消しても消しても閉じないブラクラ・ウィジェットはやめて欲しいものです。

LGから3D UI採用&DivX対応のフラッグシップ携帯Arena KM900




LGから、同社製タッチスクリーン携帯では初めて3DライクなUIを採用するLG Arena (KM900)が正式に発表されました。事前のリーク情報から3D S-Class UIなる3D UIを搭載するのでは?と噂されていたとおりです。3Dといっても最近たまに見かけるようになった立体映像が再生可能な携帯ではありませんが、Mac OS XのFast User Switchのような(あるいは他社の3D UI携帯のような)キューブエフェクトを実装しています。

LG モバイルCEOのSkott Ahn博士いわく、「3D UIは他の携帯とは一線を画す、ダイレクトで直感的な操作感」を実現しているとのことですが、ほかの3Dインターフェース携帯とどう一線を画すのかはまだ不明。そのほか現時点で判明している仕様はDolby / DivXテクノロジー、HSDPA 7.2Mbps、WiFiおよびA-GPS搭載。 2月16日~19日にバルセロナで開催のMWC 09で実機が展示される予定。グローバル発表の段階なので国内キャリアから登場する・しないはまた別のお話です。

[Via UnwiredView]

科学技術館の3Dドームシアターで音楽と立体映像のライブ:一名様ご招待


(画像提供: VORC Records)

東京北の丸公園の一画にある科学技術館の4階に今年8月オープンした、立体映像投影式全天周ドームシアター「シンラドーム」を使った、音楽と映像のイベントが今月21日に VORC Records の主催で開催されます。すでに一般参加の通常ルートでの申し込みは締め切られていますが、VORC Records 様のご好意により、Engadget Japanese の読者一名様をご招待できることになりました。詳細は記事の最後をご覧ください。

※応募締切ました。※

「シンラドーム」は、通常営業時には主に宇宙をテーマにした科学番組を投影しており、視野のほとんどが立体映像でカバーされる、圧倒的なまでの没入感の中での科学体験が売りですが、今回は新しい試みとして、チップチューンな音楽に映像を組み合わせたライブを実施。立体映像を使ったVJというのはすでに例がありますが、全天周ドームという、視野のほとんどを覆う空間でのVJというのは非常に珍しいかと。17日のプレイベントで筆者も体験してきましたが、どこを見ても3D映像が追いかけてくる、逃げられない感溢れる映像体験でした。

詳しい報告と一名様ご招待の応募方法については続きをどうぞ。

机の上の凸凹をコースにできるレースゲーム、Microsoft Research より



実物体をゲームに取り込む、という流れでこちらもご紹介。今年3月の Microsoft Research TechFest で披露された、Andrew Wilson 開発の「Micromotocross」は、画像と一緒に距離も計測できるカメラを使って、机の上に置かれた物体の高さ情報をリアルタイムで認識し、それをコースとしてバギーカーを走らせることができます。Andy のページで提供されているデモビデオ(WMV) をご覧ください。

システムの構成は、白い机と、その上方に設置された液晶プロジェクタおよび 3DV Systems 社の「Z-Sense」という奥行計測が可能なカメラ、および XBOX 360 用ジョイパッド。このカメラは、ピクセル毎にカメラから写っている物体までの距離を計測することができるので、机の上に物を置くと、二次元の画像に加えておおまかな三次元形状まで認識できます。下の写真が、取り込まれた情報から生成された地形データ。この上で、バギーカーを走らせることができます。ゲーム画面はプロジェクタで机の上に投影されているので、置かれた障害物の上をバギーが走った場合はその障害物の上にバギーが投影されます(上写真参照)。地形データはリアルタイムに更新されるので、机の上に手を置いてその上にバギーをとめ、手を持ち上げてバギーを上空に運ぶといった操作も可能。

カメラの有効利用がこれからの家庭用ゲームのトレンドになるのだとするのならば、業界ではいち早くカメラ対応をはたした任天堂がどう出てくるのか、興味深いところです。



なお、このシステムについては、今年10月に開催された IEEE 主催のワークショップ「Tabletop 2007」で論文 (PDF) が発表されていますので、詳しい中身についてはそちらをご参照ください。

(Thank you, Andy)

南カリフォルニア大、360度どこからでも観られる立体視ディスプレイを開発



(写真は交差法用)

日立のポータブル立体映像ディスプレイに続いて、今度は南カリフォルニア大学の研究者達が、360度どこからでも立体視できるディスプレイを開発しました。このディスプレイは "holographic diffuser" と名付けられた特殊フィルムを貼った回転鏡と高速プロジェクタ、DVI の特殊なデコーダから構成されています。上の写真ではモノクロのワイヤーフレームモデルが表示されていますが、ポリゴンモデルや実写取り込みのソリッドモデルも表示でき、カラー表示も可能です。

ポイントはこの holographic diffuser。縦方向には乱反射するけど横方向にはほとんど乱反射が起きないという特性を持ちます。このお陰で、立体視はできるし、本体に対してアングルが高くても低くても像を見ることができるようになっています。その驚きのデモ映像は「続きを読む」の後。SIGGRAPH で発表された論文はこちら(PDF)。

[via 本家Engadget]

日立製作所、360度どこからでも立体視できるディスプレイを小型化

日立製作所が、360度どこから見ても立体映像が見えるディスプレイを開発しました。2004年に同社が発表した Transpost 同様、見る方向によって映像を変化させることが可能。つまり、後に回りこんで見れば後姿が見られるというもの。



Transpost は、筐体の中で鏡をもの凄い勢いで回転させて全方位立体視を実現していましたが、装置が大きくて重くなる上、稼働中は凄い音がするのが弱点でした。今回の手法では駆動部分を省くことで軽量化・静音化を実現しています。ただし、これまではどの方向からも映像を見ることができたのに対し、今回の手法では映像を見ることができる方向が限られることになります。

仕組は割と簡単なので、夏休みの自由工作にはちょうどいい題材かも。読者の皆様におかれましては、完成した際には是非ご一報ください。




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