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カーナビ地図が飛び出す3Dダッシュボード



ダッシュボードというと車用語ではなくソフトウェア用語と認識される昨今、ドイツのFraunhofer研究所が車用の三次元ダッシュボードを開発しています。上はEngadgetの捏造ではなく、同研究所が用意した正真正銘のイメージ画像。見てのとおりカーナビの周辺地図がダッシュボードに埋め込まれ、おまけに三次元モデルになって飛び出しています。幸い「みのるくん」のように赤青フィルムのメガネをかける必要はなく、内蔵された二つのカメラでドライバーの目の位置を検出し、立体表示を行う仕組み。表示できる情報としては一般的な速度計、燃料計はもちろん、渋滞情報や再生中の音楽などからもウィジェットのように好きに選べます。またありがたいことに、必要に応じて「ガソリンを入れて下さい」「タイヤ圧が落ちています」といった警告を前面に切り替えて表示する機能もあり。

地図が飛び出してきて運転に悪影響はないのか、あれこれ計器を消して法律的に問題ないのかなど、詳細はまだまだ謎。ただ三次元はともかく、ダッシュボードとカーナビに分散されていた情報を統合するものと考えればそれなりに納得できます。立体ダッシュボードは3月にハノーヴァで開催されるCeBITでプロトタイプが登場の予定。SDKさえ公開してくれれば、萌えウィジェットみたいな何かがダッシュボードに登場するかと思うと心踊るものがあります。ただ古典ジョーク「マイクロソフトが車を作ったら」を地で行くような、消しても消しても閉じないブラクラ・ウィジェットはやめて欲しいものです。

インタラクション2008: 上下左右どこからでも眺められる箱型立体ディスプレイ



3月3・4日に開催された「インタラクション2008」の様子をお届けしています。

情報通信研究機構(NICT) の Lopez-Gulliver Roberto さんらは、箱型立体ディスプレイを展示。箱の中に実際に物体が入っているかのような表示ができる立体ディスプレイです。単に立体視できるだけでなく、右側から観れば物体の右側面が、左側から観れば左側面がちゃんと見えるようになっています。写真では分かりづらいので、「続きを読む」以降のビデオをどうぞ。試作品は三面のみですが、将来的には六面に拡張することで、何なら下から覗きこむことも可能になります。

仕組は微小なレンズを液晶ディスプレイの表面にびっしりと配置することで様々な角度に光を発するというもの。日立製作所の「インテグラルビデオグラフィ」と同じですが、箱型にしたことで360度あちこちから見られるようになりました。似たような360度立体ディスプレイはこれまでにもいくつか紹介(その1,その2)いたしましたが、下から覗けるようになるのはこれが初めてかもしれません。




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