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富士フイルム、3Dカメラ・3Dフォトビュアー・3Dプリントを正式発表


10日ほど前に「まもなく登場」と書いた富士フイルムの3次元デジタルカメラが正式に発表されました。カメラの名前はFinePix REAL 3D W1。メガネ不要で3D写真を鑑賞できる視差バリア方式の専用ビュアーも同時に発売され、こちらの名前はFinePix REAL 3D V1。これらに3Dプリントサービスが加わり、FUJIFILM FinePix REAL 3D Systemなる統合システムとして提供されます。

まずカメラから。FinePix REAL 3D W1は1000万画素CCDをふたつ内蔵し、3倍ズームレンズを搭載するものです。静止画だけでなく、動画でも3D映像を撮影できます。動画はMotion JPEGベースの形式で、最大640x480・30fps。ステレオ音声付きで、ズーム中の撮影も可能です。カメラ背面には2D・3Dを切り替えて表示できる2.8インチ液晶を装備。ふたつのCCDは3D映像を撮影する以外にも広角と望遠の同時撮影、異なる感度や色調の同時撮影が可能です。内蔵メモリーは約42MB。対応メディアはSD / SDHCカード。バッテリー、メモリーカード込みの重さは約300gです。発売は8月8日。量販店だと6万円くらい。

つづいて3Dビュアー。FinePix REAL 3D V1は8型ディスプレイを備えたフォトビュアーです。ディスプレイには垂直方向にスリットが入っており左右の目に別々の画像が届くという仕組み。裸眼でも3D映像を見ることができます。切り替えにより2Dも表示可能。解像度は800x600ですが、3D表示時は400x600の2チャンネルになります。内蔵メモリーは512MB。SD / SDHCカードのほか、xD-ピクチャーカードにも対応。赤外線によるデータ受信も可能なほか、カメラW1とはUSB接続によるデータ転送もできます。そのほか20種類のスライドショー機能、72コマの画像を同時再生できるマイクロサムネイル機能など。重さは630g。こちらも発売は8月8日。量販店だと5万円くらい。

最後に3Dプリント。撮影した3D画像を、立体感を生み出すレンチキュラーシートを一体化した専用紙に印刷するというサービスです。プリントサイズは2LかKG。注文はネットプリントのほか、写真店でも受け付けるとのこと。価格など詳細は8月8日に発表される予定です。せっかくの統合システムですので、ただのプリントに留まらず名刺化、Tシャツ化、ビックリマンシール化など今後拡充して欲しいものです。

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富士フイルムの2眼3Dデジタルカメラ、600ドルでまもなく発売?



富士フイルムが開発中の3DデジタルカメラがTIME.comに取りあげられています。同社の3Dデジタルカメラは一般的なデジカメにレンズがふたつ搭載された形で、両眼の視差から奥行き情報をもった静止画・動画を撮影できるというもの。昨年9月に開発が発表されており、商品化が待たれる状態でした。記事によれば発売日は日本で今夏、米国・欧州では9月になるとのこと。また価格は$600ほどになるという情報もあり。レンズ同様、価格もちょうど今時のコンパクトデジタルカメラふたつ分ということになります。

撮影した3D映像はカメラ本体に搭載されたディスプレイのほか、専用のフォトフレームで見ることが可能です。また、レンチキュラーシートを一体化した3Dプリントのオンライン・サービスが提供される予定。逆に言えば、現状ではそれ以外の方法で3D映像を活用することができません。そうすると問題はフォトフレームやプリント・サービスが幾らになるのか。記事には「プリント・サービスが1枚500円以上になるようなら、売れないだろうことは分かっている」という同社ゼネラル・マネージャーのヒグチさんのコメントがあり、一つの指標になりそうです。新しい取り組みだけにコスト高になるのは当然かと思いますが、もっとお給料の少なそうな方のコメントも聞きたいところ。より安価な3Dデータ活用方法として、Minoruくんのように赤青メガネを複数枚同梱するのはいかがでしょうか。

なお活用方法として3D映像の撮影以外にも、ふたつのレンズを生かして望遠・広角の同時撮影や動画撮影中の静止画撮影、同時撮影データによるパノラマ合成などがメーカーから提案されています。TIMEの記事では「富士製デジカメのシェアは10年前30%もあったのに、今じゃ6.7%」という書かれ方をされていますが、技術的にも市場的にも今後どういう存在になっていくのか興味深いところです。

[Thanks, ED]

Read - TIME.comの記事
Read - 富士フイルムの開発発表(昨年9月)

Wii デジカメプリントチャンネル 提供開始 「Mii名刺」も作れます



任天堂のWiiに『Wii デジカメプリントチャンネル』の提供がはじまりました。SDカードに保存した写真をWiiから選択して富士フイルムのオンラインプリントサービスに送るもので、製造されたプリントは宅配便またはメール便で指定した住所に届きます。課金はクレジットカード。

Lサイズにプリントする通常のデジカメプリントに加えて、印画紙をリング製本したWii @ フォトブック 2種類(A4サイズのスタンダードタイプと152 x 152mmのスクエアタイプ、任天堂キャラクターを含むテンプレートやページごとの写真枚数などレイアウトを選択可能)、さらに似顔絵キャラクターのMii (または写真)を使ったオリジナル名刺 Wii @ 名刺の作成が可能です。

価格はLサイズプリントが30円 / 枚、Wiiフォトブックは表紙を含めて全21ページ(152 x 152mm)のスクエアタイプが一冊1575円、A4サイズ6ページのスタンダードタイプが2480円。Wii @ 名刺は91 x 55mmサイズ 30枚1セットで500円。このほか宅配便 525円またはメール便210円の送料がかかります。デジカメプリントチャンネルは無料でダウンロード提供中。

Read - Wiiフォトブック (富士フイルム)
Read - デジカメプリントチャンネル (任天堂)

EU、業務用テープの価格カルテルでソニーほか3社に罰金




欧州委員会の発表によると、業務用ビデオテープの価格カルテルをおこないEUの独占禁止法に違反したとして、ソニー・日立マクセル・富士フィルムの日本企業三社に総額7479万ユーロ (約 122億円)の制裁金を科したとのこと。内訳はソニーが4719万ユーロ、マクセルが1440万ユーロ、富士フイルムが1320万ユーロ。

欧州委員会の認定よると、上記3社は1999年から2002年にかけ定期的に会合を重ね、テレビ局などが使用する業務用ビデオテープの価格をつり上げていたとのこと。EU地域における上記3社の合計シェアは85&以上。

合計 約122億円なのにソニーだけが一社で4719万ユーロ (約72億円)も支払いを命じられているのはどうしたことかと思えば、3社のうちソニーだけがEU当局の捜査に対し書類をシュレッダーにかけて証拠隠滅を図る、社員は質問に答えないなど妨害工作をおこなったため3割増の科料を命ぜられたとのこと。逆にほか2社は捜査に対し協力的だっため富士が40%、マクセルが20%の減額を認められています。

ソニーの発表した「欧州委員会からのプロ用ビデオテープ販売における違反行為認定について」によれば:
ソニーは、グループをあげて法律・法令遵守の徹底を図っており、この度、欧州委員会より指摘されたように、欧州で少数の社員が関与したとされる行為があったことをまことに残念に考えております。

(...) ソニーは欧州の独占禁止法を含む全世界の競争法を遵守しております。今回の件に関しても欧州委員会の調査にソニーは十分協力してまいりました。ソニーが調査を妨害したとする欧州委員会の主張に関しては、当方に不適切で反省すべき点もあったと考えますが、欧州委員会の調査に実質的な影響を及ぼしていないと認識しております。(...)
欧州当局はマイクロソフトとの全面抗争をはじめ域内・域外企業の競争法・独占禁止法違反に厳しいことで知られていますが、 罰則の強化が盛り込まれた新指針の採択などその方針はますます強化されているようです。ソニーだけが捜査を妨害したと認定された点については、他の2社が協力していることを知り追従は潔くないと判断したlike.no.other精神の発露と受けとるべきではないでしょうか。




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