Asylum Joystiq Autoblog Luxist AOL メール ニュース ショッピング フォトギャラリー Winamp Truveo 動画
Engadget

INTERACTION posts

インタラクション2008: 遠隔二点間宴会支援デバイス「二人酒」



3月3・4日に開催された「インタラクション2008」のレポートもこれで最後。最後は電波漏れヘッドホン「Music Leak」を生み出した明治大学宮下研究室の寺田知矢さん開発「二人酒」をご紹介します。ネットワーク越しに二つのビールサーバが接続されていて、手前のビールサーバのレバーを下げると、接続されたもう一台のサーバから酒が注がれます。もちろん逆も可能。つまり、ネット越しに酒を酌み交すことができるという...ちなみにビデオチャットも併設されており、お互いの酔った顔を眺めながらチャットができるようになっています。なお、カメラだと赤くなった肌色の再現性が悪いため、飲んだ酒の量に応じて強制的に顔を赤くして表示する機能も搭載されています。(宮下さんのページにビデオ・論文あり)

なお当たり前ですが、自分で飲む分の酒は自分で用意する必要があります。


(余談ながら、このネットワーク時代の宴会を予見するような漫画が、かの赤塚不二夫の「ギャグゲリラ」で描かれていました。ただしチャットは電話、酒は手酌という実装でしたが、氏の先見性には驚かされます。)

インタラクション2008: 上下左右どこからでも眺められる箱型立体ディスプレイ



3月3・4日に開催された「インタラクション2008」の様子をお届けしています。

情報通信研究機構(NICT) の Lopez-Gulliver Roberto さんらは、箱型立体ディスプレイを展示。箱の中に実際に物体が入っているかのような表示ができる立体ディスプレイです。単に立体視できるだけでなく、右側から観れば物体の右側面が、左側から観れば左側面がちゃんと見えるようになっています。写真では分かりづらいので、「続きを読む」以降のビデオをどうぞ。試作品は三面のみですが、将来的には六面に拡張することで、何なら下から覗きこむことも可能になります。

仕組は微小なレンズを液晶ディスプレイの表面にびっしりと配置することで様々な角度に光を発するというもの。日立製作所の「インテグラルビデオグラフィ」と同じですが、箱型にしたことで360度あちこちから見られるようになりました。似たような360度立体ディスプレイはこれまでにもいくつか紹介(その1,その2)いたしましたが、下から覗けるようになるのはこれが初めてかもしれません。

インタラクション2008: ロボットと人とのつきあい方を探る



3月3・4日に開催された「インタラクション2008」の模様をお届けしています。

人とロボットとのかかわりあい方について考えている研究者の方々の発表も多くありました。上の写真は、慶應義塾大学の大澤博隆氏らの開発している、家電製品を後付けでロボットにしたもの。シュレッダーに目と腕と各種センサ類をとりつけるとあら不思議、喋って踊れるシュレッダーに早がわり。危険な場所に手を入れようとすると、目を三角にして、腕でその場所を指しながら(ただし届かない)、「そこは危ないから、触っちゃ駄目じゃないか!」と鏡音レンのような声で警告を発します(「続きを読む」以降に動画あり)。こんな感じで家電が自分で喋って操作方法を教えてくれれば、使い方が簡単にわかるようになりますよ、というシナリオ。

自分で紙を入れてくれたりゴミを捨てに行ってくれたりするようになる訳ではありませんが、家電の擬人化もこの程度に抑えておけば、何かの気の迷いか謎の宇宙線の働きでロボットが叛乱を起したとしても、パーツを外すだけで済むので安心かもしれません。何か危害があるとすればせいぜい、人間が危険な行動に出たときにも知らんぷりをする程度でしょうか。

「続き」ではゴミ箱ロボットをご紹介します。

インタラクション2008: (たぶん)リアルな串刺し感覚を与える体感デバイス



3月3・4日に開催された「インタラクション2008」の様子をお届けしています。

電気通信大学の梶本裕之准教授・NTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊淳司氏らがデモしていたのは、まるで串刺しにされたかのような感覚を味わえる「貫通感覚提示装置」。お腹に巻きつけたベルトに取り付けられた振動子を、腹側と背側とで時間差をつけて震えさせるとブスッと体の中を何かが通り抜けたかのような錯覚を生み出します。

お腹側には右・中央・左の三個所に振動子があるので、「右腹⇒背」や「左腹⇒背」の順で震わせれば、前からだけでなく右からも左からも刺されることができます。ちなみに「本当に刺された感覚に似てるんですか?」はFAQ。プロジェクトメンバーのどなたもまだ本当に刺されたことはないし、将来刺される予定もなしとのこと。

梶本氏らはこれまでにも、腹部をバッサリ切られたかのような感覚を提示する「/ed」であるとか、ジッパーを開閉している時の感覚を再現するための研究など、様々な「仮現運動」の研究を進めておられます。この「バッサリ」だの「ぶっすり」だのの研究が将来何に応用されるかについては、デモビデオ(MPEGファイル直リンク)をどうぞ。

Read - 「/ed」プロジェクトページ

インタラクション2008: 鏡の世界が現実に影響する「Heaven's Mirror」



インタラクション2008」のレポートを引き続けお届けしています。

東京工業大学佐藤誠研究室の「Heaven's Mirror」は、「鏡の錯覚に着目した」一種のアート作品。上の写真の鏡を手前に倒れるように傾けると、鏡に写った世界は見かけ上斜めに傾いて見えますが、仮にその傾きが本当であれば、台の上に載ったペンは手前に転がってくる筈です。その、鏡の中に働く筈の力を、本当に実現してしまうというのがこの作品。

実際の動きは「続きを読む」にある動画を参照していただくと分かりますが、鏡の傾きにあわせてペンが動きます。ペンには鉄心が埋め込まれており、台の下にある磁石が動くことでペンが転がるという仕掛け。当日デモされたのはこれだけですが、他にも「オルゴールを鏡に写してその数を増やすと、音がその分増えて鳴る」などの作品も提案されています。残念ながら増えるのは音だけで、写ったものそのものが本当に増えくれるという訳にはいきません。(先行技術「フエルミラー」)

インタラクション2008: 両面からタッチできる透明ディスプレイ



今月3・4日に東京の学術総合センターで開催された、情報処理学会が主催するインタラクション技術に関するシンポジウム「インタラクション2008」のレポートをお届けします。

上の写真は東京大学苗村研究室の「両面タッチ入力可能な透明インタラクティブディスプレイ」。デンソーの透明無機ELディスプレイを、二枚の透明抵抗膜タッチパネルでサンドイッチしたもので、両方の側のタッチを認識することができます。デモでは○×ゲームを二人で交互にタッチして遊べるようになっていました。

ディスプレイを挟んで二人で同じ画面を眺めながら操作できるところが新しいのですが、表示されている画像は反対側から見れば当然裏返っているため、文字の類を読むのは困難。実用には課題が残る一方、面白い提案としては、以前お伝えした、MERLの「両面タッチパネル」をこの仕組みで実現する、というものもありました。MERL のものは、ディスプレイの裏側にまわった自分の指先を表示するために無理矢理な手段を採用していましたが、こちらの透明ディスプレイを使えばとても自然に自分の指先を見ることができます。




    Resources


    Shopping

    AOL News

    Other Weblogs Inc. Network blogs you might be interested in: