OLPC XOに1.5代目モデル、VIA VX855でHD動画対応
OLPCが全世界のお子様に一人一台持たせたい気持ちのノート XOに「ジェネレーション1.5」モデルが登場します。枯れた部品 × 創意工夫 × 大量生産で(いずれは) 一台100ドル以下のポータブルコンピュータを作り、初等教育向けに1から考え直したインターフェースとコンテンツを載せて各国政府相手に千万台単位で販売、という気宇壮大な構想を掲げたOLPCプロジェクトは紆余曲折あった末に初代 XOを1台200ドルほどでほそぼそと商っていますが、今回発表されたXO Generation 1.5は現行のインダストリアルデザインのまま、内部構成をAMD GeodeベースからVIAベースに更新してリフレッシュを図ったもの。
OLPC Tech teamによると、XO Gen 1.5はクロック 400MHzで1.5W~1GHzで5W消費のVIA C7-Mプロセッサを搭載。またVIAが発表したばかりのVX855チップセットを採用します。ノース / サウスを統合したVX855はメモリコントローラや各種I/Oのほか、DirectX 9をサポートするChrome 9グラフィックを載せたシングルチップ・チップセット。VIAの呼び方では「メディアシステムプロセッサ」(MSP)。
H.264やMPEG-2/4、VC-1、WMV9など各種動画コーデックのハードウェアアクセラレーションに対応しており、チップセットとしては低消費電力かつフルHD動画再生の実現を謳っています。そのほかXO 1.5の仕様はメインメモリが標準1GB DDR2、ストレージは内蔵4GBまたは8GB SSD、初代とおなじまたは改良が進んだPixelQi ディスプレイなど。初代とおなじレベルの低消費電力を維持しつつ、パワフルかつ安価を狙ったリフレッシュです。
XO 1.5は5月末にも開発基板として、10月にもプロトタイプが登場する見込み。なお、デュアルタッチスクリーンになるXO 2.0プロジェクトとはまた別物です。VX855を載せても3Dゲームができるとはかぎりませんが、ネット上のHD動画が再生できるようになったルワンダの子供たちの笑顔が目に浮かびます。





































