Asylum Joystiq Autoblog Luxist AOL メール ニュース ショッピング フォトギャラリー Winamp Truveo 動画
Engadget

amazon posts

Amazon、簡単開封パッケージを国内でも導入。過剰包装へ宣戦布告




Amazonが 昨年から取り組んできた簡単パッケージ化プロジェクトを日本でも開始します。Amazon フラストレーション・フリー・パッケージ (FFP)は、おおげさな製品パッケージを段ボールなどリサイクル可能素材の簡易包装に置き換えることで、開封時のストレスとゴミを減らそうという試み。国内ではすでにトランセンドやサンワサプライ、タカラトミーほか各社が協力しており、Amazonの自社製品であるAmazon ベーシックや Kindleを含め47商品がFFPで提供されています。

たしかに店頭での陳列のためにやたらと大きかったり、盗難防止のため頑丈で道具を使わないと開けられないようなパッケージは通販の場合まったく意味がありません。外装パッケージのデザインも含めて魅力であるような嗜好品はともかく、開けて使うことが前提の製品のメーカーはぜひ参加して顧客重視の姿勢を見せていただきたいところです。

Kindle for PC まもなく登場


Kindle for iPhoneを見ても分かるとおり、アマゾンにとってKindleは電子ブックリーダーデバイスに留まらず、電子ブックプラットフォーム全般を指す語です。彼らが目指すのはナンバー1の電子ブック端末メーカーではなく、ナンバー1の電子ブックプラットフォーム。そう考えれば同社からPC用の電子ブックリーダーが登場するのもごく自然な流れではないでしょうか。Kindle for PCはKindle端末と同様に36万冊以上の電子ブックを購入・閲覧できるソフトウェア。既存のiPhoneアプリと同じく「ここまで読んだ」を同期してデバイスを越えて読書を続けることができ、Kindle端末とライブラリやメモ書き込みを共有することもできます。対象OSはWindows XP SP2以降 / Vista / 7。登場は「まもなく」。詳細が明らかになり次第お伝えします。

[Via CNET]

Amazonの電子ブックリーダーKindle、日本へ出荷開始&値下げ



Amazon Kindleの「米国&国際ワイヤレス版」が日本を含む世界へ出荷開始となりました。2週間ほど前に国際展開が発表された際は「米国ワイヤレス版」が259ドル、「米国&国際ワイヤレス版」が20ドル高い279ドルに設定されていましたが、アマゾンいわく「大好評に応えて」2モデルを統合、国際版を259ドルで販売することに決定したとのこと。279ドルの時点で注文していた場合もなにもせずに値下げ後の価格が適用されます。

判断の理由が実際にstrong customer demand (だけ)なのか、米国最大のリアル書籍チェーン Barnes & Nobleがカラータッチ液晶と電子インクのハイブリッド電子ブックリーダー Nookを259ドルで投入してきた影響なのかはよく分かりません。

「米国&国際ワイヤレス版」キンドルは日本でも無料で3G WWAN通信が使えますが、アクセス先はKindleストアと一部のウェブサイトに限られています。またそもそも日本語が表示できず、Amazon.comから米ドル建てで英語版の本を買う前提なのはすでにお伝えしたとおり。そもそもモノクロ16階調の読書専用デバイスにどんな存在意義があるのか?(例:無線を切っておけば充電せずに一日中どころか週単位で使えるから) などはタグ Kindleを参照。現行 Kindle (2代目)の6インチより大きい9.7インチ 1200 x 824のKindle DXにも国際版の登場が予定されています。

アマゾン、大型のKindle DXも米国外で販売へ



アマゾンの電子ブックリーダー Kindleはつい先週から日本を含む100か国以上で購入可能になったばかりですが、続いて大型のKindle DXにも同様のインターナショナル版が投入されることが明らかになりました。米アマゾンのDrew Herdener氏がコメントしたもので、発売は「来年のいつか」。米国版で489ドルという価格が国際版でどうなるかはについてはコメントがないものの、Kindleにならうならば $20ばかり高くなるはず。今のところは価格を含め詳細不明です。インターナショナル版(=米国以外でも通信が可能な英語版)の位置付けについてはKindleインターナショナル版の記事を参照。

おさらいをしておくと、Kindle DXは9.7型の大型電子ペーパーディスプレイを採用した電子ブックリーダー製品。解像度は1200 x 824。ストレージが4GBに拡大し、重さは約525g。そのほかは通信機能を含めて6インチのKindle とほぼ共通。基本的には大きくなっただけですが、縦持ちと横持ちを自動で切り換えることができます。詳しくは発表時の記事実機ギャラリーとビデオ米大学が導入してみた顛末をどうぞ。

アマゾンの電子ブックリーダーKindle、日本を含む100か国以上で購入可能に



米国限定製品だった Amazon Kindleが日本を含む100か国以上から買えるようになりました。キンドルは6インチe-inkディスプレイを備え、3G無線内蔵でどこからでも書籍の購入・新聞雑誌の購読が可能な電子ブックリーダー。いずれイギリスなどから国際展開がはじまるのでは、との予測はありましたが、突如として100か国以上で購入できるようになったのは意外です。

ただし「もし、お客様が英語の本を読まれるお一人なら」と書かれているように、現在は英語版 (国際版)のKindleを日本にも送ってくれるようになっただけ。国内の出版社や新聞社と大々的に提携したり、Amazon.co.jp の Kindleストアをオープンする本格的な日本上陸ではありません。

製品としては米国外でも3G無線が使える「US & International Wireless」バージョンが米国版とは別に用意され、価格は20ドル高い 279.00ドルとなっています。無線以外の機能は従来の6インチ版Kindleとおなじ。直射日光下でも読みやすい (けれど暗いと読めない) e-inkディスプレイ、PCやスマートフォントより桁違いに長い駆動時間(無線を使わなければ2週間)、6インチ画面で厚さ約 9mm、内蔵ストレージ 1.4GBといった点は変わりません。

米国版はいちど購入すれば基本的に無料でデータ通信が可能だったのに対して、インターナショナル版では 1冊 1.99ドルが課金されます 国により無線サービスの内容が異なります(追記参照)。.co.jpではなく.comに登録する必要はあるものの、国内でもデータ通信プランへの加入なしに無料で書籍のダウンロードができます。サービスエリアはこちらを参照。自前ドキュメントの3G転送は0.99ドル / MBの有料ですが、USB転送は3G圏外・圏内にかかわらず無料で可能です。

追記:AmazonのKindleページで米国外でのワイヤレス利用についての詳細が更新されました。アイテムごと1.99ドルが課金されるのは米国のユーザーが国外でローミング利用する場合。

Read - Amazon.comのKindleページ
Read - 「仕様上の注意」日本語版pdf

Kindleのリモート書籍削除はもうやらない(※ただし4種の例外あり)


Kindleで購入した書籍を米アマゾンがユーザーに無断でリモート削除した事件は、高校生から訴えられるなど反発と議論を呼び、アマゾンが全面謝罪とデータ復旧を行うという結末になりました。件の裁判も同社が15万ドルを支払うことで和解。担当弁護士は事前に表明していたとおり賠償金の一部を慈善団体に寄付するとのことです。めでたしめでたし。

さて、それでは今後同じようなことがあった場合はどうするのか。同社CEOのJeff Bezos氏による謝罪文では「このつらい失敗で得た傷から、より正しい決定が行えるよう学ぶつもりである」とありましたが、裁判の和解文ではより具体的に今後の方針が書かれています。いわく「米国内で端末から購入され、利用されているコンテンツについて、アマゾンはリモートから削除も変更も行わない」。なるほど、簡潔です。ただしまだ終わりではありません。続きには「ただし、以下の場合をのぞく」と4種の例外が記されています。
  • ユーザが削除や変更に同意したとき
  • ユーザが払い戻しを請求したり、支払いができなかったとき(クレジットカード会社が支払いを拒否したときなど)
  • 裁判所、あるいは監督機関が削除や変更を要求したとき
  • 利用者、端末、端末が利用するネットワークを守るために削除や変更が合理的に求められるとき(端末内に悪意のあるコードがダウンロードされたときなど)
そもそも問題のリモート削除事件は、ある出版社の手ちがいから著作権侵害となる書籍がKindle上で購入できることを、別の出版社が発見して裁判を起こしたことから始まりました。アマゾンのリモート削除はいわば過剰反応でしたが、今後もし同じようなことがあれば裁判所の命令を待ってから削除するという形になります。例えばある種の本の所持が違法になったり、一部の表現が問題と見なされたとき、Kindleであれば一斉に回収したり変更したりできるわけでとっても合理的です。これが「所有」の未来形なのでしょうか。

米大学が講義にKindleを導入してみるも、不満集中


米国プリンストン大学では今年5月からアマゾンの協力のもと、同社の電子ブックリーダー Kindle をみっつの講義に導入しています。配布されたのは大型のKindle DXで、計50台。大規模実験というわけではありませんが、書籍の未来・研究の未来を考える重要な機会です。しかし試用してすぐに分かったのは、Kindleはまだ不十分だということでした。

「ラッダイトみたいなことを言うのは嫌だけど、Kindleは学術用ツールとしてはひどい出来だ」と語るのは学生のAaron Horvathさん。しおりを挟む、マーカーで線を入れる、付箋を貼る、文字を書き込むといった本とのインタラクションがなくなってしまったため、勉強のやり方がまったく変わってしまったと嘆いています。Kindleにもメモ機能は搭載されているはずですが、Horvathさんいわくあまりに操作に時間がかかるため思考についてこれないとのこと。今後の機能拡充で対応できるのかも怪しいほどバッサリと切り捨てています。

不満の声は教師陣からも上がっています。Horvathさんのクラスを担当するStan Katz教授は、Kinldeにはページ番号がないという問題を指摘。電子ブックのうちどの位置を表示しているのかというのは分かるのですが、紙の本でいうと何ページなのかが分からないため、例えば参考資料に本の何ページを参照とあってもどこなのか分からないという事態を招いています。

もっともKindleの利用は任意であるにも関わらず、Katz教授のクラスではKindleを使わないという学生はいなかったとのこと。別の学生は「Kindleには大量の本を手元に置けるという利点はある」と認めつつ「ある種の人達にとって、電子ブックが本の機能と感触を置きかえることは決してできない」とコメント。書を捨ててしまった学校がどうなるのかまた気がかりになってきました。

ちなみに米アマゾン創設者・CEOのジェフ・ベゾス氏は同大学の卒業生。これらのコメントは地元新聞記事ではなく、大学の公式ブログ記事に掲載されたものです。さすが大統領からノーベル賞学者、スーパーマンまで排出してきた名門大学だけあって卒業生にもまったく容赦ありません。

[Thanks, Tom]

アマゾン、自社ブランドのアクセサリ AmazonBasics を販売開始


もはや取り扱わないものはない勢いのアマゾンが、今度は自社ブランド製品の販売を開始します。ブランド名はAmazonBasics。プレスリリースいわく「今のところ」ラインアップされているのはCD / DVDのブランクディスク、HDMI / USB / Ethernet / IEEE1394 / RCAコンポーネントの各種ケーブル、HDMI - DVIアダプタなどのAVアクセサリ類。各製品は1年保証付き。製品パッケージと梱包が一体化して簡単に開けられるFrustration-Free Packaging仕様です。

AmazonBasicsはまず米国Amazon.comで、数ヶ月以内には各国版ストアでも販売される予定です。アマゾンで稼いできた周辺機器メーカーは突然の裏切りに困惑しているのではないでしょうか。次はアマゾン製タイツやアマゾン製フリース、それからアマゾン製シューズかもしれません。

Read - オンラインストア(Amazon.com)
Read - プレスリリース

Kindleの書籍データ削除問題、アマゾンが全面謝罪、復元を約束



Kindle用に販売されていたジョージ・オーウェルの「1984年」や「動物農場」で著作権侵害のおそれがあり、アマゾンが勝手に購入者の本をリモート削除した問題で、アマゾン側が新しい解決策を提示しています。これまでも同社は謝罪や購入代金の返還を行ってきましたが、今回は購入した書籍データを復元する、あるいは書籍データを消すかわりに$30分のクーポンか小切手を支払う、というより歩み寄りを見せた対応になっています。

書籍に書き残したメモまで消えたと裁判沙汰にまでなった本問題ですが、今回データ復元を選択した場合はちゃんとそうしたメモまで戻ってくるとのこと。サーバー側バックアップの利点とリスクといったところです。そもそもなぜ「1984年」が著作権侵害になるのかという背景については過去記事を参照。ある出版社のバージョンが問題になっただけで、他出版社の「1984年」は今も販売中です。オーウェルの本が一切Kindleで読めないというわけではありません。

解決策の案内原文は続きに掲載。案内の冒頭で「我々の解決策は愚かで軽率で、我々の原則をひどく踏み外したものだった」と謝罪しているのは他でもないアマゾンCEOのJeff Bezosです。電子出版の盛り上がりを考えると今後もこうしたミスが起こる可能性はあり、この$30というのは「個人情報流出=500円」と同じようなスタンダードになるかもしれません。

[Thanks, Paul]

アマゾン、Google ブックス 和解案を痛烈に批判



Googleブックスをめぐる法廷論争について、すなわち著作者団体に訴えられ、和解し、裁判所による和解案の承認が得られるか、というところでInternet Archiveやマイクロソフト、ヤフーなどが和解に反対する団体Open Book Alliance(OBA)を設立......という話は先日お伝えしました。そのOBAに参加するアマゾンが、裁判所への意見書の中でGoogleを痛烈に批判しています。

具体的には「和解案は承認すべきではない」ではじまり、「和解案はGoogleに有利であり、作家や出版社にとって不利な内容である」「和解により、居場所の分からない、あるいは集団訴訟に関われない著作権保有者の何百万といった作品をスキャンして利用できる独占権利をGoogleは得ることになり、これは非競争的で反トラスト法に反する」「和解案は合法的に定められる範囲を超えている」など。日本でも各団体が賛成したり反対したりというニュースが続いていますが、一部著作権者との和解案なのにその効力が強すぎるというのはこれまでも反対派が繰り返している主張です。

もっとも、最近は靴や鞄も売るとはいえ、アマゾンといえば書店業。近頃はKindleで電子書籍の拡大を狙っているのも周知の事実です。USA Todayの記事では、和解案に賛成した米国作家団体 The Authors Guild のPaul Aiken氏が「アマゾンはGoogleが自社の計画を台無しにするのを恐れているだけ」と一蹴。またGoogle広報のGabriel Stricker氏は「この和解は電子書籍分野にさらなる競争を呼び込むものであり、競合他社が強く反対するのも理解できます」とコメントしています。同様の声明は今後マイクロソフトやヤフーから提出される可能性がありますので、どちらの味方でもないという方も「国民国家を愚弄する存在」級の名言が誕生するのを期待しましょう。

Read - USA Todayの記事
Read - CNETの記事
Read - Amazonの資料(PDF)

Xbox 360 エリート 250GB HDD & Forza 3 同梱版、ドイツAmazonに登場




はてさて。公式発表の20日ほど前に薄型 プレイステーション3をフライング掲載していた ドイツ Amazon.deが、また存在しないゲーム機の製品ページを登場させています。今回見つかったのはマイクロソフト Xbox 360 エリートのHDD容量が 250GBになり(現行品は120GB)、未発売の大作レーシングゲーム Forza Motorsport 3および無線コントローラ 2個が同梱されるパッケージ。

Xbox 360は 通常版 (60GB)を在庫かぎりで250ドルへ、付属品を削った白箱版エリート (120GB)を100ドル安の300ドルに改定する方針がまず米国から発表されたばかり。しかしAmazon.deにあらわれたこのForza同梱 SKUは 現在のところ 279ユーロ、つまり値下げ後エリートより30ユーロほど高くなっています。

またゲーム Forza 3の発売日は10月に決定しているため、今から極端な繰り上げ発売でもしないかぎりこのSKUもおそらくは年末商戦向け。商戦期のソフトウェアバンドルは地域によっても異なることが多く価格もまだ確定ではないものの、エリートのHDDが250GBになる予兆と前向きに解釈することはできそうです。

アマゾン、MS、ヤフーがGoogleブック検索に反対する団体を発足へ


Googleが膨大な数の書籍をデジタル化しようとしていることは周知の事実です。書籍の中身まで検索できるGoogleブック検索は著作者団体から著作権侵害と訴えられ裁判になるも昨年和解。この和解がベルヌ条約のため日本の書籍にまで効力を及ぼすなどという余波もありましたが、ここまでは電子出版業への進出も噂されるGoogleの思い通りに進んでおり、あとは和解が裁判所に承認されるのを待つばかりという状況です。

しかしこうした動きに反対すべく、Open Book Alliance(OBA)なる団体が新しく発足しようとしています。中心となるのは非営利団体Internet Archive。ご存知、若気の至り掘り起こしサービス Wayback Machine を運営している団体ですが、ほかにも50万冊以上の本をデジタル化して無償で公開しています。OBAにはマイクロソフト、ヤフーという巨大企業の参加も確定。アマゾンも参加の見込みと、さながらGoogle包囲網の様相になっています。

公明正大で知られるGoogleですのでブック検索八分などは当然起きえないはずですが、いったいなにを問題視しているのでしょうか。BBCの取材からコメントを拾いあげてみると、Internet Archive創始者 Brewster Kahle氏は「Googleは図書館システムを独占しようとしています」とし、開かれた書籍の利用方法、図書館への公的支援、本の所有について、再販やリパッケージなど、これまでに築いてきたいわば書籍なるものがGoogleのやり方では失なわれると警告しています。同じくInternet ArchiveディレクターのPeter Brantley氏いわく「もしGoogleのやりかたが承認されたら、彼らは法で認められた独占の下、20世紀の書籍の包括的なコレクションを好きに利用できるようになるでしょう」。

プライバシーに関する懸念も少なくありません。米国図書館協会のCorey Williams氏いわく「Googleがやろうとしていることの本質は良いと思うのですが、そのために提案された方法ではGoogleとその仲間を信じろとしすぎています」「Googleが提案した内容にはプライバシーのことや、集めたデータをどう利用するつもりなのか記述がありません」。

和解に関するコメントは9月4日まで受け付けられ、10月はじめには裁判所の判断が下される予定。こうした反発の大半はバカバカしく、無意味と見なされるのか注目したいところです。

米国の高校生、Kindleに宿題を消されたとAmazonを訴える


Amazon Kindleのことはなんでも知っているという方ならご存知だと思いますが、今月中旬にKindleがちょっと騒動を引き起こしました。Amazonがユーザの持つKindleから書籍データを削除したのです。削除したぶんの代金は返還されましたが、「俺の本が勝手に消された!」という声は消えず。削除された書籍がよりによって全体主義をテーマにしたジョージ・オーウェルの「1984年」や「動物農場」だったというのは笑うしかありません。自由とは屈従なのです。

原因となったのは各国での著作権制度の違い。カナダやオーストラリアで著作権の切れた書籍をパブリックドメインとして販売したところ、米国では著作権が残っていることが発覚。著作権侵害とならぬようAmazonがリモートから削除を行ったというわけです。

さて、米国でこのような騒ぎが起きたらどうなるでしょうか。よろしい、裁判です。訴えたのは17歳の男子高校生、Justin D. Gawronskiくん。Amazonには勝手に人のKindleのデータを消す権利はないというのがその主張です。彼自身、夏休みの宿題のために1984年を買ったのに消されてしまいました。紙で買い直せよという突っ込みもあるかと思いますが、Kindle自慢のメモ機能で書き残したデータまで一緒に失なったというのは確かに悲しむべきところかもしれません。

ちなみに、Gawronskiくんを弁護するKamberEdelson法律事務所はこの訴訟で得たお金はすべて募金に回すとのこと。Amazonが早々に解決策を提示するのではないかという見込みもある模様です。Kindleを支配するものはデータまで支配するのか。なかなか面白い訴訟になりそうです。

自作の木製ブックリーダー、Amazon Kindling


KindleといえばAmazonの電子ブックリーダーとして認識される昨今ですが、もともとは「燃えあがる」あるいは「燃え上がらせる」という意味の自動詞 / 他動詞です。だからといって取り分が新聞業界で火種となったり、音声読み取り機能がオーディオブック業界を炎上させたりという状況はKindleにとって本意ではないはず。そこで名前にちなみ、ちゃんと燃えるものとして作り直されたのがAmazon Kindlingです。いわく電力不要でワイヤレス(確かに)。読み終わったあとは薪にすることもできます。作者のRobさんは、石鹸をカメラ風に加工したものや、印刷した時間の変わらない時計など、変なものを作ってはeBayで売りさばいている人。欲しいという方はRead先を辿って連絡をとるか、適当な木材とレーザーカッターをご用意下さい。

Kindleの新聞購読機能、Amazonの取り分は70%



Amazonの電子ブックリーダーKindleといえば、先日も大型モデルのKindle DXが発表されたばかり。同シリーズの目玉機能である新聞の自動購読を大画面で楽しんでみたいという声は国内でも少なくないかと思いますが、一方の新聞業界にとっては救世主というわけではないようです。

新聞の将来を検討する米国の上院小委員会でDallas Morning News CEO、James Moroney氏が語ったところによると、新聞購読機能で得た収益のうち、Amazonの取り分は70%。また同機能で配信したコンテンツは、Amazonが他のポータブルデバイスにも再配信する権利を持つという契約になるとのこと。ということで契約の話はさておいて、将来iPhone版Kindleアプリに新聞購読機能が追加される可能性が出てきました。

契約の話に戻ると、自分たちのコンテンツなのに取り分が30%で再配信の権利まで持って行くとはどういうことか、そんなビジネスモデルで新聞社がうまくいくのか? と同氏はおかんむり。すべての新聞社と同様の契約なのかは不明ですし、そもそも利益ではなく収益の70%と言っているので、Amazonが負担するインフラや通信料を考えればそんなに変な話でもない気がしますが、一部の新聞社にとっては納得いかないようです。日本の新聞社が「オーケー、取り分は30%でいいし権利も差し出すよ」と言う可能性を考えると、国内版登場の期待は萎むばかり。もしかすると日本のどこかで「あらたにす専用電子リーダー」のような企画が進行中なのかもしれません。




Resources


Shopping

AOL News

Other Weblogs Inc. Network blogs you might be interested in: