MIT、リチウムイオン電池の大幅な高速充電技術を開発

MIT の研究者が、携帯やノートPCなどあらゆるデバイスに使われているリチウムイオン充電池の劇的な高速充電につながる技術を開発しました。Materials Science and Engineering の Gerbrand Ceder教授チームによるこの技術はリチウムイオン二次電池の材料の表面構造を改良するもので、実験では従来6分間かかっていた充電時間を10-20秒間に短縮できています。画像中のワカメにしか見えないものがわれわれのライフスタイルを変えかねない新材料。
リチウムイオン二次電池は高エネルギー密度から小型・軽量なバッテリーを作れるものの、充電・放電に時間がかかるという問題点があります。従来、この原因は材料中を移動するリチウムイオンの遅さにあると考えられていました。しかしMITの発表によれば、Ceder氏は約5年前におこなったシミュレーションにて、材料にリン酸鉄系リチウム(lithium iron phosphate)を使えばきわめて高速にリチウムイオンが移動することを発見し、材料以外の別の問題があるのではないかと考えました。
さらにシミュレーションを進めた結果、リチウムイオンが材料の表面の「トンネル」から材料にアクセスした時のみ高速移動することを発見し、リチウムイオンを「トンネル」の入り口に誘導できれば、移動はより高速化されることをつきとめました。今回発表された新技術はこの発見を元にしたもの。また急速な充電・放電を繰り返しても「へたり」が極めて少ないことも報告されています。Ceder氏によれば、2,3年以内の実用化を目指しているとのこと。詳細は3月12日発売のNatureに掲載されています。
[Via BBC, thanks Simon]
リチウムイオン二次電池は高エネルギー密度から小型・軽量なバッテリーを作れるものの、充電・放電に時間がかかるという問題点があります。従来、この原因は材料中を移動するリチウムイオンの遅さにあると考えられていました。しかしMITの発表によれば、Ceder氏は約5年前におこなったシミュレーションにて、材料にリン酸鉄系リチウム(lithium iron phosphate)を使えばきわめて高速にリチウムイオンが移動することを発見し、材料以外の別の問題があるのではないかと考えました。
さらにシミュレーションを進めた結果、リチウムイオンが材料の表面の「トンネル」から材料にアクセスした時のみ高速移動することを発見し、リチウムイオンを「トンネル」の入り口に誘導できれば、移動はより高速化されることをつきとめました。今回発表された新技術はこの発見を元にしたもの。また急速な充電・放電を繰り返しても「へたり」が極めて少ないことも報告されています。Ceder氏によれば、2,3年以内の実用化を目指しているとのこと。詳細は3月12日発売のNatureに掲載されています。
[Via BBC, thanks Simon]

















プレスリリースによると、ソニーと3Mのあいだで争われていたリチウムイオン電池のカソード技術をめぐる特許係争について和解が成立したとのこと。和解条件の詳細は公表されていませんが、ソニーが3Mから(それなりの代価を支払って)ライセンス供給を受けるとされています。



















