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AndroidとChrome OSはいずれ統合される。たぶん(Google創業者セルゲイ・ブリン)


GoogleのOSといえば順調に対応端末を増やしているAndroid、あるいはついに公開されたChrome OSが挙げられます。かたやスマートフォン向け、かたやネットブック向けという違いはありますが、Android採用ネットブックが実在することを考えても両者の境界は早くも曖昧です。そもそもなぜふたつあるのかについては深遠な理由があるはずだよ派から、きっとなにも考えてないよ派まで諸説あり。そんなところにGoogle創業者のセルゲイ・ブリン氏から実に分かりやすいメッセージが聞こえてきました。いわく「AndroidとChrome OSはそのうち一体化するだろう」。

この発言は先週開催されたChrome OSプレゼンイベントで聞かれたもの。一体化を見込む理由として、どちらのOSもLinuxベースであり、Webkitを活用している点を挙げています。ただしいつ、どのように一体化するのかという点については言及なし。そもそもChrome OSの正式登場は来年後半と言われており、一体化はするだろうけど、あまり先のことを考えても仕方ないということかもしれません。Googleとしてはネットブック向けOSの解であるChrome OSは高速起動してセキュアでChromeが走れば下はなんでもいいという都合もあります。

なおこの数日前には同社会長兼CEOのエリック・シュミット氏がCNETのインタビューに答えて、現時点ではどちらのOSがどう成功するとも判断できない、今後オープンソースコミュニティや市場が自然な棲み分けを見出していくだろう、"the future will unfold as it does "とこれまでの見解に近い返答をしています。OSの一体化の前にまずは幹部間での意見の一体化が必要かもしれません。ふたつで十分などと考えず、第3第4のOSが出てくる可能性にも期待しましょう。

[via Download Squad]

[Original image courtesy of Rich Dellinger]

Google Chrome OS 開発版 ダウンロード提供開始、普通のPCで動きます



詳細が発表されたばかりの Google Chrome OS は認証済みハードウェア構成とカスタムファームウェアを備えたデバイスにのみプリインストールで製品化される計画ですが、開発版はもちろん普通のPCで試せます。というわけで公開されたのは、仮想環境で動くイメージ版。動かすためにはVMwareが必要です。イメージとVMware Player (無償)のダウンロードはリンク先から。BitTorrentやなにかでも落とせます。

ダウンロード - Chrome OS 0.4.22.8 VMware (300MBくらい)
ダウンロード - VMware Player

Google、Chrome OSの詳細を発表 (動画&ギャラリー)


Googleが Chrome OSのプレビューイベントを開催、アルファ版の実機デモやハードウェア・ソフトウェア設計、今後の展開について発表しました。今年7月にプロジェクトが発表された Chrome OSは、ネットブックなどウェブ利用に特化したデバイス向けにシンプル・高速・安全なOSを再設計する試み。シンプル・高速・セキュアはChromeブラウザの特徴とされる要素ですが、Chrome OSは ウェブ利用すなわちChromeブラウザを前提にOSおよびハードウェア構成までも再設計するプロジェクトにあたります。

今回の発表で明らかになったのは、Chrome OSはどの汎用PCにもインストールできる「単なるOS」ではないこと。Chrome OSではアプリケーションやファイルブラウザを含めすべてがChromeブラウザ内のサンドボックス環境で動く(つまりアプリ側はシステムに触れない)ため、またOS部分はChromeのみを起動すれば良いため、従来のOSよりシンプルかつセキュア、高速な起動が可能になるとされています。

電源投入から「数秒」という速度で前回のブラウジングセッションまで到達できる理由は、上記の「ブラウザだけ」設計から起動プロセスそのものが単純化されていること。一般的なPCではCPUとメモリ初期化ののちファームウェア起動、ハードウェアの認識・ビデオシステムの初期化、ブートローダーの起動、OSの起動、OS側のハードウェア認識、スタートアッププロセスの開始etcを挟んでようやくアプリケーションのひとつとしてブラウザが起動できるようになる、言い換えればローレベルが上になにが載るか分からない汎用品としてふるまうのに対して、Chrome OSではあらかじめ決め打ちされた構成に基づいてブラウザに必要なプロセスのみが起動します。

この設計のため、Chrome OS搭載デバイスはハードウェアも含めてGoogleの定義するリファレンスに基づいて認証を受ける必要があります。(といっても特別なハードウェアを必要とするわけではなく、Chrome OSのファームウェア側がハードウェアを「知っている」必要があるため。デモはEee PCで動いてました)。OSが軽量かつ単純な設計は高速化と同時にセキュリティにも貢献しており、そもそもブラウザのサンドボックスでしかアプリが動かないことに加えて、仮にマルウェアが侵入したとしても、再起動すればファームウェアが持っている署名に基づいて検証されたコードのみが動く設計となっています。 (Verified boot)。ストレージは基本的にすべてクラウド側を使う設定となっており、ローカル側のストレージは基本的に高速化(やオフライン使用)のためのキャッシュとしてのみ使用します。

続きは「早わかりChrome OS」動画に続いて新規UI、市場投入スケジュールなどについて。


Google、Chrome OSの発表イベントを今週開催



Googleが Chrome OSの発表イベントを今週後半に予定していることが分かりました。Google Chrome OSはシンプル・軽量なオープンソース OSとして開発されている新規 OS。7月の発表では設計思想として「Chromeブラウザの延長」「高速・シンプル・高セキュリティ」、内部的には「ARMとx86アーキテクチャの双方をサポート」「Linuxカーネルベースに新規のウィンドウマネージャとChrome (ブラウザ)を載せた設計」といった点および主要PCメーカー各社がパートナーとして明かされていました。今週のイベントではさらに「全体の概要」および実際のデモが披露される予定です。7月の時点で予告されていたスケジュールは「年内にオープンソースプロジェクトとして公開、来年後半にもChrome OS プリイントスールのネットブックが登場」。今回のイベント告知でも来年の立ち上げ予定は変わっていませんが、技術的な詳細とともに具体的な出荷スケジュールの公開も期待できそうです。

Google、独自デスクトップOS Google Chrome OSを発表



携帯プラットフォームAndroid以前から「Google OS」のうわさを否定し続けてきたGoogleが、独自のオープンソースOS 「Google Chrome OS」を発表しました。Googleいわく、9か月前にリリースしたブラウザChromeは多くのユーザーに使われているが、Chromeが走るOSはウェブ以前の発想で設計されたもの。Chrome Operating SystemはブラウザChromeの自然な延長として、OSとはどうあるべきかをGoogle流に考え直す試みとされています。

公式Google Blogによると:
  • Chrome OSは軽量なオープンソースOSとなり、当初はネットブックをターゲットにする。
  • コードは年内に公開。
  • すでに複数のOEM企業と協業しており、コンシューマー向けのChrome OS搭載ネットブックは2010年後半に登場予定。
  • 速さ、シンプルであること、セキュリティが主要な要素。「数秒でウェブにつながる」高速性。邪魔にならないミニマルなユーザーインターフェース。OSのセキュリティアーキテクチャを完全に再デザイン。
  • x86およびARMの双方をサポート
  • Linuxカーネルのうえに新規のウィンドウシステムを載せ、そのうえでChromeブラウザが走る構造。
  • アプリはwebアプリ。Chrome OSでもほかのブラウザでも動く。
  • 携帯向けのAndroidとは独立した新規プロジェクト。Androidは携帯をはじめさまざまなデバイスで動くことが目的。Chrome OSはネットブックからデスクトップPCまで、処理能力のあるコンピュータ向け。
  • AndroidとChrome OSがかぶる部分もあるものの、「選択肢はイノベーションの原動力となり、Googleを含む全員にとっての利益になると考えています」。

追記:Read先と同一内容の日本語訳がGoogle Japan Blogに載りました

追記2: パートナー企業リストを含むFAQ公開

Google、Android携帯にもChromeブラウザを搭載へ



GoogleのウェブブラウザChromeは現在のところWindows PC用のみですが、今後はスマートフォン向けのAndroid OSにもChromeブラウザが採用される計画が明らかになりました。Chromeの立ち上げイベントでセルゲイ・ブリン氏が語ったところによると、ChromeとAndroidの開発プロジェクトはお互いを制限しないため独立して進められてきたものの、リリースを迎えた今後はChromeの成果およびブランドをAndroidにも取り入れてゆくとのこと。いわく、「Androidの今後のバージョンはおそらくChromeのスタックから多くを採用することになるだろう」。例としてはJavascript周りの改善が挙げられています。

またGoogle製ブラウザとしてのブランド統合についても触れ、「たぶん"Chrome-like"とかそういった名前になるだろう」と語っています。とはいえデスクトップのChromeもAndroidのブラウザもオープンソースのフレームワークWebkitを採用しているため、関係としてはおなじくWebkitベースのMac版SafariとiPhone版Safariのようなもの。今後はデスクトップでも携帯でもGoogleのブラウザは「Chrome」として、ブランドと開発リソースの有効活用を狙ってゆくようです。




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