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立方体から変形するアームチェア「呼吸する椅子」


人によってはやや抵抗がありそうな質感のこの物体は、台湾の呉郁瑩さんがデザインした「呼吸する椅子」。弾力性のあるフォームに空いた多数の穴はそれぞれ配置と大きさが計算されており、座ろうとすれば体重で自然にひじ掛けつきの椅子に変形するデザインです。作者いわく使用者にあわせて最適にフィットするほか、座るとき・立つときに弾力が働くため足腰の負荷を低減できるのが利点。

すでに国際デザインコンペ red dot awardsの家具コンセプト部門 大賞を受賞しており、呉さんは来月シンガポールで催される受賞式典に出席する予定。続きに掲載した台湾メディアの動画を見ると、アームチェアに柔らかい網をかぶせただけではなく多層構造でちゃんと複雑に潰れているようです。呉さんは取材に応えて飛びこむように勢いよく腰掛けてみせていますが、恐らく硬い背もたれ側から座ろうとしてひっくり返る人がでないか心配です。

[Via MAKE]

デルDesign StudioにネイルのOPI コラボ26色、MLBコラボ 90種




9.99mm厚のadamo XPSがチラ見せされたイベントの本題はこちら。さまざまなアーティストによるデザイン天板が用意されている Dell Design Studioに、O・P・I やメジャーリーグベースボールとのコラボレーションデザインが加わります。ラッカーなどネイル用品のOPIコラボは「クラシック」20デザイン+シーズンもの数種。クラシックは実際のネイルラッカーの人気色から選ばれており、OPI 独特の「色名」つき。たとえば上のバーガンディはNH H08「I'm Not Really A Waitress」。冬色は「Dear Santa」やら「Merry Midnight」など。

MLBのほうは「代表的なチームを選びました」などとした日にはなにをされるか分からないためか(邪推)、全30チームそれぞれに「ファン」「クラシック」「ダイハード」3タイプで計90種類以上が用意されます。また PRODUCT (RED) 協賛企画のアーティスト天板にも新種が追加されています。それぞれのギャラリーは下のサムネイルから。現在17種が選べる国内版のDesign Studioにも腰を抜かすような展開を期待したいところです。

Gallery: OPI for Dell



Gallery: MLB for Dell



動画:多関節時計 Continue Time



Sander Mulderデザインの Continue Timeは秒針・分針・時針を備えたきわめて一般的なアナログ壁掛け時計。ただし秒針は分針の先に、分針は時針の先にくっついています。つまり0時0分0秒に針3本が直線に並んだあとはカクカク曲がった動く抽象彫刻のように見えつつ、読み方は普通のアナログ時計と(各腕の軸がずれている以外は)まったくおなじ。実際に動いているところは続きに掲載した動画をどうぞ。いちおう売り物ですが、20個+アーティストプルーフ1つだけの限定生産品となっています。買えないけれどコンセプトは気に入った、自作は大変そうというかたはデスクトップガジェット版を書いて我慢しましょう。

[Via Unplggd]

動画:3400万円の「時間を書く機械」


ディファレンス・エンジン
スペースワープが合体事故をおこしたような上の機械は、 Montres Jaquet Droz 社の制作したLa Machine à Ecrire le Temps 「時間を書く機械」。取り付けられたペンで現在時刻を「書く」時計です。書いて時間を表示するだけなら Arduinoとおもちゃでも実現できることですが、"Machine"が恐ろしいのは18世紀のピエール・ジャケ・ドローが制作した有名なオートマタとおなじく機械式で実現していること。メーカーいわく、歯車・カム・ベアリング・ベルトなど構成部品は1200点にもおよび、制作できるのは年に数点。つまりは全機械式デジタル時計 Meccanico dG やら 機械仕掛けの宇宙とおなじく、歯車萌えが末期的症状に至った高級時計愛好家のための「機械」です。リンク先によれば予価は40万スイスフラン、現行レートで約3400万円。来月のお小遣いまで買えないという方は続きに掲載した動画で書いている場面をみて我慢してください。

[Via OhGizmo]

Art Lebedevの新作は信号機 Luxofor & 横断歩道 Air Crosswalk



有機ELディスプレイキーボードのOptimusで知られるようになったロシア Art. Lebedev Studio ですが、本来はDeleteキー型消しゴムTersumusのような小物からインダストリアルデザイン一般、建築物のインテリア・エクステリアまで扱う総合デザインスタジオです。というわけで発表されたのは道路交通系?コンセプトのLuxofor と Air Crosswalk。

Luxoforは見た目そのまま、これからの信号機は光源がLED (またはさらに新しい技術) なんだから電球時代の丸より四角にすれば全体は同じサイズのまま見やすいのでは?というデザイン。法律的に丸い形状が決まっている場合はそちらを解決しなければ採用できそうもありませんが、地域によってはすでに車両用の信号機ランプが四角いところもあるようです。歩行者用は国内でも試験が始まっているカウントダウン付き。日本向けの採用イメージともうひとつの都市計画系光り物デザインAir Crosswalkは続きに掲載。

動画:B&Oの触らないリモコン プロトタイプ



なにやらドラマチックな表情で手を伸ばした先にある物体はデザイナーJoris van Gelder氏の「Remote for B&O」。高級かつ高価でスタイリッシュな音響・エレクトロニクス製品ブランドBang & Olufsenをクライアントとして、Gelder氏の探求する"magical interaction" 概念の製品化を試みたプロジェクト、平たく言うと据え置き型のテレビリモコンです。実際にどうやって操作するのか?は続きに掲載したCGによるデモ+試作品の動画をどうぞ。

ご覧のとおり、中空の部分で上下に指を動かしてチャンネル変更、全体を起こす・倒すで音量調節、指をつまむような動作で電源オフといった操作になるようです。普通のリモコンを置き換えるにはものすごく使いにくいように思われますが、たとえばキッチンのような環境でほかの作業をしつつ、ちょっと手を伸ばして操作するためのコンセプトとしてデザインされたとのこと。試作品でもかなりフラフラしている音量調節部分はちょっとどうかと思うものの、眺めて悦に入る用品もしくは映画のプロップとしてなら文句のない出来映えです。

ノキア 7500 「プリズム」携帯




ノキアが中国のファッションイベントで公開したデザイン携帯のひとつ。7500 "Prism"はしばらく前から非公式の画像とスペックが出回っていたNOKIA 7900と似たデザインで、カクカクした菱形 / 三角形の意匠は背面にも続いてます。7500の詳細は不明ながら7900は重さ90g・厚さ11mm、4バンドGSM+WCDMA、1GB フラッシュメモリにQVGA画面、1.3メガピクセルカメラといった仕様。つるつるを以て尊しと為すiPhone / iPodとは対極的ながら、これはこれで面白いデザインです。ディスプレイはやっぱり四角いのがちょっと残念。

[本家Engadget]

行列を制するウェアラブル・チェア



全米をお祭り騒ぎにしているiPhoneはもちろん、新製品の発売やイベントに付きものなのが過酷な行列。24/7で戦う某モバイル市長のように椅子を持ち込めればともかく、長時間座れる椅子を持ち運ぶのもなかなか楽ではありません。

そこで!開発された(のではないかと勝手に推測する)のがこちら「Wear Your Seat」。セミハード素材とクッション製の快適(っぽい) リクライニング・チェアというか座椅子が、どこからみても違和感のないありふれたバックパックとみごとに一体化しています。デザイナーはOlivier Peyricot氏。

これさえあれば一千人に近い任天堂難民が発生したDS Lite発売時のような行列も、寒風吹きすさぶ11月につかのまプレイステーション・ワールドが顕現した秋葉ヨドバシのような行列でも大丈夫。欠点といえば後ろ姿がエッグマン風になるところ、周囲の背中蹴飛ばし欲をこのうえなく刺激しそうなところでしょうか。

[via Cribcandy]




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