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10分で作れるフェルト iPod リモコン



エレクトロ手芸系の素材を売っている Aniomagicから、iPod / iPhoneに対応した布製リモコンキットAniomagic remote control kitが販売されています。キット内容はコネクタ部にアップルのアクセサリ制御プロトコルを喋るマイコンが組み込まれた Magic dockと、導電性の布・糸・毛糸だけ。

Magic dockは糸が通せる2接点間の抵抗変化を読んで再生・停止・曲送りといった信号に変換する単純な仕組み。毛糸 (に編み込まれた導電性の芯2本) をMagic dock側の接点に結び、反対側の先を導電性繊維の布でフェルトを挟んだ布スイッチ x2につなぐだけで柔らかい布製リモコンができあがります。

写真のしろねこは Aranzi Aronzoの型紙で作ったフェルトマスコット、専門用語でいうフエマのあたまとおなかをリモコンのボタンにした例。フエマ以外にも服でもバッグでもぬいぐるみでも、クラフター的な創造力の及ぶかぎりどこにでも縫いつけられます。布リモコンが作れるキットの価格は20ドル、Magic Dockの単品は15ドル。蛇足ながら付け加えれば、うさぎのちいさいともだち (新版A5)は1260円です。

Read - つくりかた at instructables
Read - キットとMagic dock コネクタ単品 (Aniomagic)

使用済みインクカートリッジ・シャンデリア



メーカーが回収した使用済みインクカートリッジはこのように再利用されている、わけがありません (実際はこう)。手作り作品マーケット Etsyで売られている 「Ink-Cartridge Chandelier」はひとつ 200ドル。シャンデリアではない1カートリッジランプは35ドル。色はシアン・マゼンタ・イエロー・黒と各色明るい版の全8色。

カテゴリー5準拠ウェディングリングなど創作魂の暴発事故が多い Etsyでもこれはいかがなものかと思いましたが、プロフィールによれば作者は印刷業。業務用インクカートリッジが湯水のように余っているから、とのこと。光源はLEDを使っているため、ランニングコストには悩まなくて済みそうです。

手作り 8トラック ウォークマン



もしソニーがもうすこし早くウォークマンを発明していたら......というとくに覗き見る必要もないIF世界に挑んだ作品。ポータブル・8トラック・プレーヤーです。作者はXenonJohnさん、45歳。「8トラックってただの数じゃね?」という方はスルーしても今後の人生にきっと支障はありません。

作り方はread先のinstructableに掲載。基本的にはカセットウォークマンと8トラのプレーヤーを分解してくっつけた以上のものではありませんが、「これを読んでいる若い人にはぜひ8トラの歴史そのものがアドベンチャーであったことを知ってもらいたい」と参考URLと共に記すほどの愛は十分に伝わってきます。愛以外の機能性、携帯性などについては推して知るべし。ウォークマン罵倒少年のコメントをぜひ聞いたいものです。

[Via Make]

VAIO UX と Myvuで DIY ウェアラブルコンピュータ



脳神経系を外付けで拡張したい皆様には定番の「自作ウェアラブルコンピュータ」作例。ビデオグラス越しの上目づかいでキメる fiveseven808 氏のプロジェクトは、VAIO UX をメインにMyvuのヘッドマウントディスプレイ、ネット接続にMotorola iDen i425を組み合わせたもの。

テキスト入力とポインティングデバイスには別のBluetooth携帯、Bluetooth版 Stowawayキーボード、LogitechのBluetoothマウス、だめ押しにBluetooth版 片手キーボード FrogPadと、腕が4本あっても余裕でもてあますマルチモード対応です。本人に事情聴取したUMPC Portalによると、Myvuの液晶ディスプレイを片方だけ使っているのは普通のメガネと組み合わせて位置情報・ARアプリを構想していたため。

枯れたパーツの組み合わせ例としてはなかなか参考になりそうですが、残念ながらVAIOが死んでしまったためプロジェクトは中断中。予備役のtype U や D4が遊んでいるというかた、いちいち携帯を手でかざして覗くようなARは認めないというかたは真似してみてはいかがでしょうか。

[Via SlashGear]

自作の木製ブックリーダー、Amazon Kindling


KindleといえばAmazonの電子ブックリーダーとして認識される昨今ですが、もともとは「燃えあがる」あるいは「燃え上がらせる」という意味の自動詞 / 他動詞です。だからといって取り分が新聞業界で火種となったり、音声読み取り機能がオーディオブック業界を炎上させたりという状況はKindleにとって本意ではないはず。そこで名前にちなみ、ちゃんと燃えるものとして作り直されたのがAmazon Kindlingです。いわく電力不要でワイヤレス(確かに)。読み終わったあとは薪にすることもできます。作者のRobさんは、石鹸をカメラ風に加工したものや、印刷した時間の変わらない時計など、変なものを作ってはeBayで売りさばいている人。欲しいという方はRead先を辿って連絡をとるか、適当な木材とレーザーカッターをご用意下さい。

動画:ワイヤレス溜息収集機の製作と利用



そんなにため息ばかりつかないで。明日より今日のほうがましよ?というわけで、おなじみの自作系サイト Instructableに無線セパレート式の溜息収集デバイス SIgh Collector が登録されています。作者は米国加州在住のデザイナー Michael Kontopoulos氏。原理としては市販の一般的な溜息収集機とおなじく、身に付けるセンサーで溜息の回数・量をモニタリングする仕組みです。ユニークなのは取っ手のついたモバイルユニット(センサー部)と据え置きのメインユニット(収集部)のセパレート構成になっていて、双方が無線で接続されていること。

具体的にはまず胸にぐるぐるとバンドを巻き付け、ため息による胸郭の拡張をベルトの伸縮として認識します 。計測されたため息はArduinoベースのコントローラとxBee 無線モジュールによって送信され、メインユニット側では受信したため息の量に応じてバルーンに空気を送り込みます。つまり一日分の溜息量を可視化する機械。パーツリストや詳細な製作手順はリンク先へ。ため息を可視化してどうするのか?が気になるかたは続きに掲載したデモ動画をどうぞ。インターネット溜息発電機があればとてつもないエネルギーを集められそうです。

動画:半ズボン型の履けるキーボード


ジーンズにキーボードが付いていれば、いつでも手元でタイピングができるのに......と考えたのはデザイナーのErik De Nijs氏。氏のコンセプトデザインは以前にご紹介しましたが、一年の時を経て実際に作る人間が現れました。それが写真の半ズボン型の履けるキーボード。まさしくウェアラブルコンピューティングの世界です。作者はZach Hoekenさん。

作り方:まずフレキシブルキーボードとかシリコンキーボードとか呼ばれる、例の曲がるキーボードを用意します。次にキーボードをスキャンしてレイアウトをとり、表からはキートップだけが見えるようレーザーカッターでジーンズを切り取ります。最後にキーボードを縦へ二つに分解し、縫いつけると完成です。素肌とキーボードが触れる形になるので、裏側にパッチをあてると良いでしょう。

PCとの通信方法は? 写真にも見えるとおりUSBケーブルが左端から出ています。ではUSBの繋がった左足側はともかく右足側はどう動作するのか? 頑張ったそうですが、残念ながら動作しません。まあコピー&ペーストしかしないという人はこれで十分でしょう。なおファッション通の皆さまにおきましては、ズボンじゃなくてパンツだろ、カットオフジーンズだろ、という声もあるかと思いますが、このために8ドルで買ったということなので、やっぱり半ズボンということにしておきます。

動画は続きに掲載しています。

[Via Hack-a-Day]

動画:ArduinoとIRセンサーで作ったテルミン「スクエアミン」



登場から百年近く経って今もなおガジェット界をインスパイアし続けているテルミンに、また新種が登場しました。写真はNick Hardemanさんが製作したテルミン風楽器 Squaremin。ふたつの赤外線センサーが内部に搭載されており、左右に構えた手との距離によって、ひとつは音階を、もうひとつはオクターブを変えます。テルミンのように音量調整はできませんが、7オクターブ分の音を奏でることが可能。内部はArduinoベースで、音色の出力部分はArduino公式サイトのサンプルをそのまま利用しています。

動画は続きに掲載。なかなか格好良いデザインですが、釣り合うくらい上手に演奏するにはかなりの労力が必要そうです。

[Via Make]

手作りジオデシックドームシアター、定員一名




料理のレシピからほかに誰も作らないようなものの作り方まで詳細に解説することでお馴染みのinstructablesに、今度はGeodesic Media-Podを名乗る引きこもりポッドが投稿されました。前面がドアになっていて、気が済むまで殻に籠もることができます。

自分だけの5.1chサラウンドシアターや、大音量でゲームが遊べる個室が欲しくなったことはないかい? という作者の問いかけに共感する方は多いでしょうが、作り方は多数の三角形を切り出して五角形 / 六角形を作り、(半)球形になるよう貼り合わるという、なんのひねりもないもの。作者のgreg0594さんは、引きこもるためならなんでもやるタイプと思われます。

なお素材はダンボールなので、とってもエコロジー&エコノミー。スピーカー、換気システムも搭載しています。ただしフライトシミュレータで撃たれたときに振動するとか、お腹が空いたときにキッチンまで転がっていくとか、外敵をスーパーレーザーで破壊するとかいった機能はありません。インスパイアされた皆様による第二弾、第三弾が期待されます。続きには動画を掲載。

触って演奏するミュージカル・ブラ



ホワイトデーのお返しにお悩みの皆様へ、押すと音が鳴るミュージカルブラのご紹介です。トリンプ製不思議ブラの歴史に新たなページが加わったわけではなく、お馴染み「作り方共有サイト」instructablesで発表された個人制作もの。玩具のキーボードを分解し、鍵盤部分だったスイッチとスピーカーを前面に、バッテリーと基盤を背面に埋め込んでいます。というわけで押しても警報が流れたりアニメ声で罵倒されるわけではなく、ただキーボード音が鳴るだけと思われます。

男が作ったのか女が作ったのかで大きく意味あいが変わってきそうですが、作者のsarahlayneさんは名前と写真を見る限り女性で一安心です。Read先ではInstructablesらしい詳細な作り方を紹介中。ただし誰もが抱く「なぜ?」には全く答えていません。

[Via Music Radar]

自分の義手を自作したオーストラリア人男性



DARPA出資・セグウェイのDean Kamen氏開発の「ルーク」などハイテクロボット義手については何度かお伝えしてきましたが、こちらは自分の義手を自分で作ったオーストラリア人のMark Lesekさん、52歳。豪The Mercury紙によると、Lesekさんは五年前に自動車事故で腕を失い、しかもあまりに大きく失ったために医者からはどの義手も合わないと診断されました。諦めきれずメルボルンに飛んで$80000のドイツ製義手を試したものの、やはりだめ。

そんな時にテレビで骨にボルトを埋め込む手法を知りますが、オーストラリアの医者にはそのような手術はできないと断わられます。それでも諦めなかったLesekさんはスウェーデンへ向かい、同分野のパイオニアと合流。二度の手術ののちボルトと義手を取りとりつけることに成功します。最後までぴったりのものがなかったという義手は、最終的には溶接業という職を生かして自作。腕を動かしたり、方向を指し示したりできるようになりました。現在は脳波で動かせる義手をタスマニア大学と開発中とのこと。自分に合うものがないから自分で作った、を地でゆくあっぱれなDIY精神です。

モーションセンサーで操作するキューブ型MP3プレーヤー



写真は日本の組み込み機器開発者 ChaN氏が制作したボタンのないキューブ型 MP3プレーヤ。再生・停止や音量変更といった基本操作だけでなく、アルバム選択やループモードまで本体の動きで設定します。エレコム製の小型キューブスピーカー"MS-77"のケース内に三軸加速度センサとプレーヤ基板、電池を収納する技術もさることながら、モーションセンサー活用のお手本のような実装は即製品化されてもおかしくないと思える完成度です。

具体的な操作方法はSDカードを挿入すると再生開始、スピーカー面を下に向けると一時停止、右に傾けると音量アップ、左に傾けると音量ダウン、角をあてると曲送りなどのほか、再生アルバムの変更やリピート再生など、モーションのみで8種類。また単体ではモノラル再生になってしまうものの、もう一つのスピーカーをブリッジ接続すればステレオでの再生にも対応します。

リンク先の作者サイトではキューブ型MP3プレーヤをはじめ、様々な電子工作の設計図やファームウェアまでを詳細な解説付きで公開中。電子工作に目覚めたかたも腕に覚えのある方も挑戦してみてはいかがでしょうか。

[Via Slashgear]

Read -- 作者ページ
Read -- キューブ型MP3プレーヤ

SCSI HDD 70台でクリスマスツリー

Xmas tree made entirely of SCSI drives, has lower CPU load than IDE alternatives

有機ELシート製ツリーの次は旧型SCSI HDD x70台分のプラッタを原料にした「HDDツリー」。ハードディスク再利用系プロジェクトはいささか食傷気味でしたが(ターンテーブルアナログフォトフレームグラインダーテスラタービン風鈴コーヒーテーブルetc)、今回の作品は物量で攻めてきました。作者"Trigger"氏いわく、HDDはHP / Compaqのサーバ 6台を廃棄した際にあまったものなので無料、購入した材料はナットひとつ(約35円)とのこと。

「VGA to USB」変換アダプタを自作



最近よく見かける、USB接続でマルチディスプレイ環境を実現する「USB VGAアダプタ」ではありません。レシピから兵器までなんでも手順共有サイト instructablesで作者"gmgfarrand"氏が公開したのは、たいていのノートPCに搭載されているD-Sub 15ピン アナログRBG出力ポート(いわゆるVGA端子)から+5 Vだけを取り出しUSBポートに配線して無理やりUSB給電に使おうというハック。

作者いわくUSBポートが少ないネットブック / ミニノートPCでUSB充電したり、USBバスパワーでは足りない状況に備えて二股のUSBケーブルが付属している周辺機器を使うために考案したとのこと。具体的にはVGA性転換コネクタとUSB延長ケーブルの切れ端(ソケット側)を使い、VGA端子側のピン9 (+5V)と10 (GND)を対応するUSBピン (1と4)に結線します。詳しくはリンク先を参照。

そもそも+5Vを供給していないVGA端子では利用できず、している場合でもまさか想定していない使い方のためノートPCにどんな影響を与えるのかよく分かりませんが、作者のEee PC 901 + 外付けDVDドライブではとりあえず運用できているようです。製品化までしてしまった間違ったUSB給電アダプタの例は「ヘッドホン端子からUSB機器に給電するInflight Power」。

64ドット級LED携帯ゲーム機キット Meggy Jr RGB




「64ドット級」といっても無駄に複雑なアーキテクチャのおかげで競争に負けたうえにソフト資産の再活用でも後れをとる世代を超えた残念ゲーム機のことではなく、ピクセル数 8 x 8 = 64個のLEDディスプレイを採用したゲーム機キットの話題です。Evil Mad Scienceの「Meggy Jr RGB」は8 x 8のRGB LEDマトリクスに大きな操作ボタン 4 + 2個、効果音用のブザーとサブLED 8個、Arduino互換のコントローラ基板、乾電池ボックスと携帯ゲーム機風のハンドル (サンドイッチ構造のケース)をセットにした組み立てキット製品。マイコンはAVR ATmega168なので強いていえば8ビットマシンにあたります。

ソフトウェアは14歳の作者が書いたという『アタックオブチェリートマト』なるシューティングゲームが最初からプログラムされているほか、USB-TTLケーブルを使いPC上のArduino開発環境で自作ゲーム (なり非ゲームなり)を書くことが可能。またオープンソースハードウェアとして企画されているため、プログラミング環境やソフトウェアだけでなく回路図や基板デザイン、自作用のケース図面テンプレートファイルまでが公開されています。

価格は標準セットが米ドル$75、USB-TTLケーブルとおまけ工具の付いたスーパーセットが$95、ケースなしのサブスタンダードキットが$65。LEDマトリクスディスプレイの単品やパーツ無し基板のみ、デザイン違いハンドルやACアダプタといったオプションも用意されています。組み立てに必要なのは簡単なハンダ付けのスキルと1 ~ 2時間。買って遊ぶだけの完成品ではありませんが、最近よく聞くArduinoってなんだ?というかたやお子様の教育用には楽しそうなキットです。

[Via Engadget German]




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