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動画:Palm Preで動くPalm OSエミュレータ



Palm Preで動くPalm OS (Garnet) エミュレータについては先日お伝えしたばかりですが、開催中のCTIAでPhone Scoopが早くも動作を確認しています。新OSの中にアプリケーションとして旧OSがあるかたちで、バーチャルキーも本体キーボードをちゃんと対応して動いています。解説によると旧アプリのインストールはPreにprcファイルを送るだけ、旧アプリはSDカードからの起動も可能と、なかなかシームレスな設計になっている模様。HotSyncこそないものの、なんらかのデータ互換モードは用意されるそうです。

動画は続きに掲載しています。動画では、医療など旧OSが普及済みの分野でもこれで安心、という話になっていますが、Palm用Agendusじゃなきゃ駄目なんだ! という方も救われるはずです。

Palm、webOS SDKを提供開始、PreにPalm OSエミュレーション



1月のCESで新スマートフォン Pre を披露したPalmが、Preに搭載される新OS 「webOS」のSDK提供開始を発表しました。webOSが採用するMojo フレームワークのSDKは従来一部の開発者にのみ提供されていましたが、Palmは開発者登録の受け付けをすでに開始しており、順次SDKの提供を開始する予定です。

またWeb 2.0 Expoでの発表では、サードパーティーのMotionAppsがPreの発売と同時に旧Palm OS (Garnet OS) エミュレータをリリースする予定も明らかにされました。webOSはかつてのPalm OSとネイティブで互換性を持たないまったく新規のOSですが、エミュレータを通じてPalm OS版 TreoやCentroで使っていたソフトウェア資産を活かせることになります。ただしエミュレータ側からはwebOSのコア機能の一部にはアクセスできないとされています。

そのほか開発者向けに発表されたのはPre / webOS向けの「統合クラウドサービス」ことMojo Messaging Service。「クラウド」と端末のあいだでデータをやりとりする標準フレームワークと説明されており、要はiPhone 3.0でも期待のプッシュ通知に近くさらに拡張された機能のようです。Palm Preの登場は今年後半とされていますが、今回も発売日や価格の発表はなし。一般サードパーティー開発者の取り込みを本格始動しますアナウンス段階のようです。

Palm OSデバイスでPalm Pre / webOSを再現するTealOS



Palm OSアプリケーションで有名なTealPointから、Palm OS 5 (Garnet OS)上でPalmの次世代OS webOSを再現するというソフトウェア「TealOS」が公開されました。再現といっても完全にアーキテクチャの異なるwebOSを移植したようなものではなく、「カード」を使ったアプリ切り替えやクイック起動バーといったGUI部分を一部実装したwebOS風ランチャー / タスクスイッチャといったアプリです。Tealによる惹句は「The next best thing to WebOS」(原文ママ)。

実装されているのは現在のアプリ画面からズームアウトしてサムネイルの「カード」が並ぶ、左右にフリック......というかドラッグしてアプリ切り替え、全画面でアプリ起動中に下からフリックで「ウェーブ」ランチャーの呼び出しなど。ズームのアニメーションや半透明エフェクトまでそれらしく再現しているのが見どころです。webOSは同時に起動しているタスクをカードで切り替え・画面外に弾いてタスク終了でしたが、TealOSでは「最近起動したアプリ」のサムネイルリストで切り替え・弾いてリストから除外となっています。

とはいえwebOSの本質的な部分、たとえばFacebookやGmail, Flickrなどのサービスにただログインするだけで各所に散らばった情報を統合したコンタクトリストを作ってくれたり、メールやチャットなど通信手段をとわず「人」単位で履歴を一覧するといった部分は当然ながら対象外。まあWindows用のOS X風ドックのようなものです。価格は$14.95、動画デモは続きに掲載。「旧」Palm OSデバイスを使い続けている / 放電したまま放置しているけれどwebOSが待ちきれない、というかたが気分だけ味わうにはいいかもしれません。

Palm、Palm OSデバイスを終了、webOSのPreは世界展開へ



Palmのエド・コリガンCEOがPalm OS搭載デバイスの終息をあきらかにしました。PreCentralが報じている投資家向けの説明によると、小型スマートフォンのCentroがさらに別のキャリアから販売されることを除いて、今後PalmからPalm OS搭載デバイスがリリースされることはないとのこと。1996年のPalm Pilotに1.0が搭載されて以来バージョンを重ねてきたPalm OSは2002年にPalmからスピンオフしたPalmSourceに開発が移り、PalmSourceが日本のACCESSに吸収されたのちはGarnet OSとしても知られてきましたが、本家 Palmではついにその役割を終えたことになります。

今後 Palmから登場するデバイスに採用されるのは現在もTreoで使われているWindows Mobile、そして今年のCESで大きな注目を浴びたPalm Preに搭載される新OS 「webOS」のいずれかとされています。そのほか注目の点を拾うと:
  • Palm PreはSprintからの発売が予定されている北米のほか、世界各国での発売を準備中。具体的に挙げられたのは欧州・ラテンアメリカ。
  • Palm Preには発売時からアプリケーションストアが搭載されるが、純正ストア(アプリ)経由ではなくてもUSB転送やウェブ経由でアプリをインストールできる。iPhoneのようなApp Store限定のロックはかけない。
  • アップルとのあいだで噂されている特許問題については、Palmには過去15年間に蓄積してきた1500件以上のIPがあり、また他社のIPを尊重していることから、仮になにかがあっても身を守ることはできる、といった答え。
といったところ。すでにPalmはライセンシーでしかなかったPalm OS / Garnet OSですが、一時は「Palmware」としてアマチュアを含む多くの開発者から多様なアプリケーションが登場していただけに、本家Palmでの終息は感慨深いニュースです。なお、新生 Palm OSとも呼ばれたwebOSは完全に異なるアーキテクチャを採用しているため、Garnet OSアプリとの互換性はありません。エミュレータでの作動は技術的には考えられるものの、当初のwebOSはローレベルのAPIを提供しないため、すくなくともしばらくは登場しないと考えた方が良さそうです。

Palm、新スマートフォン Palm Preを発表



正式に開幕したCES 2009にて、Palmが新スマートフォン Palm Pre を発表しました。仕様は:
  • 3.1インチ 480 x 320 ディスプレイ。
  • 画面下のセンターボタン付近までがタッチ操作に対応した「ジェスチャエリア」。マルチタッチ対応。
  • 縦にスライドするQWERTYキーボード。
  • TI OMAPの新プロセッサ。Palmいわく「ノートPCに近い」演算能力。
  • 8GBストレージ。
  • EV-DO Rev. A、802.11b/g
  • Bluetooth 2.1+EDR。A2DPプロファイル対応。
  • 内蔵GPS。
  • LEDフラッシュつき300万画素カメラ。
  • microUSBコネクタ。USBマスストレージモード対応。
  • 3.5mmヘッドホンジャック。
  • ユーザー交換可能なバッテリー。
  • 別売りのワイヤレス充電器 "touchstone"。
  • 59.57 x 100.53 x 16.95mm (キーボードを閉じた状態)
  • 重さ約135g。
米Sprintから2009年前半に登場予定。価格は未発表。 EV-DO版だけではなくHSDPA版も登場する予定。プレスカンファレンスと公式製品画像ギャラリーは下から、動画は続きを、ついに登場した次世代Palm OSことPalm webOSは速報記事を参照。

速報:Palm、新プラットフォームPalm webOS、新スマートフォン Palm Preを発表



現在進行中のPalm "newness" プレスカンファレンスにて、Palmの新OS「Palm webOS」、および搭載スマートフォン Palm Preが発表されました。preは3.1インチ 480 x 320タッチスクリーンと縦スライド QWERTYキーボードを搭載したスマートフォン。搭載されるPalm webOSはまったく新しいPalmの独自OS。「webOS」の名称はOSそのものがインターネット接続を前提にオンラインサービスと同期することから。タッチ操作で非常に滑らかかつ高速に作動します。ユーザーインターフェースの特徴はたとえば:
  • マルチタッチとジェスチャ。preは旧Palmデバイスのグラフィティエリアのようにディスプレイ下のセンターボタン周囲までがタッチを認識するようになっており、下から画面に指をすべらせてランチャーを呼び出し・画面外にドラッグ・MacBookのマルチタッチパッドのようにスワイプしたりという操作が可能。
  • マルチタスク。ジェスチャで呼び出せるアプリケーションランチャーは現在操作中のアプリを閉じることなくオーバーレイで表示される。
  • 複数のアプリやウィンドウは「カード」のメタファーで扱われる。アプリを起動中にタッチ操作でズームアウトすると、ExposeやiPhone Safariのタブ画面のように現在起動中のアプリが滑らかにサムネイル化。アプリを終了させるには画面外にはじいてどかすだけ。
  • アプリを操作中にもメール着信やカレンダーイベントなどの通知がポップアップ。Android的なステータスバー通知アイコンのほか、重要なイベントは現在アプリをさまたげることなく画面下エリアにミニウィンドウが現れて操作可能。
  • 通知システムはどの開発者も自由に利用できる。
またスマートフォンOSとしてのユーザーエクスペリエンス部分は:
  • 複数のデータベースやアプリを跨いだユニバーサル検索。OS XのSpotlightのように、検索語を打てば電話帳の連絡先からメール、インストールされているアプリ、さらにはWeb検索結果までがリスト表示される。
  • 複数のサービスやデータベースを統合する「Synergy」。たとえばOutlookとGmail、Facebookなど複数のサービスに仕事用・プライベート用のコンタクトや予定が分散していても、エクスポート&インポートする必要なく、単にpreからサイトにログインするだけで自動的に同期。preからすべてのアイテムを横断検索・アクセスできる。
  • インスタントメッセンジャーやSMSは複数のサービスをコンタクトごとに統合して扱える。どのアプリ / サービスを経由したかではなく、だれと喋ったかで一覧表示。
  • 非常に高速でなめらかなブラウザ。マルチタッチやジェスチャへのレスポンスも高速。ランドスケープで横表示やズームイン・アウトも可能。
  • アプリケーションはhtml / xml / javascriptで記述可能。通知などシステム機能も使ったアプリがwebとおなじ言語で開発できる。サードパーティーの参入障壁が低いオープンなプラットフォーム。

いつまでも出る出るといいつつ具体的な情報がなにもなかった「次世代Palm OS」には好意的な層でも期待と不安半ばといった状態でしたが、実際のデモをみて受けた印象は「まさかここまでとは!」。発表のなかばからは会場の反応も熱狂的といえるほどで、機能やインターフェースが披露されるたびにどよめきが走るくらい。

プレゼンテーションの印象としては、あえて語弊のあるいいかたをすれば「正しい iPhone OS」。あるいはAndroidのタスク管理や拡張性とiPhone OS X滑らかなUIを併せ持つ「未来のモバイルOSデモ」のようにすらみえます。事前情報が少なかったことによる驚きを差し引いても、iPhoneのOS XやAndroidの登場した激戦区にいまから投入されるにふさわしい強力なプレーヤーがいきなり出現したといえる発表です。




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