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任天堂、グリーンピースの採点についてコメント



グリーンピースがエレクトロニクス企業の環境への取り組みを独自指標で採点する「Guide to Greener Electronics」で0点を付けられた任天堂がステートメントを発表しています。GameDailyの照会にNintendo of Americaの広報が回答したもので、内容は「グリーンピースのリポートには驚いた。環境へはグループ全社で真摯に取り組んでいます」。

もともとグリーンピースの指標は絶対的な環境負荷を測ったわけではなく、製造・流通・廃棄・リサイクルの過程における環境への取り組みを(グリーンピースに分かるようなやり方で)「開示しているか」を採点するものでしたが、NOAのコメントは「任天堂は有害物質の仕様やリサイクルに関するすべての規制の順守に大きな注意を払っています」。

具体的にはコンポーネントの納入業者に対しても有害化学物質の不使用を要求するグリーン調達基準を設けるなど。一方、グリーンピースの唯一の参照先とおぼしきnintendo.com Company FAQs:「環境について」部分は今のところ従来と変わらず、「マニュアルはすべて再生紙を使用しています」「任天堂製品の部品や製造過程において、いかなる規制物質(たとえば鉛、水銀)も使用しないことを製造業者に義務づけています」といった表現のまま。


グリーンピースの環境採点:ソニエリ・サムスン首位、任天堂は最下位



グリーンピースがエレクトロニクス企業の採点表"Guide to Greener Electronics"の最新版を発表しています。環境への取り組みを独自の指標に基づき10点満点で評価したもので、今年の対象は18社。順にみてゆけばトップは同点一位のソニー・エリクソンとサムスン (7.7点)。その下にソニー本体・デル・レノボが7.3点で並び以下 東芝(7)やノキア(6.7)、松下(5)などが続きます。

環境への取り組みといえば気になるアップルは6点で相対的に中間あたり。累計一億台というiPodの売り上げや露出もあってか環境保護団体からたびたび糾弾されている同社は公開書簡「ジョブズからの手紙2:より環境に取り組むアップルへ」を発表して有害物質の削減やLEDバックライトMacを約束していましたが、そのおかげか前回の2.7点からは大きく改善と評価されています。

面白いのは今回はじめてリストに登場した任天堂。グリーンピースの設定した指標のどれにもひっかからず総合0点、完璧な最下位になっています(任天堂の評価について詳細。pdf)。このままWiiとDSが快進撃を続ければ数年後には地球に人が住めなくなる!のかと不安になって読んでみれば、 グリーンピースの評価は主に有害物質の扱い、および製品の生産・流通・廃棄・リサイクルまでのいわゆる拡大生産者責任について「指標を設けているか」「情報を公開しているか」を採点したもの。

つまり実際に環境に与えている負荷を計量したものではなく、仮に問題のある物質を少量しか使っていなかったり削減を計画していても、リストや削減へのタイムラインをグリーンピースに分かるように公開していない限り0点ということになります。逆に言えば世界的な供給不足を解決するためなにか恐ろしい禁じ手を使っているのかもしれませんが、グリーンピースによれば説明がないため評価のしようがない状態。開発環境だけでなく地球環境への取り組みも分かりやすく説明しておくに越したことはありません。




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