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9.99mmノート Adamo XPS正式発表、実機ギャラリー&動画


ノートPC史上最薄の9.99mmと奇っ怪なスタイリングで話題を集めたデル Adamo XPS がようやく正式発表となりました。仕様は 事前のリーク情報からほぼそのまま、13.4インチ WLEDバックライトHD (720p) ディスプレイ、1.4GHz Core 2 Duo を含む複数のプロセッサオプション、4GB DDR3 800メモリ、GS45チップセット(インテルGMA)、128GB SSDなど。内蔵 802.11n WiFiのほか、USB 2.0 x2 (左右に1ポート)、DisplayPort出力、音声入出力を備えます。付属品は有線LAN・VGA / HDMI出力用のドングルやACアダプタなど。また周辺の地図情報などが参照できる「Location Awareness」(GPS? WiFiベース?)機能も搭載。OSはWindows 7 Home Premium。

バッテリーは意外なことにユーザー交換可能となっており、標準の20Whr品で実使用 2時間36分、オプションの40Whrバッテリーでは5時間17分駆動とされています。本体重量は 同画面サイズの MacBook Airに近い3ポンド / 約1.36kg程度(構成による)。キーボードはアップル製品や最近のネットブックで多い平らなチクレット式のフルサイズ&アルミ製キートップ。静電容量式タッチパッドはWindows 7ジェスチャに対応します。

畳んだ状態ではキーボード部がぴったりと収納されてフラットになるデザインを採用しており、開くには背面 (畳んで置いた状態でオモテ側) にあるタッチセンサーを指でなぞる、立ちあがった画面を持ち上げるという仕組みです。完全にバッテリーが死んだ状態ではセンサーが起動しないため開くことも不可。電源がつかないノートをどうしても開けたい状況はあまり思いつきませんが、画面にリアル付箋紙を貼って忘れたとき、センサーが壊れたときは手でこじ開けることになりそうです。マニュアルでの開け方はデルに問い合わせ中。

米国での価格は1799ドルから。発売は公式にはホリデーシーズン、見込みでは今月中くらい。実機の詳細なテストはできていないため性能はまだ評価できませんが、Windows 7の起動はまあ平均的な約30秒でした。画面が小さくても1kg前後の重量&長時間駆動が重視されてきたいわゆる日本的モバイルノートの概念からはかけ離れた、デザインそのままに堂々たる キワモノ エッジの効いた製品になっているようです。続きは開封と実機の動画2本、プレスリリース本文。




動画:ソニーの『360° 立体ディスプレイ』プロトタイプ



日本科学未来館で開催中のデジタルコンテンツエキスポ2009 内 、国際3D Fair 2009 in Tokyoのフロアより。ソニーが『360°立体ディスプレイ』の試作品を公開しています。ハードウェアとしては直径13cm ・ 高さ27cmほどの円柱状で、見かけ上は手のひらサイズ程度の映像を表示します。下のギャラリーにある寄った写真で分かるように解像度は低く、一枚につき 96 x 128ピクセル。円周 360個の視点ごとに一枚の画像が用意されており、具体的にはご勘弁願いたいソニーテクノロジーによりそれぞれの視点ごとに絵を表示して3Dに見える仕組みです。光源にはLEDを使用。想定用途のひとつとしてデモされていた医療画像や立体フォトフレームにはもう少し解像度が欲しいところです。続きはぐるっと回ってみた動画を掲載。

動画:ドコモの「眼で操作できるイヤホン」



「ドコモは顔芸で来た!!」と幕張メッセを震撼させたかどうか定かではありませんが、CEATECに広大なブースを構えるNTTドコモは例年に違わず強烈なインパクトの掴み要員デモを投入しています。写真の開発者 (おなじみ真鍋 宏幸氏)が装着しているのは「眼で操作できるイヤホン」。インイヤータイプのありふれたヘッドホンに小さな電極がついており、「眼球の動きに伴って生じる眼の周りの電気的ポテンシャルの変化」を検出するEOG (Electro-oculogram)法で眼球運動を認識することができます。

このイヤホンと携帯電話側のソフトウェアを組みあわせることにより、視線の動きをハンズフリーかつ声も出す必要がないリモコンとして使えるという技術です。操作はたとえば視線を右から左に動かすことで再生・一時停止、左から右なら曲送り、ぐるんと回して音量調節。あるいは右左右でかかってきた電話を受けるなど。

同じ仕組みで全方向の動きを取得していわゆるアイトラッキングをおこなうためにはアラウンドイヤーヘッドホンのおばけのような装備が必要だったのに対して、今回のデモはふつうのイヤホンと変わらないサイズを前提に考えられたアプリケーションとのこと。コマンドが左右の組合せだけになっている(左右の動きしかとれない)のはそのため。実演では正しいコマンドを入力するため視線も表情も硬直させた被験者の眼球運動が大写しになり観衆にいろいろな意味でアピールすることに成功していました。実際のデモのようすは続きの動画をどうぞ。なお、眼球をカメラで撮るタイプとは異なり眼を閉じていても操作できます。

追記:動作原理の部分を修正。詳しくは下のコメントを参照。説明をあやふやのまま聞いていたら研究者ご本人からダメだしをいただきました。謹んで訂正させていただきます。



HP ENVY 13, 15 ハイエンドノート正式発表、Core i7にデュアルSSDオプション

予告とリーク、さらにフライングの 定番コースを経て、HPの新ノート ENVY シリーズが正式に発表されました。HP ENVYは HPに吸収された高級ゲーミングPCメーカー Voodoo PCの「レガシー」を継承するハイエンドノート。13インチのENVY 13、15インチのENVY 15ともにアルミとマグネシウム合金製の一体成形フレームに微細なエッチング仕上げを施し、剛性とデザインを両立させています。デルのAdamoよりは丸く、いってしまえばMacBook Proに細かいテクスチャーがついてポートが増えたような外見。トラックパッドもMacBookと似て大きなガラス製です。

中身もデザインと同等以上に重視されており、両機種ともディスクリートGPUを搭載します。「軽量の重量級」を自称するENVY 13の主要仕様は13.1インチWXGAディスプレイ ( 「一般的な同クラスノートの2倍」という輝度 400 cd/m^2、「82%」高色域、応答速度 8ms)、Core 2 Duo プロセッサ、グラフィックはディスクリートのRadeon HD 4330とインテルIGPを負荷に応じて切り替えられるSwitchable Graphics。バッテリーは標準で7時間、でっぱるかわりに底面全体に薄く貼りつく「スリムフィット」バッテリースライスを装備すれば最大 18時間駆動。本体は厚さ1インチ(25mm)以下、重量約 1.696kg。



「HP史上最速コンシューマーノート」を謳う ENVY 15は、ノート向け Core i7プロセッサ、SO-DIMMスロット x4で最大16GBメモリ、デュアル SSDのRAID構成を含むストレージオプションなど。グラフィックはメモリ 1GBのRadeon HD 4830を搭載します。ディスプレイはフル HDで輝度 300 cd/m^2のHP BrightView LEDバックライト液晶。強烈な仕様にしては極端に重いわけでもなく、重量は5.18ポンド (約 2.35kg)・厚さ25mmに収まっています。バッテリーはオプションのスリムフィットバッテリーをつけて最大7時間。

米国ではENVY 13が1699ドル、ENVY 15が1799ドル から、10月18日にWindows 7 プリインストールで発売される予定。フルフラットなカーボンノートだった先代Voodoo ENVY 133が2000ドル台スタートだったのに比べればもう少し一般向けになった印象です。続きには発表文とENVY 13の実機動画を掲載。スリムフィットスライスバッテリーが見られます。

Gallery: HP ENVY 13



Gallery: HP Envy 15

PS3、来年のアップデートで「3Dモード」を実装 ・ 「すべての既存ゲーム」も立体視対応へ



IFAの記者会見ではストリンガーCEOみずからグループを挙げて家庭用 3D映像の提供に取り組むことを宣言したソニーが、プレイステーション3を使ったステレオ立体視ゲームのプレイアブルデモを披露しています。会場で展示されているのはすでにPSNでダウンロード販売されている反重力レースゲーム wipEout HD の 立体視バージョンなど。実際のプレイの様子は続きに掲載した動画で確認できます。(といっても立体視できるわけではありません)。

ソニーが来年から3D 対応BRAVIAで提供するのは フレームシーケンシャル方式の3D映像。視差の分ずれた画を交互に表示して、シャッターつきのメガネで左右それぞれの目に届けることによりステレオ立体視する方式 です。要は高速な表示に対応するディスプレイさえあれば(遅いとチラついたり左右の映像が混ざってしまう)、かつゲーム側が右目用と左目用に2倍のフレー ム数を出力すれば、原理的には現在のPS3でも3D立体視ゲームが楽しめることになります。PS3の3D立体視対応について、プレスリリースで触れられているのは以下の部分:
また、<ブラビア>に加え、"ブルーレイディスク"対応機器、パーソナルコンピューター"VAIO"、PlayStation®3などのハードウェアの 3D対応についても開発を進め、3D映画や3D立体視ゲームなど、豊富なコンテンツを家庭でお楽しみ頂けるよう、取り組んでいきます。
これについて、IFAのフロアではより踏み込んだ解説が聞けました。いわく「PS3は来年のソフトウェアアップデートで「3Dモード」の実装を予定しており、既存のタイトルを含むすべてのゲームで3Dに対応します」。

動画:ARブラウザ Layar 実機デモ&インタビュー


モバイル「ARブラウザ」Layarについてはすでに公式のプロモ動画をご紹介しましたが、今回は実機によるデモの様子とSRPXMobile社 Maarten Lens-FitzGerald氏のインタビュー動画をお届けします。聞き手は偶然SPRXMobileのご近所に住んでいる EngadgetのThomas。Android携帯 G1や動画中でも使われているMagicはもともとGPSと電子コンパスを備えており、携帯の向きと連動するストリートビューも標準で搭載しています。Layarはストリートビューのかわりにカメラで捉えたリアルタイム映像にGPSとコンパスを元にした情報を「重ねて」表示するアプリです。(インタビュー中のMaartenいわく「現実をブラウズするブラウザ」)。

プロモ動画では町並みを一望できるような場所で使った場合が示されていましたが、今回のデモはお話を聞いた居間で、画面にも当然ながら部屋の中しか映らない状態。ですが、もともと現在位置と向きから情報をオーバーレイしているため、たとえば銀行レイヤー(ATMの位置)であれば向けている方角にあるATMが一覧される仕組みです。アイコンは近距離が手前の大きな丸、遠いものはその奥に小さく。フォーカスのあたっているものは色が変わり、画面下の情報エリアに距離や住所などが表示されます。情報エリアを長押しすれば直接そのサービスに電話したり、あるいはスボット情報(カフェやクラブetc)ならそこからSNSのレビューが参照できるなど。インタビュー中に操作しているスライダーは現在地からの距離で絞り込むフィルタ。

ATMの位置やスポット情報であれば2Dの地図に重ねる既存のサービスと見せ方が多少異なるといった程度ですが、たとえばオランダ国内でもこれから提供されるというFunda (不動産)レイヤーなどでは実際の目の前の町並みから物件を参照できるという強みがあり、レイヤーの種類と充実度によっては地図アプリ・位置情報アプリのひとつとして可能性が感じられます。SRPXMobile社いわく、本国オランダのほか米国・ドイツ・英国でも地元の情報プロバイダと提携のもと年内にサービスを開始するとのこと。電子コンパス内蔵になったiPhone 3G S用アプリもリリースされる予定です。

新MacBook Pro 13, 15, 17インチ実機ギャラリー



WWDC 2009で発表
・発売された新MacBook Proの実機ギャラリーをお届けします。トピックはすでにご紹介したとおり、13インチモデルの登場(昇格)、長寿命・長時間動作・交換不可の新バッテリーを全モデル採用、こんにちはSDカードスロット、おかえりなさいFireWire 800、さようならExpressCardスロット(17インでチモデルのみ搭載継続)......といったあたり。舐めるように眺めて13インチモデルから音声出力端子がなくなっていることに気付きましたが、ヘッドホン端子が入出力を切り替えられるようになっています。

各モデルの詳しい構成と価格については発表記事をどうぞ。




動画:Eee PCにファンレスのAndroid & 1GHz Snapdragonモデル



Qualcomm の Computex 2009 プレスカンファレンスより。Snapdragonチップを採用した Smartbookの試作機を各社が展示しています。1GHz ARM CPUコアに600MHz DSP や 3Dエンジン、各種codec / 無線 / 周辺機器対応などを詰め込んだSnapdragonはスマートフォンで採用が進んでいますが、Smartbookはそれをノート型筐体に納めた製品。

なかでもAsusが披露しているのは、Eee PC 1008HA Seashellに似た薄型のSmartbook。OSとしてはAndroidが採用されており、720p HDの動画再生にも対応します。非常に軽く、ファンレスで放熱口すら空いていないのはスマートフォンにも使われる低消費電力・低発熱・省面積チップならでは。続きにはデモ動画を2本、リンク先のEngadget ChineseではAsusのほかWinstronや Inventec製の Smartbook 試作機も紹介しています。現時点ではあくまで試作機であり、心臓部となるSnapdragon以外の詳細な仕様は非公開。Computex開幕後には各社からなにか情報があるかもしれません。

[Via Jkk Mobile and Tweaktown]

Amazon Kindle DX 実機ギャラリー&ビデオ



Amazonから発表された電子ブックリーダー Kindle DXの実機ギャラリーと動画をお届けします。Kindle DXは今年 2月に発表されたばかりの6インチ版 Kindle 2に続く「ワイヤレスリーディングデバイス」Kindleの最新モデル。Kindle 2は2007年に登場した初代 Kindleを進化させた後継機でしたが、DXは Kindle 2をそのまま大きく高精細にしたようなバリエーションモデルです。

基本仕様は対角 9.7インチ 1200 x 824 E-Ink ディスプレイ( グレイスケール16階調 )、内蔵 4GBストレージ (ユーザーエリア約 3.3GB)、本体寸法 10.4" x 7.2" x 0.38インチ (約264 x 183 x 9.7mm)、重さ 約525g。ほかのKindle製品とおなじく3G WWANモデムを内蔵しており、PCや無線LAN不要でオンラインのAmazon Kindleストアにアクセスして書籍を購入できるほか、新聞・雑誌のKindle版を自動更新で購読できます。データ通信の別契約や接続料金は不要 (でもAmazonのアカウントは必要です)。

Kindle DXの特徴は大画面のほかセンサーで縦表示・横表示の自動切り替えに対応したほか、ネイティブのPDFリーダーを搭載したことが挙げられます。そのほかは基本的にKindle 2の巨大版。辞書が組み込まれていることや注釈・ノートを書き加えられること、全文検索、Kindle版を購入した書籍は iPhoneアプリでも読めてしおりを同期できる、テキストの音声読み上げ機能、Wikipediaや一般サイトが読めるウェブブラウザといった点はKindleファミリ標準。

DXは教科書や新聞の購読に向いた機種として位置づけられており、プリンストンほか6大学と提携したパイロットプログラム、すでにKindle版を提供しているNY Times, The Washington Post, The Boston Globeの3紙が割安の定期購読料を提供するといったパートナーシップが発表されました。ただし発表イベントに出席していた大学関係者によれば、学生向けに教科書プリインストールで支給されるKindle DXは一校で50台程度。アマゾンの公式な数字ではなく大学・学部によって異なることも考えられますが、単純に計算すればわずか300台程度の小規模な実験のようです。

高精細がよく分かる接写ギャラリーは下のサムネイルから、E-Inkデバイスとしての書き換え速度が確認できる動画 2本は続きに掲載。


動画:世界初のAndroidネットブック Skytone Alpha 680


各社が予告しているAndroidネットブックの先陣を切る(かもしれない) Skytone Alpha 680のデモ動画をお届けします。Alpha 680は7インチ800 x 480の初代Eee PC的画面に533MHzのARMプロセッサ、わずか128MBのRAMと1GBフラッシュメモリ+SDスロットを備えたコンバーチブル型ミニノート / タブレット。市販価格として250ドル程度を見込んでいるというメーカーの発言で話題になっています。

動画はよく見かけるノート型Androidのデモとおなじく、(携帯に比べれば) 高解像度のディスプレイでAndroidのホームスクリーンやブラウザ、(Google) Maps, Skype、辞書アプリやOpenGLデモなどを走らせるもの。Atomベースのネットブックと比較しても格段に非力な携帯電話クラスのハードウェアながら、もともとロースペックのスマートフォンでも問題なく動くよう開発されたAndroidだけにさくさくと動いています。ただAndroidはマルチタスクもこなすものの、アプリは原則として全画面表示 (バックグラウンドのアプリはトレイに通知を送れる)。800 x 480のネットブックでウィンドウをタイルのように並べる使い方はしないとして、たとえばメッセンジャーのコンタクトリストを確認するような場合は面倒かもしれません。




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