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iPhone SDKその後:デベロッパープログラムは申し込み殺到につき入れない人が続出

公開されるや否や、あっという間に100万ダウンロードを達成した iPhone / iPod touch SDK ですが、SDK を使って開発したソフトウェアを実機でテストしたり配布したりするには、$99 または $299 払ってデベロッパープログラムに加入する必要があります。しかし、姉妹サイト tuaw によれば、デベロッパープログラムに登録しようとした意欲溢れる人々のほとんどが、アップルから「デベロッパープログラムにご加入いただけません」という拒否通知を受け取っており、いまだに SDK を有効利用できていない境遇に陥っているようです。
拒否通知の文面を要約すると「現在デベロッパープログラムは一部の開発者にのみご加入いただけます。ベータ期間中にその数は増す予定です。また後日ご連絡いたします。」
その後「申し込み殺到中につき対応が遅れています。ご迷惑をおかけしております。」という内容のやや柔和な印象を与える拒否通知メールが流れた後、ぽつぽつとデベロッパープログラムに加入できた幸運な人々が現われているようです。
アドビ、iPhoneのFlash対応は「アップルの協力が不可欠」

アップルiPhone / iPod touch向けにFlashを提供する、というCEOの発言から一日、アドビが公式なコメントを発表しています。CEO Shantanu Narayen氏が業績発表のカンファレンスコールで語ったのは「iPhoneにFlashエクスペリエンスを持ち込むことにコミットしており、アップルと協力してゆく」「iPhone SDKを評価した結果、アドビが独自にFlashプレーヤの開発を開始できると考えており、(アップルとアドビ)両社の顧客にとって利益となるだろう」。
iPhone SDKでは同時に1アプリしか起動できず、また記憶域の制限などから他のアプリとの連携が難しいため真意が取り沙汰される発言でしたが、リンク先One More Thingに引用されているアドビ公式コメントによれば「アドビはiPhone SDKの評価をおこなっており、Flash PlayerをiPhoneに対応させる方法について開発を始められる段階にあります。しかしながら、iPhoneのウェブブラウズ体験にFlashのすべての機能を対応させるには、SDKと現行のライセンスを超えてアップルと協力しなければなりません」。
アップルのジョブズ総帥はFlash Liteでは足りない、フル機能Flashは重すぎると発言しているのはご存じのとおり。とはいえ両社のあいだで本当に話がつけばSafariのFlash / Lite対応だって実現するかもしれません。
iPhone SDK、4日間で10万件を超えるダウンロード

アップルのプレスリリースによると、3月6日のプレスイベントで発表されたiPhone SDK β版は提供開始から4日間で10万件を超すダウンロードを達成したとのこと。「アップルの開発者が使用したものと同じ」というiPhone SDKでは、セキュリティや商売上の理由から制限はかけられているものの、純正とおなじ独立したネイティブアプリを開発することが可能。
イベントでiPhone SDK使用アプリを披露したAOL (AIMメッセンジャー)やsalesforce, ゲーム「Spore」の市販を発表しているEAやセガといったデベロッパーに加え、今回のプレスリリースで紹介されているのはNamco Networks (パックマンやギャラガ)、PopCap (人気カジュアルゲームのBejeweledやZume)、iPhone最適化版のBlogサービスをすでに開発中というSix Apartなど。
ダウンロードは無料なのでよくわからないままとりあえず落としたという数も相当含まれているはずですが、価格設定自由・70%を開発者に分配というApp Store流通も含め、iPhone / iPod touchプラットフォームへの注目はかなり高いようです。またこちらのスラッシュドットコメント(本人)によれば、ジョン・カーマック率いるid SoftwareもiPhone / iPod touch向けタイトルを準備中。公式に"Plays DOOM"を取得する日も近そうです。
iPhone / iPod touch v2.0、一般提供を前に脱獄成功

3月6日のプレスカンファレンスで発表されたiPhone / iPod touch ソフトウェア v2.0は6月より一般への提供が開始される予定ですが、iPhone devチームはすでに脱獄 (Jailbreak)および自作ソフトの起動に成功したようです。画像左のペアレンタルコントロールは2.0の新機能のひとつ。
iPhone ソフトウェア v2.0はベータ版が一部の開発者に提供されている段階であり、発表から一週間を待たず脱獄に成功したことになります。カンファレンスでは公式SDKでの開発とApp Storeを通じた配布といった計画が伝えられましたが、公式SDKではできることが少ない、またアップルのご機嫌を損ねるようなソフトウェアは配布できないなど制限が多いのも事実。App Store流通向けの公認アプリと脱獄犯向けオープンアプリは今後も共存してゆくことになりそうです。
[本家Engadget]
iPhone v2.0 ベータ開始、6月提供

アップルのiPhone Software Roadmap プレスカンファレンスより。iPhone / iPod touch v2.0ソフトウェアで提供されるのは主にサードパーティーアプリ対応(App Store)、およびエンタープライズ向け機能の強化。
エンタープライズ向け機能に含まれるのは
- マイクロソフトExchange のActiveSyncサポート
- プッシュeメール、コンタクト、カレンダー
- GAL (グローバルアドレスリスト)
- リモートワイプ
- WPA2 / 802.1xセキュリティ
- Cisco IPsec VPNサポート
そのほかの新機能は
- ネイティブアプリケーションをブラウズ・検索・インストールできるApp Store。現在のiTunes のように、携帯ネットワークあるいはWiFiで直接アプリケーションのダウンロードが可能。("EDGE"ではなく「携帯ネットワーク」という表現をしているのは、6月には3G版が登場している / するから?という深読みもあり)。
- ペアレンタルコントロール。SafariブラウザやApp Storeなど特定の要素にロックをかける。
サードパーティアプリとして発表されたのはEAやセガのゲーム、AOLのAIMメッセンジャー、Salesforce.comの営業支援アプリなど。
提供時期は、エンタープライズ向けベータプログラムが本日より開始。一般向けの提供はiPhone発売一周年にあたる6月末。iPhone向けには無償アップデート。iPod touchは会計上の都合で「名目だけ」有料。価格は不明ながら「儲ける機会だとは考えていない」(QAより)。
Read - Apple iPhone Enterprise beta プログラム
iPhone SDK開発者向け情報、比較チャート

アップルのiPhone Software Roadmapプレスカンファンレスで発表されたiPhone / iPod touchプラットフォーム向け開発者情報をまとめたチャートをお届けします。比較対象は公式SDK、現在自作ソフトに使われているオープンソースのtoolchain、Windows Mobile, シンビアン S60。長いので「続きを読む」の下に載せています。
速報:アップル iPhone Software Roadmapプレスカンファレンス

9:05AM - プレス登録を済ませて会場入り待機中。

アップルのiPhone SDKイベント、日本時間7日午前3時から

開催は現地6日午前10時、日本時間で7日深夜3時から。Engadgetではいつものようにライブ中継記事 (英語版)をお届けします。
おさらい記事は:
iPhone/iPod touchに公式SDK、ネイティブアプリ開発が可能に (2007年10月17日)
iPhone / iPod touchのネイティブ SDK、すでに配布中? (2007年11月27日)
iPhone SDK:アプリ配布はiTunes経由のみ・承認制? (2008年3月2日)










