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インドの「10ドルノートPC」、ノートPCじゃなかった


インドのRs500 (500ルピー)ラップトップ、あるいは「10ドルPC」として世界の生暖かい注目を受けていたデバイスの続報が入りました。現地の教育関連イベントで公開されたプロトタイプは、10 x 5インチ(25 x 12.5cm)程度の箱状の物体。リードアウトは備えている(ように見える)もののいわゆるノートPC的な液晶ディスプレイはなく、もちろんキーボードも備えていません。

ただしプリンターを接続するインターフェースはあるらしく、またネットワークインターフェースや「2GBストレージ」という事前情報をあわせると、インドが実施するe-ラーニング計画で配布されることになっている教科書などの素材を受信・保存・出力するための「コンピュータ」デバイスがその正体だったようです。インドExpress Buzzの報道によると、現在の価格は約30米ドル。関係者によれば将来的に60ドル程度のノートPCにつながるとの説明もあるものの、この箱状の「Sakshat」に外部入出力機器を接続するのか「いずれ」新型としてノートPC型を作りたい希望なのかすらはっきりしません。

また台湾DigiTimesでは、(20ドルかはさておき) このように低価格でほぼ利益が望めない製品には大量生産に向けた戦略が不可欠だが、いまのところ台湾のノートPC OEM業者が受注したあるいは交渉している話は聞こえてこないとのコメントを載せています。まあ1チップの電卓的デバイスならともかく、一般的にイメージされるノートPCを10ドルで製造することは現在の技術からしてなんでも無理と分かってはいたものの、それでもインドなら何かやってくれる!との期待が世界的に先走ってしまったようです。

Read -- merinews記事
Read -- Express Buss記事
Read -- DigiTimes, 台湾OEM / ODM関係者コメント

インドの20ドルPC、名前は「Sakshat」



インドの「500ルピーPC」(Rs500)こと「10ドルPC」、あらため「20ドルPC」、通称「例のあやしいやつ」が本日発表になります。ガーディアン紙によると、スペックは2GBストレージ、WiFiとEthernet、消費電力は2ワットと既報のとおり。画面サイズなどはいぜん不明のまま。わずかな新情報は、名前が「Sakshat」になったこと。Sakshatの意味は「あなたの目の前に」だそうで、見事に名が体を表していません。

インドは約5億人が25歳以下という若い国ですが、大学進学率は11%。その倍の進学率を誇る中国に比べてPC / ネット環境の遅れが課題となっています。Sakshatは教育用PCとして、18000のカレッジと400の大学を対象とした政府のe-learningプログラムで用いられる予定。多くの出版社が教科書データを提供することで合意しています。

気になる安さの秘密は関係者いわく「学生や研究者を働かせているから」。急に同情したくなる話です。2007年時点の設計では47ドルPCだったが、改良によりこの値段に辿り着いたという情報も明らかになっています。その改良が知りたいんじゃ、という願いはいつ叶えられるのでしょうか。同紙では「計算機に毛が生えたようなものじゃないか」という微笑ましいコメントや、「Windowsはたぶん動かない」という識者の心温まるコメントも紹介されています。

インドの「10ドルPC」、まもなく発表



インドで10ドルのPCが発売されるという噂の真相が、ついに明らかになります。10ドルPCこと「Rs 500」が、来月3日ティルパティで開催されるインド政府のイベントで公開されることになりました。(写真はイメージです。念のため)。

10ドルPCの真相については多額の補助金を得た結果だ、実は100ドルの間違いだった、などなど様々な情報が飛び交っていましたが、今も本気であることは確かなようで、「現在のところ20ドルに落ち着く予定で、大量生産による値下げも視野にある」状況とされています。明らかになっているスペックは2GBのRAM、有線LANと無線LANに対応するということくらい。発言を信じるなら、発売は半年以内を予定。

OLPCと同様に教育用途の設計ではありますが、本当に発売されるなら、ネグロポンテも裸足で逃げ出す面白い玩具になるのではないでしょうか。ちなみに、公式な発表はまだ何一つありません。

[Via TechTicker, image courtesy of FMCKids]

Read -- 非公式ソース1
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OLPC XOに牛力発電機



安価な教育用コンピュータを目指して開発されたOLPC XOはインフラの整わない地域でも使えるよう超低消費電力設計となっており、当初の計画では手回し発電ハンドルで、デザイン変更からは外付けのヨーヨー型携帯発電機で使えることがアピールされてきましたが、インド・ムンバイ近郊の農村地帯ではまた別のオルタナティブ発電方式がテストされているようです。現地でOLPCプロジェクトにかかわるArjun Sarwal氏によると、ベルト・滑車からなる発電機を牛に引いてもらう牛力発電システムを開発中とのこと。

Sarwal氏いわく、ムンバイ近くの村では太陽光発電もあまり安定せず風も弱く、また水力発電できるほどの水もないが牛だけは豊富であることから「なにか牛を利用した仕組みを設計することにした」。発電機の部品は近郊でよくタクシーに使われており安く手に入るフィアットの廃品を活用したもの。OLPCの導入で従来とはまた違った電力需要が発生することになり、世界各地でご当地発電方式の開発が加速されることを思うとなかなか興味深いものがあります(「オーストラリアでカンガルー発電 」「中国でパンダ発電」程度の想像力)。




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