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Kleer技術採用、4台同時受信に対応したワイヤレスヘッドホン Digital Opera



Kleerといえば16bit / 44.1KHzの「ロスレス」転送が可能な広帯域と低消費電力を売りとする期待の無線オーディオ技術ですが、またひとつ対応ヘッドホン製品が登場しました。韓国DigiFiのDigital Operaはインイヤー式のイヤフォンが受信ユニットにつながったネックバンドタイプの製品。ミニジャック接続のトランスミッタ(または他のKleer対応プレーヤ) と組みあわせることで、「CDクオリティ」で約10時間のオーディオ転送が可能となっています。

おなじくKleer技術採用のゼンハイザーMX W1とは違い左右のイヤフォンは有線でつながっていますが、おもしろいのは1対多のマルチキャストが可能なKleerの特徴を活かして同時に4台までのDigital Operaでひとつの音源を聞けること。最大有効通信範囲は約10m。ヘッドホンとしての仕様は周波数帯域20Hz - 20kHz、インピーダンス32Ω、S/N比 86dBなど(CD音質とある一方で「サンプリングレート最大33.1kHz」の記述もあり)。

またMX W1の予価が約600ドルであるのに対して、9万5000ウォン / 約1万円程度と安価なのもポイントです。韓国ではすでに発売中、今後米国や日本を含めグローバル展開の予定とのこと。

[Via AVING]

ビデオ:ゼンハイザーMX W1 完全ワイヤレス&ロスレスヘッドホン


こちらもDigital Experienceより、Sennheiserが発表したKleer ワイヤレスヘッドホンMX W1の動画リポートをお届けします。MX W1はBluetoothのA2DPより低消費電力で帯域が広く、16bit / 44.1KHzのCD音質でロスレスオーディオ転送が可能というKleerテクノロジーを採用した無線ヘッドホン。

Kleer採用の製品はトランスミッタ内蔵の本体とヘッドホンがセットになったRCA JetStreamがすでに登場していますが、MX W1は左右のイヤホンをつなぐケーブルすらない完全ワイヤレスヘッドホンです。

サイズはインイヤー式のヘッドホンとしてはそれなりに(かなり)大きいものの(最小のBluetoothヘッドセットくらい)、装着感は非常に軽くほとんど感じないほど。しかもこうした製品にしては極めてめずらしく、ユーザーによる電池交換が可能(!)とのこと。

ただKleerは新しい規格であるため、プレーヤ本体が対応していない場合は付属のトランスミッタを使用する必要があります。トランスミッタのサイズは意外と小さく、iPod nanoの背中に重ねるとだいたい半分が隠れるくらい。最初の記事の写真で写っていたのはトランスミッタではなくキャリングホルダー兼チャージステーション。きわめて高くなりそうな行方不明率を減らすと同時にホルダー内蔵のバッテリーで移動中にヘッドホンを充電できます。チャージステーション自体はUSB充電対応。

肝心の音質は混雑したパーティーの席で正確な評価はできないものの、ノイズも混信もなく非常にクリアな印象です。文章による説明はこれくらいにして、続きのビデオリポート by Veronica 「ベロニカたん」 Belmontをごらんください。

ゼンハイザーMX W1:左右もワイヤレスなKleerヘッドホン



SENNHEISERから、Kleerのオーディオ転送技術を採用したワイヤレスヘッドホンMX W1が発表されました。マッチ箱サイズのトランスミッタとヘッドホンがペアになった製品で、売りはCD音質でのロスレス転送が可能なこと、そして左右のイヤピースを結ぶケーブルすらない完全ワイヤレスなこと。

Bluetoothと比べて低消費電力で広帯域の転送が可能というワイヤレスオーディオ技術のKleerは昨年のCESですでに左右独立型ヘッドホンの試作品を公開していますが、スタンドアロンのKleer ワイヤレスヘッドホンとしてはこれが最初の製品となります。

本体にトランスミッタを内蔵したタイプはRCA JetStreamが登場しているものの、プレーヤ本体が内蔵1GBでシンプルなスポーツ向けタイプだったうえにヘッドホンそのものの作りがあまり高級とは言い難かったのは以前の記事でお伝えしたとおり。名門ゼンハイザーから、どのプレーヤーにも接続できるスタンドアロンタイプで登場するMX W1はかなり期待したくなる製品です。

発売予定は5月。まもなく開催のCESに出展される予定。小さいとはいえトランスミッタを外付けする部分が有線といえば有線ですが、RCA JetStreamおよび今後登場するであろう他社製のKleerテクノロジ採用プレーヤと互換性がありそのままヘッドホン部だけを利用できるとのこと。

HD動画向け新USB規格 & Kleerからワイヤレスビデオ転送技術



家電分野ではHDMI、PCでは現状のDVI / 来年1月のCESで各社から対応機器が登場する(予定)のDisplayPortと複数の規格が併存しそうなDRM対応HD映像転送技術ですが、USBの規格団体USB-IFからさらに新たなHD映像向け規格が登場するようです。

EETimesによると、USB IFが現在策定しているのはノートPCやポータブルプレーヤといった機器とHDTVを結ぶ新規格。現状でもUSB経由で映像データを送るソリューションは各社から登場していますが、統一されたUSB規格として新たな形式を定義することになります。現在策定中のUSB 3.0とはまた別の規格になるらしく、基本的に非圧縮のHDMIに対して圧縮されたHD映像の転送を意図したものと説明されています。新規格のうえにHDCPレイヤを載せることでDRMにも対応。

また別の意味でおもしろいのは、同じ記事で触れられているKleerのワイヤレスビデオ転送技術。Kleerといえば16bit / 44.1KHzのロスレスオーディオ転送が可能で低消費電力というBluetooth / A2DP対抗技術のメーカーですが、CESに向けて音声だけではなく映像転送のデモも準備中とされています。こちらはポータブルプレーヤ機器とディスプレイの接続を想定したもので、帯域は1.5Mbps程度のSD映像向け。

規格が最終決定されて対応デバイスが市場に登場するのはさらに将来の話とはいえ、iPodやPSPをケーブルレスで手軽にテレビやHMDにつなげると考えれば非常に待ち遠しい技術です。




RCA JetStream + Kleer ワイヤレスヘッドホン レビュー



Thomson / RCAが細々と販売しているスポーツ向けポータブルプレーヤ"Gem"シリーズの新型、としてよりも新技術Kleer ワイヤレス採用で期待のJetstreamがPC Magにてレビューされています。Kleer は新興企業Kleerが売り出し中の音声向け新無線規格で、現在広く使われているBluetooth 2.0 (A2DP)より帯域が広く16bit / 44.1KHzロスレス伝送が可能、消費電力は同帯域で1 / 10という注目の技術。今年1月のCES出展記事はこちら

リンク先PC Magによれば、そのKleer ワイヤレス送信部分を内蔵 ・ 専用のヘッドホンを付属したJetstreamの評価は:
  • 付属ヘッドホンはたしかに受信感度がよくレンジもしっかりでているものの、耳へのフィット感が悪くせっかくのロスレス転送音質を充分発揮できない。
  • 解像度96x96のカラーELディスプレイは小さく、メニュー構成やナビゲーションの使い勝手が悪い。
  • 30gくらいと小さくて堅牢、防水なのはよろしい。
  • ストップウォッチやカロリー計といった本来のジム向き機能も好感。
  • 今どき容量1GBで$130前後は高い。
といったところ。結論は「Kleer ワイヤレスヘッドホンのもっとましな実装を待て」。技術的優位はともかく新興の独自規格だけに、ヘッドホン側に選択肢がないのはつらいところです。





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