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11万円のチタン製Bluetoothマウス Intelligent Design Mouse

写真はオランダ企業らしい Intelligent Design社が発表したBluetoothマウス。航空機の翼か八つ橋を思わせるボディはメーカーいわく「グレード1チタンから手作り」されており、スクロールホイールにはなぜかネオジムを採用します。本体の中身はプラスチック。マウスとしてはレーザー式、Bluetooth接続、単4電池 x2駆動。

チタンとネオジムの物性がマウスとしての機能・性能にどう貢献しているのかはさておき、もの珍しいデザインと質感はしっかり達成されています。薄い流線型マウスといえば折りたたみ式のMicrosoft Arc Mouseがありましたが、プラスチック外装の量産品であるArcが 4700円なのに対して、 Intelligent Designのチタン製マウス (名前はないらしい) は800ユーロ、約11万円。社名からして何らかの知性が人類のインテリジェンスを計る目的で設計したのかもしれません。

[Via HardOCP]

レーザーで蚊を撃墜するマラリア予防システム



米国の科学者チームが、レーザーで蚊を撃墜する防虫システムを開発しました。中心となっているのはローレンス・リバモア国立研究所にも在籍していた科学者 Jordin Kare氏、元マイクロソフト重役で現在はベンチャーキャピタルIntellectual Ventures LLC.を経営するNathan Myhrvold氏。蚊を駆除するのはもちろんマラリアの感染拡大を防ぐため。マラリアは先進国でこそ数十年前に絶滅宣言がなされていますが、開発途上国ではいまだに年間100万人の死亡者を記録するほどの恐ろしい感染症です。

この「対蚊レーザー」システムで使用されている材料はどこでも入手可能な製品ばかり。実験では、10フィート(約3メートル)の柵に棚を固定し、5つのマグライトと35mmカメラ用の拡大レンズ、レーザーを設置しています。蚊の位置を検出する方法は、マグライトからの光が蚊のシルエットを映し出し、拡大レンズでその影を拾い、コンピュータにデータを送るというもの。コンピュータはレーザをコントロールし、蚊を駆除します。

まだ実験室レベルの規模ですが、開発者いわく「将来的には家や村レベルのスケールまで拡大したい」。現在の課題は人体に危害を加えることなく、また蚊以外の有益な昆虫を殺さないほどスマートに出力レベルを調整すること。家庭用のレーザー蚊取りにも期待したいところです。

Kindle 2で銀河をヒッチハイク

Video: Kindle 2 sees the wrong end of a laser, recommends you don't panic

日本では今のところ発売される様子のないAmazon Kindle 2ですが、海外では早くもmodの目に遭っています。写真は「あわてるな」と大きくレーザーエッチングされたKindle 2。ウェブコミックxkcdに掲載された「Kindleは銀河ヒッチハイク・ガイドだった」ネタを受けたものです。もちろんスペックとしてはほとんど無益。持ち歩くときは、タオルも忘れないようにしてください。なお作中の「ガイド」は本と形容されているものの実は「サブエーテル」無線を備えたネットワーク端末。Amazon KindleはEV-DO接続を備えていますが、地球がなくなったあとも使えるかは不明です。

続きにはエッチング中の動画を掲載。元ネタはRead先で読めます。

針と糸よりも速いレーザー+染料で怪我を治療



海外ゲームの日本版が発売されると聞けばまず残虐表現が規制されていないかを気にする皆様においても、自分が怪我をして血を見るのは嫌なものです。ゲームではゾンビに噛まれても医療キットや緑ハーブで回復しますが現実はそう簡単ではなく、特に切り傷では、針と糸という恐怖心を煽る道具が長年利用されてきていました。

そんな中、マサチューセッツ総合病院ではレーザーと染料を用いた切り傷の新しい治療法が研究されています。針と糸に変わる治療法としては、これまでもレーザーで加熱して皮膚を貼り合わせる方法が研究されてきましたが、熱が強すぎては細胞が死に、弱すぎては貼りつかないという問題がありました。同病院のIrene Kochevar氏とRobert Redmond氏は八年前に熱にかわる方法として「光」に着目、以来実用化に向けた研究を続けています。

レーザー治療というとSF(すこしふしぎ)っぽいのですが、化学的には仕組みは単純なものです。まず、切り傷に染料を塗ります。そこにレーザーを照射すると染料の分子が活性化し、皮膚細胞内のコラーゲンとあいだで電子のやりとりが行われます。すると皮膚細胞でフリーラジカルが反応、細胞内のコラーゲンが互いに引き合い、その結果として切れた皮膚同士もくっつくというものです。染料は特別なものではなく、食品着色料やドライアイの発見に用いられるローズベンガルなどが用いられています。

彼らが「ナノ縫合」と呼んでいるこの手法は、針と糸よりも高速に治療が可能なほか、感染の危険も少なく、雑菌が入るようなすき間もなくなります。もちろん恐怖心も少なくなり、SF好きにとってはむしろ好奇心を満たしてくれるかもしれません。皮膚だけではなく、なんだかイメージが湧きませんが、目や神経の治療にも使えるとのこと。今までのところ、皮膚がん患者を中心に31人でテスト済。アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を待って、実用化に向けてさらなる試験を行う予定です。




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