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マイクロソフト後援の起業イベント、iPhoneアプリが優勝


Startup Weekendというイベントがあります。開発者、起業家、マーケッター、アーティストなどが一同に会し、金曜の夜から日曜までの54時間でスタートアップ(起業)のネタを作るというもの。8月末には米マイクロソフトのキャンパスを借りて開催され、190人以上の参加者が15のチームに別れてアイデアを形にすべく奮闘しました。場所のせいか、うち14のチームがWindows系アプリを開発。しかし優勝したのはLearn That NameというiPhoneアプリを開発したチームでした。ビジネス系SNSであるLinkedInの情報を用い、ネットワーク内の人物顔写真から名前を当てるというゲームです。

出席者の名前を忘れたことからこのアイデアを思いついたというのは弁護士のEric Koester氏。名前が覚えられないというニーズがいかにもビジネスパーソン的です。アプリはアップルの承認を待って、$2.99で販売される予定。この話の教訓を「iPhoneアプリにビジネスチャンスはまだまだある」「失敗した経験からアプリを作るといい」「空気を読まない人間が勝つ」のどれと見るかはさておき、日本でもこのようなイベントがあると面白そうです。

Read - TechFlashの記事
Read - Startup Weekend
Read - Learn That Name

Palm Preに自作アプリ インストールツール登場

Installing Pre homebrew: now even easier

Palm Preのおもしろデバイス化が止まりません。写真はJason Robitaille氏が開発したWebOS Quick InstallなるJava製デスクトップアプリ。いわゆる自作アプリ / 野良アプリを自由に端末へ簡単にインストールすることができるものです。古のPalm Desktopを彷彿とさせます。

さらにPalm Pre単体でアプリケーションをインストールできるfileCoasterなるツールも登場しています。作者はBrian Jost氏。自作アプリの集まるPreCentral.netのフォーラムから、ipk形式のファイルをコピーしてくるだけで簡単にインストールできます。

なにが斬新なのか分からないという人のために一応断わっておくと、Palm PreはiPhone同様、アプリケーションを自由にインストールできないプラットフォームのはずです。自作アプリ動作ハックは一月以上前に明らかになっていましたが、公式アプリ配布環境であるApp Catalogが正式スタートする前に、立派な野良アプリ配布環境が整ってしまいつつあります。

やられたい放題のPalmですが、その一方でiTunes 8.2.1の「アップル端末の照合に関する重大なバグの修正」でアップルから無効化されたiTunes連携機能については、「iTunes 8.2.1でメディアの同期が働かない問題を修正」したwebOS 1.1をすぐさま配布し対処。開発者といいユーザといい似たもの同士が集まっているのかもしれません。

Read - 自作アプリインストールツール
Read - webOS 1.1

Palm webOSの開発環境 Mojo SDK、ネットに流出



ルートイメージの流出からコナミコマンドの発覚まで、わざとやっているとしか思えない Palmからまたまたリークがありました。今回漏れたのは webOSの正式な開発環境である Mojo SDK。一般開発者への公開は少なくとも夏以降とされていたはずですが、一部に提供されていた初期バージョンへのダウンロードリンクからネット上の各所に広まったようです。現在もPalm Pre関連の情報サイトでファイルがホストされているものの、Palmからは今のところ削除要請はない模様。アップルのJailbreak 放置期を見習って、コントロールした「流出」で開発者の興味を捉える策なのかもしれません。

Palm Pre単体で自作アプリのインストールが可能に




Palm Preが米国で発売されて半月がすぎましたが、ルートイメージ流出コナミコマンド(=開発者モード)発覚、PC接続で自作アプリ動作と、大ハック祭は留まる気配がありません。そして今回新しく明らかになったのは、Palm Pre単体で自作アプリをインストールする方法。これまでのようにPCとの接続やファイルレベルでの書き換えが不要になります。やり方は自作アプリへのリンクをメールの本文に書いてPreへ送り、Preのメールソフトでリンクを開くだけ。なんとも単純な方法でインストールが可能になります。

発見したのはxorg、spotter、simplyflipflopsという三人のハッカー。同じ自作アプリへのリンクであってもPreのウェブブラウザ経由ではインストールできないので、単純なチェック漏れではないかと考えられます。自作アプリ開発も"Hello World"期を過ぎ、チップ用電卓のような簡単ながら実用的なものが登場。今後の進展はもちろん楽しみですが、公式ソフトウェア・ライブラリのApp Catalog正式版登場を控えたPalm側がどのような対処を行うのか、なんらかの折り合いをつけるのか、気になるところです。

Read - インストール方法 @ PreCentral
Read - 電卓アプリ紹介 @ PreCentral

Palm Preで自作アプリの起動に成功


webOSルートイメージ流出から予期されていた事態が早くも到来しました。PreCentralのフォーラム投稿によると、発売されたばかりのPalm Preで野良アプリが動作したとのこと。作成者はscm6079氏。証拠写真では、Palm Preの画面上で確かに「Hello World」の文字が表示されています。そのほかの機能は別アプリの起動、バイブレータやフラッシュ点灯などハードウェアのテスト。

やり方はシンプルそのもの。まずPalm Preでコナミコマンドを使って開発者モードへ移行、PCと接続してPreをマウント、いらないアプリを書き換えて再起動......という手順です。書き換えといってもwebOSのアプリケーションはHTML / JavaScriptベースなので、エディタで簡単に編集できたとのことです。

ちなみにPalm版App StoreことApp Catalogはまだβ版。Palm側の対応が気になりますが、このままだと野良アプリ天国となるのも時間の問題です。ともあれ、これから全米のPalm Preユーザがコナミコマンドを打ち込んでいくのかと思うと、なかなか愉快なものがあります。

[Thanks, Scott M. and C.J.]

動画:Palm Preにコナミコマンド発覚、開発者モードへ移行


webOSイメージ流出でお祭状態のPalm Pre界隈から、また面白い話題が入ってきました。PreCentralのフォーラム情報によると、同端末のランチャー画面で「upupdowndownleftrightleftrightbastart」と打ち込むと、Developer Mode Enablerという名前のなぞのアプリケーションが起動するとのこと。上上下下左右左右BAスタートといえばもちろん、泣く子も黙る 自爆 コナミコマンド。冗談のようですが本当です。実機での検証動画は続きに掲載しています。

さて、肝心のコナミコマンドの効能は、アプリケーション名のとおり開発者モードへの切り替えが行えるというもの。開発者モードはおそらく、webOS用SDK(Mojo SDK)を起動中のPCとPalm Preを接続するためのもので、残念ながら一般ユーザーには実益がなさそうです。ともあれこんなコマンドが見つかったのは、やはりイメージ流出があったからでしょうか。上司や仕事の愚痴をコメントに残し忘れた人は、いまごろ気が気でないかもしれません。

webOS流出イメージから新端末情報・AOL/MSNアイコン発見


お伝えしたばかりのwebOSイメージ流出について、早くも解析の成果が次々と飛び込んできています。まずブート時の端末判定コードから、castleとpixieというコードネームを発見。以前Palm Eos = Castleというリークがありましたが、もう一台秘密の端末があるのか、それともPreがcastleでEosがpixieなのか、ともあれ少なくとも二台目に着手していたことは読み取れます。

また、流出したイメージからはAOLやMSNのアイコンも発見されています。そういえば同OSにはPalm Synergyというカレンダーやスケジュール、メッセージングなどの情報を複数ソースから収集して統合する機能があり、米Yahoo!が近日中の対応を発表したばかり。SynergyでYahoo! / AOL / MSNの情報統合ということになれば強力です。

さらに同OSのメッセージングアプリはJabber/XMPPプロトコルや、統合メッセージングアプリPidginでも利用されているlibpurpleに対応している模様。Jabber/XMPPはGoogle Talkが対応する一方、libpurpleはWindows LiveメッセンジャーからYahooチャット、Facebookチャットまで対応しています。webOSが今後どこへ向かうのか、ハッカーがなにを見つけるのか、二重の意味で楽しみです。

Read - castle / pixie 発見 @ precentral.net
Read - AOL / MSNアイコン発見、メッセージングアプリ詳報 @ precentral.net

Palm PreのwebOS ルートイメージ流出、隠し機能発覚


発売翌日に話題を新型iPhone発表へ奪われてしまったPalm Preですが、同端末自慢のプラットフォーム webOS がルートイメージ丸ごと流出するという意外なニュースが飛び込んできました。

流出したのは正確には webOS Reset Doctor というツールで、名前のとおりPalm Preの中身をリセットするもの。その中に195MBのルートイメージが含まれていた次第です。ハック? トムソーヤの主人公? という人にはどうでもいい話ですが、これによりwebOSの隠されていた機能を発見したり、公式環境では作れないような内部まで踏み込んだアプリを開発したり、あるいはSprint独占となっている同端末を他の通信網で利用するSIMアンロックの実現にまでつながる可能性があります。

実際、この大物流出はハッカーコミュニティを駆り立てているようで、隠されていた機能としてすでにJavaバーチャルマシンが発見されています。webOSがLinuxベースであることを考えると、今後かなり素敵なおもちゃに成長しそうです。

Palmの新スマートフォン Eos、今年後半に登場


Preに続くPalm の新端末としてうわさされている Palm Eosに続報がありました。流出したat&tの内部資料(とされる未確認の画像)によると、米国では2009年の後半にもat&tから登場する予定。フォームファクタとしては写真のようにQWERTYキーパッドつきストレート型、あるいはBlackBerry型、あるいはTreo / Centroタイプ。

Palm Eos (Castle) というタイトルの下に書かれている "New Palm OS Experience"が気にかかりますが、いくらなんでもPreのあとに旧 Palm OS / Garnet OSを、しかも「新体験」と銘打って出すとも思えず、おそらくはwebOS搭載端末であろうと考えられます。仕様については既報のうわさどおり、約100gの本体に2.63インチ320 x 400 静電容量式タッチスクリーン、4GBフラッシュメモリ、2Mピクセル固定焦点カメラ、Bluetooth 2.1+EDR (A2DPサポート)、A-GPSなど。ソフトウェアはPOP3 / IMAP / EASサポートのメールやAOL / Google Talk直結の統合IM、MP3やAAC, H.264含むメディア再生などひととおり。スライド左下にはベースバンド / RF / アプリケーションプロセッサの型番まであります。

価格帯などから位置づけとしてはwebOS フラッグシップであるPreより下、現行のCentro後継機と考えられます。仕様で気になるのは320 x 400という解像度。PreはiPhoneとおなじ320 x 480であることや開発側の負荷を考えるとtypoとも思えますが、あるいはwebOSはこの程度の違いなら問題なくスケールするのか、解像度の違いをPreとの差別化要素にしているのかもしれません。

Palm Preのインターフェース動画・スクリーンショット 大量公開



米国で6月6日のデビューを控えて、Palm Pre のスクリーンショットや動画が大量にリーク・公開されています。1月のCESで話題をさらったサプライズ発表以来 Palm公式でも多数のガイドツアーが公開されてきましたが、聞き慣れないサイト Palm Goonが掲載しているシリーズはさらに詳しく執拗に各機能・アプリを解説する内容。

すでに誰もが iPhoneを使っていた(あるいはTouchFLO 3DのようなUIの試みもあった) 1月の時点でなぜあれほど驚きを持って迎えられたのか、スクリーンショットからでも多少は伝わるかもしれません。(Palm Goonはいきなりオープンしてこのレベルの「リーク」を載せていることからして、Palmあるいはどこかの関係者がやっている仕込みのようにも思える)。

またPalmPreForum.orgでは、開発者向けに提供されているPreエミュレータを使った動画ツアーをYouTubeに大量アップしています。こちらは続きに掲載。あくまで実機ではなくマルチタッチも使われていないものの(マウス操作なので)、こちらもPreのユーザーインターフェースの参考になります。

Read - Meet the Web Browser
Read - Meet the "Memos" app
Read - Meet the "Tasks" app
Read - Things You Might Not Know...
Read - 動画のYouTube チャンネル

Palm Preは6月6日発売、価格は$199


Palm Preの発売日・価格が発表されました。発売は来月6日。CES 2009における最大のサプライズとして話題を集めてから、約半年で登場ということになります。価格は$199.99。ただしこれは2年の通信契約を行ったうえ、$100のキャッシュバック適用した後のお値段です。米国ではAT&TがiPhoneを独占販売しているように、Palm Preも通信大手Sprintによる独占販売商品。米国内のSprint直営店のほか、Best Buy、Radio Shack、一部のWal-Mart、およびSprint.comで販売されます。

簡単におさらいしておくと、Palm Preは従来のPalmシリーズとは異なり、新規開発した webOS を搭載するスマートフォン。480 x 320のマルチタッチスクリーン、スライドキーボード、300万画素カメラ、8GBストレージ、GPS、Bluetooth......といったスペックの詳細や画像は発表時の記事をどうぞ。

なお、置くだけ充電で話題となった充電器Touchstoneは別売です。価格はカバーとセットで$69.99、単体では$49.99。Preと同日発売です。

動画:Palm Preで動くPalm OSエミュレータ



Palm Preで動くPalm OS (Garnet) エミュレータについては先日お伝えしたばかりですが、開催中のCTIAでPhone Scoopが早くも動作を確認しています。新OSの中にアプリケーションとして旧OSがあるかたちで、バーチャルキーも本体キーボードをちゃんと対応して動いています。解説によると旧アプリのインストールはPreにprcファイルを送るだけ、旧アプリはSDカードからの起動も可能と、なかなかシームレスな設計になっている模様。HotSyncこそないものの、なんらかのデータ互換モードは用意されるそうです。

動画は続きに掲載しています。動画では、医療など旧OSが普及済みの分野でもこれで安心、という話になっていますが、Palm用Agendusじゃなきゃ駄目なんだ! という方も救われるはずです。

Google、iPhone / Android用 オフラインGmailを披露、HTML 5ベース



Mobile World Congressでは端末だけでなくモバイル向けのソフトウェア技術も発表されています。GoogleのエンジニアリングVP Vic Gundotra氏がキーノートで披露したのはiPhoneで動くオフラインGmail。iPhoneのネイティブメールクライアントではタグやスター、カレンダー連携、スレッドビューといったGmailならではの機能を使うことができず、かといってブラウザから開く従来のGmailウェブアプリではネットワークがつながっていないと読めない・レスポンスが遅いという問題がありましたが、今回「コンセプトとして」披露されたバージョンではHTML 5のローカルデータベースやApp Cacheといった機能により、機内モードをONにしたスタンドアロンの状態でも、従来版よりさらに高速にGMailを使うことができます。

またHTML 5の標準機能を使っているため、サポートしたブラウザならばクロスプラットフォームで同等のルック&フィールを実現できるのも利点。デモではiPhoneのほかにおなじWebkitベースのブラウザを採用するAndroidでもおなじGmailが動くことをアピールしています。(ついでにいえばPalm PreのブラウザもWebkitベース。というよりwebOSそのものがHTML 5を取り入れた次世代ブラウザ的構造)。デモのハイライトは続きに掲載した動画で見られます。なお、今回披露されたHTML 5ベース モバイルGmailは「コンセプト」段階。

Palm、Palm OSデバイスを終了、webOSのPreは世界展開へ



Palmのエド・コリガンCEOがPalm OS搭載デバイスの終息をあきらかにしました。PreCentralが報じている投資家向けの説明によると、小型スマートフォンのCentroがさらに別のキャリアから販売されることを除いて、今後PalmからPalm OS搭載デバイスがリリースされることはないとのこと。1996年のPalm Pilotに1.0が搭載されて以来バージョンを重ねてきたPalm OSは2002年にPalmからスピンオフしたPalmSourceに開発が移り、PalmSourceが日本のACCESSに吸収されたのちはGarnet OSとしても知られてきましたが、本家 Palmではついにその役割を終えたことになります。

今後 Palmから登場するデバイスに採用されるのは現在もTreoで使われているWindows Mobile、そして今年のCESで大きな注目を浴びたPalm Preに搭載される新OS 「webOS」のいずれかとされています。そのほか注目の点を拾うと:
  • Palm PreはSprintからの発売が予定されている北米のほか、世界各国での発売を準備中。具体的に挙げられたのは欧州・ラテンアメリカ。
  • Palm Preには発売時からアプリケーションストアが搭載されるが、純正ストア(アプリ)経由ではなくてもUSB転送やウェブ経由でアプリをインストールできる。iPhoneのようなApp Store限定のロックはかけない。
  • アップルとのあいだで噂されている特許問題については、Palmには過去15年間に蓄積してきた1500件以上のIPがあり、また他社のIPを尊重していることから、仮になにかがあっても身を守ることはできる、といった答え。
といったところ。すでにPalmはライセンシーでしかなかったPalm OS / Garnet OSですが、一時は「Palmware」としてアマチュアを含む多くの開発者から多様なアプリケーションが登場していただけに、本家Palmでの終息は感慨深いニュースです。なお、新生 Palm OSとも呼ばれたwebOSは完全に異なるアーキテクチャを採用しているため、Garnet OSアプリとの互換性はありません。エミュレータでの作動は技術的には考えられるものの、当初のwebOSはローレベルのAPIを提供しないため、すくなくともしばらくは登場しないと考えた方が良さそうです。

Palm株、40%近く上昇



Palm Web OSと新端末 Palm Preの発表を受けて、長らく低迷していた株価のほうも大変なことになっています。Palm株の大きな割合を保有している投資会社 Elevation Partnersとの関係、これまでの財務状況については先月の1億ドル追加出資記事も参照。新OS / デバイスの発表が確定したときの反応はたとえば昨年12月15日の記事へ。




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