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動画:オープン携帯機Pandoraプロトタイプ vs. 任天堂DS Lite



オープン携帯機Pandoraの開発者Blogにて、プロトタイプ筐体とニンテンドーDS Liteを並べた動画が公開されています。以前は開発基板上でエミュレータやメディアプレーヤを走らせたデモが見られましたが、本体プロトタイプの動画が公開されたのは今回が初めて。画面には単なる静止画やテストパターンしか映らないものの、DSよりやや厚めの本体や大型液晶(4.3インチ)のイメージは掴めます。

ゲーム用の方向キーやボタン、二つのアナログスティック、QWERTYキーボードを備えた完成品のCGイメージはこちら。PandoraプロジェクトやアプリケーションプロセッサOMAP 3530を採用したハードウェア仕様についてはリンク先公式サイトや以前の記事を参照。予定では4 ~ 5月に開発者向け評価キットを配布、6~7月に一般ユーザー向け販売を開始とされており、GP2Xやエミュレータ関連で著名な開発者にはすでに試作機が届いているようです。

オープン携帯機Pandora ゲーム・動画再生デモ



オープン携帯機ことPandoraの開発基板によるデモ動画が公開されました。リンク先の解説によれば、動いているのはアーケードエミュレータFinalBurn Alpha (で作動している刺す昆虫方面のシューティングゲーム)、および定番のオープンソースメディアプレーヤMPlayer。

Pandoraはゲーム用コントロールを備えたオープンソース携帯コンピュータとして開発されており、仕様は「ほぼ任天堂 DSサイズ」のクラムシェル型に4.3インチ800 x 480タッチスクリーン画面、43キーQWERTYキーボードおよびデジタル十字キー+ゲーム用ボタン+スライド式アナログスティック x2、ストレージとしてデュアルSDスロット、802.11b/g無線LANまで搭載という野心的なもの。心臓部となるアプリケーションプロセッサにはTI OMAP 3530 を採用します(ARM Cortex A8 + PowerVR SGX530)。詳しくはひとつ前の記事を参照。

公式サイトによれば、今後は4月から 5月に開発者向けの試作基板を有償配布、カジュアルユーザー向けには6月から7月に販売される予定。価格は米ドルで$330 / 約3万3000円くらい。GP2X / GP32の後継となる次世代機を作ろう!というコミュニティベースのオープンハードウェアとあって期待と不安両方の注目を集めているPandoraですが、少なくとも開発基板上でアプリケーションが動くところまでは順調に進んでいるようです。



[Thanks, Ben]

次世代オープン携帯機PandoraはOMAP3530採用、開発順調



オープン携帯機GP2Xの魂を引き継いだ高性能なポータブルLinuxゲーム機を作ろう、というPandoraプロジェクトは着実に進展しているようです。上は新たに開設された開発者Blogより、まだチップの載っていない試作基板の写真。現在公開されているPandoraの仕様は:
  • 4.3インチ800 x 480ピクセル 24bit色 タッチスクリーン液晶
  • 任天堂 DS Liteのようなクラムシェル筐体。ゲーム用のデジタル方向キー+ボタン+アナログスティック x2。QWERTYキーボード(43キー)。
  • 802.11b/g 無線LAN
  • デュアルSDHCスロット、高速なUSBホスト
  • TV出力
といったところ。また心臓部にあたるアプリケーションプロセッサには、つい先日発表されたTI OMAP3530の採用が明らかになっています。OMAP 3530の構成はARM Cortex-A8コア(600MHz駆動で「300MHz ARM 9の4倍以上の処理速度」) + PowerVR SGX 530 (OpenGL ES 2.0, MSシェーダーモデル3.0をサポート) + DSPやペリフェラルIF etc。開発者いわく、これまでOMAP 3430としていたのは3530正式発表前だったため。

発売時期は2008年4月~5月。開発スケジュールとしては、まもなくGP2X / GP32などの有力開発者向けにボードを無償配布、そののち基板売り・組み立て式の開発者向けベータを数回おこないバグフィックスを経てから正式に受注を開始する予定。価格は199ポンド(VAT込み) / 330米ドル / 33000円くらい。このまま波瀾なく登場するとは思えませんが、ゲーム以外にもいろいろと使えそうな仕様だけにぜひ成功してほしいプロジェクトです。

[via 本家Engadget]

PSP全バージョンをダウングレードする「パンドラのバッテリー」ハック

小刻みにバージョンアップを繰り返すシステムソフトウェアとあらゆる手法を駆使して追いかけるダウングレーダのいたちごっこが発売以来続いているソニー PSPですが、現在までに出荷された全バージョンのファームウェアをダウングレードできるハック「Pandora's Battery」が公開されました。

その名のとおりPSPのバッテリー側に特殊なコマンドを書き込むことで本体を強制的にサービスモードに入らせる「パンドラのバッテリー」を作り、そこからメモリースティック起動して本体側のファームウェアを(ハック可能な)旧バージョンに書き戻すというもの。

すごいのは本体のバージョンにかかわらずダウングレードできることだけでなく、メモステ側からブートされるため、マルウェアなどで起動不能になった(Brickされた)本体すら復活させることができる点。

PSPの修理用に特殊なバッテリーがあるらしい、という噂はありましたが、この「Pandora」ハックの開発チームは純正バッテリーをトリガーバッテリーに改造する手法をリバースエンジニアリング(と主張している)によって見つけ出し、さらに認証を通過できる独自IPL(Initial Program Load)コードを書いたということになります。プロジェクト参加者として名を連ねているのはDark_AleXやFanjita、TyRaNiDなど、PSPハック界のドリームチームとでもいうべき面々。

実際の手続きにはすでに自作ソフトが走るPSPと純正バッテリー、ブートイメージ用のメモリースティック、およびPCが必要になります。PSPで走らせるバッテリーハックプログラム、PSPとPCを接続して使うイメージ作成プログラムはいずれもリンク先からダウンロード可能。


さて、バッテリー側から攻めてサービスモードに入らせるという技も衝撃的ながら、「現在までの」全バージョンに適用可能と聞いて気になるのはまもなく登場する薄型新PSPのこと。せっかくなら少し待って新型もダウングレード可能なことが確定してから公開すればよかったのに、とも思えますが、開発したチームによれば流出したコードで作成した「パンドラのバッテリー」を高値で販売する輩が現れたためこの時期の公開を判断したとのこと。今後ソニーがどのような対策を打ってくるのか・打てるのかはまだ分かりませんが、ひとまずは新PSPの登場に注目する理由が増えたといえるでしょう。いやはや、PSPは本当にトップガンの皆様に恵まれたハードです。

["Melvin"さん、ありがとうございます]





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