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アップル、複数デバイス間の"Grab & Go"同期システムを特許出願



ほぼ毎週以上の頻度で発掘されるアップルの新特許 (出願)の話題。今回見つかった発明には、「System and method for simplified data transfer」というあまりイメージの湧かない名称が付けられています。出願文書によれば、たとえば MacとiPhone、Apple TVやゲーム機など、複数のデバイス / プラットフォームをまたいでメディアの視聴や作業を続けるための仕組みについて、通信方式やソフトウェアインターフェースを含めて扱う内容です。

いわく、PCで扱っていた文書やメディアを携帯端末でも閲覧・編集するなどプラットフォームをまたいでアクティビティを続けたい場合、あるいは iPhoneどうしでアイテムをやり取りしたい場合、現在は対象となるドキュメントやメディアの選択、作業内容のファイルへの保存、通信の確立、ファイルの転送指定などといった作業が必要だが、これをよりシンプルでユーザー負担の少ない方法で置き換えるための仕組みとされています。

具体例として挙げられているのは、「Grab & Go」や「Revisit」と名前のついた iPhoneアプリ。Grab & Goはデバイスに転送したい(Grabしたい) 対象をファイルシステムからではなく転送元(「~のMacBook」や「(ユーザ名) の iPhone」)およびカテゴリ(「Business」や「Entertainment」)で指定するインターフェースが図解されています。もうひとつの「Revisit」アプリは、文書やウェブサイト・写真・音楽といったカテゴリごとに、複数のデバイスやアプリに分散した視聴履歴をまとめて同期して簡単に「続きを読む」ができるようにするもの。上の図の例ではウェブ閲覧履歴になにやら某ガジェットサイトのURLが記されています。

84ページにわたる出願文書では、さらにデバイス間の通信方法(たとえばNFC、無線LAN、有線接続、Bluetooth、WWAN)を内容にあわせて自動選択する方法や暗号化、転送にオンラインストレージ( MobileMe)を介する方法などの詳細も解説されています (のだと思いますが、斜め読みなので細かいことは直接リンク先に飛んでください)。現状の iPod や iPhoneでもマニュアルSyncによって音楽・動画やコンタクト、ブラウザのブックマークなどを同期させることができますが、要はそれをさらに高度に、かつ自然に進化させる仕組みのようです。出願していることが分かったばかりの発明なので、実際のデバイスに上記のような仕組みが実装されるか否か・される時期はまだ不明。iPhoneはもちろん、微妙な大きさらしい アップル製タブレット(仮)で使えば猛烈に便利そうです。

[Via AppleInsider]

アップル特許出願:十本指を認識するマルチタッチ技術



今月もアップル特許出願情報の時間がやってきました。AppleInsiderが伝えているのは、両手の指十本を認識するマルチタッチ技術。申請書類いわく「キー入力、休憩、ポイント入力、スクロール、3D操作、手書き入力の前例のない実装」を導入するものです。休憩というのは、タッチパネルにぼんやり手を置いていても誤動作しないという意味。ただ指十本が認識できるというわけでなく様々な入力方法を統合して操作できるため、ひとつのタッチパネルでキーボード操作もマウス操作もペンタブレット操作も可能になります。

「キー入力のポジションを保ちながらポインティングデバイスも操作できるよう、キーボードにポインティングデバイスを埋め込む試みは数多くなされてきた」「そういったデバイスは移動範囲に制限があり、解像度が低いため、マウスに比べ操作の速度も精度も低く、またキーボード構造の複雑化を招いた」書類はそういった過去の問題点の指摘から始まります。トラックポイントがあるよ! という声が聞こえてきそうではありますが、もしこれが実現するならばアップルの言うように既存のインタフェースの代用になるのはもちろん、ここからまったく新しい操作方法が生まれる可能性もあります。あるいはただキーボードして利用する場合でも親指シフトなど好みのレイアウト設計が可能になるのではなど、妄想は膨むばかりです。

アップルからこのような大型タッチパネルの情報が出てくると、活用先として浮かぶのはもちろん噂のタブレット端末。携帯電話のキーボードをつるつるにした会社のことですので、次はより大型端末がつるつるにされても不思議ではありません。触感フィードバックはもちろん、これでディスプレイが膨らんだりしたら大変な未来になりそうです。

アップル特許出願:iPhoneの未読情報処理システム、文体分析フィルタリング



次世代iPhone OSに関係しそうな特許出願特集。実世界認識やボイスチェンジャーといったメディアまわりに続き、二本目はインタフェースまわりです。

ひとつめは複数人宛のメールについて。メールを送ったあと、受信者全員がちゃんと確認したかを定期的に調べ、確認していない人にはダイアログから簡単にメールの再送が行えるというもです。便利といえば便利、世知辛いといえば世知辛い機能であります。

地味ながら効果がありそうなのは、未読メッセージの処理方法。誰かにメールを送ったり電話をしたりする際、その人からの未読メールや未確認のボイスメールがないかをあらかじめ調べ、あった場合はアラートを出すという出願内容です。「あの件なんだけどさ」「それなら、さっきメールしたけど読んでない?」を防ぐ仕組み。

最後はお子様向けのフィルタリング機能。禁止語のデータベースを用意するとかいった生易しいものではありません。メールやメッセンジャーなどのアプリを利用する際、入力したテキストの語彙やスペルが適切かどうかを確認するというものです。あらかじめ指定しておいた年齢・学年などのレベルに達していなければ、ユーザに警告を出したり管理者(親)に連絡を送ったりします。日本人がチャレンジするとどのような結果になるか見てみたいものです。

以上、iPhone OSに関係しそうな特許出願二本立てでした。コピペの上にも二年半(意:二年半まてばコピペも搭載されるよ)、機能拡充をゆっくり待ちましょう。

[Via Unwired View]

Read - メール再送信機能
Read - 未読メール確認システム

アップル特許出願:iPhoneで実世界認識、ボイスチェンジャー



触感フィードバック・指認識操作・RFIDリーダー内蔵ディスプレイと、次世代iPhoneのヒントになりそうな特許出願情報をお伝えしたばかりですが、今度は次世代iPhone OSのヒントになりそうな特許出願情報が公開されました。盛りだくさんなので、二本立てでお伝えします。

ひとつめは物体認識機能。カメラによる画像認識、RFIDタグ・バーコードなどを利用することで、実世界の物体を認識し関連する情報を表示するというものです。美術館、レストラン、電器店など、今いる場所や状況に応じて認識モードの切り替えにも対応。位置情報などを用いてiPhoneが自動的にモードを切り替えるという記述もあります。取得した情報は記録 / アルバムとして保存可能。発想として斬新かどうかはともかく、iPhoneに搭載されるとなればすぐにでもあれこれと対応サービスが生まれそうです。RFIDリーダー内蔵ディスプレイと話が繋がるのも興味深いところ。

画像認識分野つながりでは顔認識機能の出願もあります。iPhoneやiMacなどのカメラ内蔵デバイスにおいて顔を認識し、アクセスコントロールを行うというもの。ちなみに数か月前にも顔認証から指紋認証、DNA認証まで記載したアップルの特許出願が公開されています

みっつめはボイスチェンジャー機能。てっきりいたずら電話用かと思いましたが、Unwired Viewによれば「子供にオーディオブックを聞かせる際にプリセット声色から母親の声色に切り替える」といった用途が出願書類には書かれているとのことです。しかし図には「セレブの声」への切り替えオプションがあり、選択肢にはマドンナやポール・マッカートニーなどの名前が。やはり悪事に大活躍しそうです。

インタフェースまわりの特許出願については二本目に掲載

[Via Unwired View]

Read - 物体認識
Read - 顔認識

羽を広げるキーボード内蔵携帯、サムスンが考案



モバイルノートは小さいほうがいいし、それでもキーボードは大きいほうがいい。この相反する悩みに対して人類はこれまでバタフライキーボードのような曲芸的解法を生み出して解決を図ったり、諦めたりしてきました。スマートフォン業界においても問題は同じ。全面タッチパネルが花ざかりの昨今ですが、やっぱり大きなキーボードがあったらいいよね、と考えてしまったサムスンが見事な収納デザインを特許出願資料の中で披露しています。どうやって保持してどうやってキーを打つのか分かりませんが、うまく上昇気流に乗せれば歴史上もっともよく飛ぶ携帯電話として評価を集めそうです。

[Via PhoneArena]

アップル特許出願:触感フィードバック、指認識操作、RFIDリーダーディスプレイ



iPhone 3GSが発売されて一番喜ぶべきは、「次世代iPhone」がふたたび妄想をかきたてる未知なるものとなったことではないでしょうか。おなじみMac Rumorsから、ひょっとすると次世代iPhoneに関係するかもしれないアップルの特許出願情報が三件も入ってきました。

一件目は触覚フィードバック。申請書類には「タッチスクリーンにおける最大の利点は同時の最大の欠点でもある。ディスプレイを見ることができないとき、ユーザはタッチスクリーンのなめらかで固い表面しか感じることができない。このためアイコンやハイパーリンクやテキストボックスや選択可能な入力要素は、たとえ画面に表示されていても見ることができなければ、見つけることは難しくなる」という、ずいぶんなぶっちゃけトークが記載されています。解決方法には圧電性のアクチュエイターを格子状に配置する方法を提案。触れたモノによってアクチュエイターの振動数を変えれば、様々なモノを感じることが可能です。この仕組みを用い、中央は振動数の異なるバーチャル・クリックホイールの記述まであります。

二件目は指紋認識。はいはいセキュリティセキュリティと思い込んでしまいがちですが、それはもう出願済。このたびアップルが提案するのは指によって動作を変えるという方法です。例えばメディアプレイヤーの場合、人差し指で触れれば再生/停止、中指なら早送り、薬指なら巻き戻し、といった誰のためのデザインなのかよく分からない操作方法が示されています。iPhone自慢のマルチタッチと組み合わせればバルカン式挨拶認証、グワシ認証など指がつりそうな応用が期待できそうです。

最後はRFID機能。タッチスクリーンそのものにRFID読み取り用のアンテナを内蔵させることを提案しています。ケータイ+RFIDの組み合わせで思い浮かぶのはFeliCa。とはいえ、おサイフiPhoneをはじめ公開されたとおりに実用化されるかは不明ですし、特許としても成立するかはまだ分かりません。確かなのは、最高のiPhoneはまだ見ぬiPhoneなのだということだけです。

アップル、スキーやスノボ用の運動センサー特許を出願



iPhone OS 3.0で追加される機能のひとつが、外部ハードウェアとの通信の解禁。iPhone 3G Sに標準搭載されるNike+対応をはじめ、iPhone用の外付けデバイスがこれから次々と登場することが期待されます。となると、アップルが目指すのはさらにその先。お馴染みApple Insiderが、気になる特許出願情報を発掘しています。

今回の発明は図にあるとおりスノーボードやスキー、図にはありませんがマウンテンバイクなどと連携するスポーツ系デバイス。センサやマイクロプロセッサを内蔵し、滞空時間や速度、そして運動のアクティブさを示す「パワー」などを計測・記録します。さらにLCDも搭載し、計測結果の表示にも対応。スキーヤーやスノーボーダーの「今日は誰よりも速かった」とか「すごく飛んだ」「俺のが飛んだぜ」とかいった曖昧な自己評価の数値化を目指します。

iPhoneとの連携は一切触れられていませんが、当然妄想したくなるところ。周辺機器メーカーではなく、アップル自身がこのような特許を出願しているのも面白い話です。ただしもちろん、実用化の目処などは一切不明。

ソニー、PSPでカメラ付きラジコンカーを操作する特許を出願



ソニーがPSPを使って自動車を制御する、スパイ道具に使うとしか思えないような特許を出願しています。 Siliconeraによれば、SCEE(ソニーコンピュータエンターテイメントヨーロッパ) が出願したのは自動車の遠隔操作端末としてPSPを用いるという内容の発明。自動車に搭載されたビデオカメラの映像およびマイクで拾った音声をPSPに送信して、PSP側の操作を自動車にアップロードすることで遠隔操作を実現する模様です。自動車側にはスピーカーも搭載されており、PSPからの音声入力で周囲とのコミュニケーションも一応可能。わざわざ特許を出願するからにはなにか特殊な仕掛けがあるのかと思いきや、自動車側にはプロセッサー、メモリ、バッテリーに送受信機と普通のPCと特に変わらない機器のみの構成。ソースを読む限りではこれまで出願された自動車の遠隔操作に関する特許とあまり違いは見られず、新規性がどこにあるのかいまいちわかりづらい内容です。PSPによる遠隔操作が実現すれば、将来的にはAR感覚の実車版グランツーリスモも夢ではありません。現時点ではK.I.T.Tになりきって楽しむことぐらいはできそうです。

[via joystiq]

アップル、iPhone生体認証特許を出願、なぜか脱獄アプリ名も



iPhone OS 3.0ではコピペ、プッシュ通知などかねてからうわさの機能がひととおり盛り込まれましたが、そうなると次を期待してしまうのが人の性あるいは心の病です。期待に応えるように、おなじみAppleInsiderがiPhoneで生体認証という特許出願を発掘してきました。記述には、画面に内蔵したセンサを用いてタッチで指紋認証、前面のカメラで顔認証、マイクによる声認証、さらにはDNA認証(!)まで、様々な手法が扱われています。まあ、とりあえず書いておきましたという可能性は大いに考えられるところです。

出願では生体認証のほかにも、特定の角度へiPhoneを傾ける、あるいは続きに掲載したような図からあらかじめ定めたアイコンを選んでいく、といった認証方法について言及あり。特許出願には不適切なコメントかもしれませんが、後者は「なぞなぞ認証」ことIQ-Authを彷彿とさせます。いずれも次期iPhone / iPhone OSに搭載されるのかは一切不明です。

なお、同出願の図にはTerminalやInstaller.app、SMBPrefsといったJailbreakアプリの名前がずらりと並んでおり、「アップルでも脱獄iPhoneを使ってる!」と各所で祭状態になっています。ただあまりにあからさまなので、とんでもないうっかりさんなのか、巧妙な話題作りなのか判断に苦しみます。

[Thanks, a|e§]

Intel、AMDへx86 CPUのライセンス破棄を警告

インテルとAMDの長い長い抗争の歴史に、また厄介な火種が持ち上がっています。今回はAMDの子会社設立に伴う、x86互換プロセッサのライセンス問題。

時系列順に説明すると......2001年にインテルとAMDがクロスライセンスに合意 -> 以降、AMDがx86互換プロセッサを製造 -> 今月、AMDが製造部門をGLOBALFOUNDRIESという名前でスピンオフすると発表 -> インテル、GLOBALFOUNDRIESにはAMDとのクロスライセンスが適応されないと主張、60日以内に状況が改善できなければライセンスを破棄すると警告 -> AMD、証券取引委員会にインテルの警告は合意違反と申し立て(今ここ)......という状況です。

ややこしいのは、GLOBALFOUNDRIESはAMD単体の子会社ではなく、Advanced Technology Investment Co(ATIC)というアラブ政府系投資会社との合弁会社であるところ。インテルいわく、AMDがインテルのライセンスを他社へ提供する場合はインテル側の同意が必要なのに、AMDはATICとの契約の開示を拒否しているとのこと。AMDの言い分は、クロスライセンス部分は他社へ提供していないので契約を開示する必要もないし、一方的なライセンス破棄もできないというもの。AMDにとってはx86互換CPUの製造中止もスピンオフ撤回も難しい、厳しい状況です。場外乱闘は一体いつまで続くでしょうか。

[Thanks, Chris]

Read - ロイターの報道
Read - AMDがSECへ行った申し立て

IBM、飛んでくる銃弾を避けるリアル「ガン=カタ」スーツの特許を取得



銃撃から身を守るための防護服といえばケブラー繊維や金属板で弾丸を止めるいわゆる「防弾チョッキ」が連想されますが、IBMが「発射された銃弾の弾道を予測して物理的に身をかわす」というなんだかすごい技術の特許を取得しました。 「Bionic body armor」と命名された特許によれば、IBMの発明は高速で飛来する金属を探知できるセンサー(ミリ波やレーザーを含む電磁波によるレーダー)、着用者の筋肉を電気的に刺激して姿勢を制御する電極つきスーツ、および各種センサーからの入力と着用者の姿勢をもとに弾道と最適な回避態勢を瞬時に演算するコントローラからなるもの。

映画『MATRIX』で弾丸を避けまくっていた主人公ネオは仮想世界の物理法則に介入することでインチキくさい能力を身に付けた単なるチーターですが、IBMの発明は予測した射線上に身を置かないことで「無敵になる!」ガン=カタ、またはトリガーを引く腱の音を聴きとって避ける最強武術「シナンジュ」を地でゆくような発想です。アイデアはともかく実現可能性は?については、IBMいわく基本的には政治家などの要人や軍司令官などが狙撃から身を守る用途を想定しており、一般的に狙撃手は逃走を考え標的からある程度の距離を置くと考えられるため、発射から標的に達するまでは場合によっては秒単位(1400mで約2秒)、比較的短い200m射撃でも軍用スナイパーライフルの初速から計算して約200ミリ秒程度の猶予があり、人間の筋肉が反応する40msから80ms程度を差し引いても十分な演算時間がある、としています (少なくとも計算上では)。

Nokia、回して表示面積 2倍のサイクロイド携帯特許を出願



小さな本体で大きな画面というジレンマを解決するアイデアはアクロバティックな変形方式がそろそろ出尽くしあとは巻物ディスプレイプロジェクター携帯かと思われましたが、ノキアが「そうきたか」という携帯ディスプレイの特許を出願しています。シンプルに「Pivot Display」と名付けられた発明は畳んだ状態でQWERTYキーボードに正方形ディスプレイのBlackBerry風 キャンディーバー型(図4)、画面を半回転させると「AQUOS携帯」風のワイドスクリーン(図6)になるというもの。

中間のFig. 5で立体化できない変形ロボット的な超常現象が起きているように見えますが気にしてはいけません。図7や8では厚みや重なり方がよく分からないものの、説明では単にディスプレイのほうが奥にあるらしく、キーボード部分が非常に薄く画面のうえに載っているだけと考えれば普通に実現できそうです。Fig. 7の12部分は隙間ではなく、ゴミの侵入を防ぐ「折りたたみ式フラップ」。

[Via Cellpassion]

アップル、iPod向けのメガネ型レーザーディスプレイ特許を出願



必ずしも製品につながるとは限らないアップルの発明を発掘して邪推を加えるシリーズ。米特許局に出願されたアップルの「Head mounted display system」はレーザーを使ったメガネ型ディスプレイに関するもの。アブストラクトによれば、メガネ部分と外付けのレーザーライトエンジンを光ファイバーで接続することにより、メガネ側にレーザー発振部とイメージング部を載せる一体型設計より小型軽量かつ見苦しくないHMDを実現する、という技術のようです。メガネ側のディスプレイにはくさび形のレンズにMEMSベースのマイクロミラーで光をあてるシースルー型の例が使われています。

応用例のひとつとして解説されているのは「ユーザーはハンドヘルドビデオプレーヤ(例えばカリフォルニア州クパチーノのアップルコンピューター製 iPod)を、ベルトに取り付けたコンパクトなレーザーエンジンに接続し、ヘッドセットを着用することにより」 ウェアラブルディスプレイでiPodの動画を視聴でき、電源を切っているときは「単なるメガネ」にみえるといった内容。

21世紀にもなって腰からメガネにケーブルを伸ばすのはあまり嬉しくありませんが、アップルから見苦しくないHMDが登場する(可能性もゼロではない)と想像するとちょっと幸せになれます。iPodの白いヘッドホンケーブルのように「ケーブルが伸びた分厚いゴーグルが格好良い」という方向に世間の方を変える気かもしれません。

[Via Unwired View]

アップル、二つ折りiPhone風の「透明両面トラックパッド」特許を出願



実際の製品に結びつくかは分からない、でも未発表アップル製品の片鱗を見せているかもしれない特許(出願)の情報。Unwired Viewが発掘してきたという「デュアルサイドトラックパッド」なる発明では、透明な両面タッチパネルを使った二つ折り携帯らしき例が挙げられています。

Unwired Viewいわく、上のイラストは下半分が両面トラックパッドになっており、開いた状態でも閉じて画面を覆った状態でもiPhone的な操作が可能というもの。またノートPCのタッチパッドが透明になっており、閉じた状態でもSideShowディスプレイ的に画面が透けて見えるという妙な応用例も解説されています (HTC Advantageの一部透明キーボード兼カバーにちょっと近い)。

窓になったトラックパッドはともかく、ノキア「Morph」のようなデバイスに向けて片っ端から押さえようとしておく出願なのかもしれません。リンク先には勝手に作った想像図やイラスト多数。

アップル、隠せるポート特許を出願中



今回のアップル特許(出願中)はすでに製品として実現しているもの。ますます薄くなるモバイル製品の筐体に収めるため(かつ見た目をつるつるに、有線周辺機器の使用に罪悪感を抱かせるため)、回転あるいはスライド開閉するポートドアに関する発明です。

ただひとつだけ面白いのは、説明図では有線LANポート、FIreWireポート、そしてUSB 2.0がふたつ描かれていること。実際のMBAに搭載されている(されていない)ポートについてはご存じの通り。もちろん単なる特許出願書類中の図であって実際の製品と一致している必要はありませんが、ノートPCの背面に配置されている図もあります。さらに別のモバイルデバイスが登場したときにも採用されるのかもしれません。

[Via SlashGear]




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