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恐竜ペットロボPLEO、国内販売は12月から




開発過程から度重なる延期、一緒に遊んでみたギャラリーまでたびたびお伝えしてきたリアル系恐竜ペットロボ(「ライフフォーム」) PLEOの国内販売が決定、日本版公式サイトがオープンしました。PLEOは多数のサーボモーターとセンサー搭載のボディを柔らかい表皮で包んだ仔恐竜ロボ。「生後一週間のカマラサウルスの仔」をイメージしており、性格や感情まで表現するという「LIFE OS」で行動します。

米国では開発元UGOBEが数カ月前に$349ほどで予約を開始しており、最初の購入者にはそろそろ発送がはじまる状況です。国内では例の「40万円ハローキティロボット」で有名な(?) ビジネスデザイン研究所が輸入代理店となり、12月1日から数量限定の先行予約を開始、12月中旬に発売される予定。価格は5万2500円。

外見に似合わず高度なハードウェア(撫でられたことや足の下の地形を認識できるタッチセンサー、自分の姿勢を把握する傾きセンサー、色・明るさから対象を識別できる視覚、両耳のステレオマイクによる聴覚、PLEOどうしが仲間を認識できる赤外線センサー etc)、誕生・幼少期・少年期の各段階に受けた育て方によって「性格」が変わる成長システム、約1時間程度で疲れて動けなくなるバッテリーといった仕様はリンク先公式ページへ。

セクハラに反撃する女性型アンドロイドAiko



「Aiko」はカナダのLe Trung氏が(ほぼ趣味で)製作するアンドロイド・プロジェクト。「カスタムデザインされたアンドロイド・ボディ」に「ニューラルネットワークに基づいた人工知能システム」らしいBio Robot Artificial Intelligence Neural System (B.R.A.I.N.S)なるソフトウェアを備え、出来あいの音声合成ソフトそのままとおぼしき顔に似合わない声で極めて平坦に会話に似た何かを実演できます。この種の違和感や不気味さに耐性のある方は続きの動画をどうぞ。

また各所に限定的なセンサーやアクチュエータが仕込んであり、たとえば腕を強く掴まれれば(視線も唇も動かさないまま) 「イタイデス」「ナゼソンナコトヲスルノデスカ」的な応答を、また胸に触られれば相手を平手打ちして「あなたに胸を触られるのは好きではありません」といったギミックが実装してあります。

ビデオの後半で嬉々として説明する作者いわく、アイコさんは「カナダ初のアンドロイド」。要するに(おそらく日本が誇るドールメーカー製と思われる)人形に部分的なメカを組み込み、PCベースの音声認識や合成ソフトをくっつけて日夜会話や反応をプログラミングする高尚なご趣味のようです。

ギャラリーや動画にかける情熱やわざわざ胸(およびそのほかの部分)にセンサーを仕込んでいることからしてデモ用とは別の反応をするソフトウェアを開発しているのではないかという疑念はさておき、頭部に(おそらく)有名メーカー製を採用する開き直りはある意味評価できるのではないでしょうか。

[Via The Raw Feed]

ロボットカー市街レースDARPA Urban Challenge、優勝はCMU



DARPA(米防衛高等研究計画局)の主催するロボットカーレース第三弾DARPA Urban Challengeが無事終了、カーネギーメロン大 + GM合同チームTartan Racingの車両「Boss」が優勝を収めました。DARPA Urban Challengeはコンピューター制御の無人ロボットカーにより、実際の市街地を模した約60マイルのコースを安全かつ交通規則を守りつつ6時間以内に走破することが課題。3日に終了したレースは出場11チーム/車両のうち3台が時間内にゴール、計6台が完走を果たしています。

賞金200万ドルを獲得した一位CMUチーム以下は2位が前回優勝チームStanford Racing(スタンフォード大)の「Junior」、三位がVictor Tangoチーム(バージニア工科大)の「Odin」。コンピュータとセンサーによる無人運転技術は遠からず米軍のロボット車両として、また市販車両の安全性を高めるために利用されてゆくことになります。なお、プレイステーション3を制御システムの一部に採用したAxion Racingチームの車両「Spirit」は残念ながら予選落ちとのこと。

マイクロ昆虫ロボHEX BUG 先行販売は9月1日から



米Innovation First 開発・バンダイ販売の昆虫型ロボ『HEX BUG (ヘクスバグ)』は9月中旬から全国で販売される予定ですが、一部店舗では明日9月1日よりの先行販売が決定したとのこと。ひとあし先に買えるのはキディランド原宿店、トイザらス亀戸店、上野のヤマシロヤ、東急ハンズ銀座店の4店舗。

そもそもHEX BUGとは何者か、といえば、マイクロモーターで六本の脚を動かして走る(だけ)のマイクロ昆虫トイロボット。昆虫ロボらしく触覚センサーで障害物に触れる、あるいは内蔵マイクで大きな音を感知すると進行方向を変えるギミックがあるほかは純粋にカサカサ動く昆虫っぽさを鑑賞するおもちゃです。動いているところの動画は「続きを読む」に掲載。衝突するとちょっと後じさりして向きを変えるのがちょっとコミカル。

バグアルファ、バグブラボー、バグチャーリーetcとなぜかミリタリー風の愛称が付けられた全5モデルはそれぞれテントウムシ風・カメムシ風と外装デザインが異なるものの、動きのモデルはゴキブリ。プレスリリースいわく、
昆虫型の小型ロボットを製作するにあたり、「Innovation First社」の開発担当者は、いくつかの昆虫の動きをモデルとして検討しました。その上でクールな動きやスピード感、またバッテリー消費効率の良さを実現できるのは、ゴキブリが最も適していると判断しました。
昆虫の機能美を愛でる感性のある方、ロボットにしてもエネルギー効率が良かったゴキブリのエレガントさに痺れるという方、あるいは日々バグに怯える職業の方へのプレゼントにいかがでしょうか。全国での販売は9月15日から、価格は一匹1995円。

更新:「トヨタ、ソニーのロボット部門を買収」報道、ソニーは否定




日経ビジネス8月27日号によると、トヨタはソニーのロボット部門を買収するとのこと。アイボやQRIOといったロボたちはソニー戦士ストリンガー卿によるグループ再建の一環としてあえなくリストラされていましたが、今後はトヨタのロボット技術に引き継がれることになります。

リンク先の日経Podcastによれば(冒頭の まぬけな ジングルと導入部の雑談に軽い殺意にも似た何かを覚えた方は5:20あたりまでスキップ)、トヨタの張富士夫 会長がソニーの社外取締役を務めているという縁もあった、トヨタは万博やショーでお披露目する各種ロボットのようにメカの部分は強いがさらにインテリジェンスの部分を強化したい、ソニーのロボ部門を(まだ残っている)研究者含めて買収する、etc。

あまり詳細はありませんが、要するにアシモをTKOできるようなロボ・ロボ化したクルマを作りたいということ。アイボ的な何かがコンシューマ製品として復活するかはさておき、ソニーのロボット撤退を残念に思っていた方にはうれしい知らせです。ソニー / トヨタからはいまのところ公式発表なし。

追記:ソニー広報からコメントがでました。

8月27日号 日経ビジネス
「トヨタ、ソニーのロボット部門買収
」について

弊 社は、AIBOやQRIOなどロボットの研究開発成果、組織を譲渡しておりません。プロジェクトレベルで進めていた一人乗りのトランスポーターに関わる研 究開発成果を2007年3月末にトヨタ自動車へ譲渡しました。弊社で研究開発を行っていた人員は、一部がノウハウをお伝えする意味で、一定期間、トヨタ自 動車へ出向しています。ソニーで行った研究開発の詳細に関しては公表していません。

えーー。というわけでタイトルも更新。(i-noriさん、ありがとうございます)。

Download - Podcast「編集長のここだけの話」(mp3)
Read - 日経ビジネスオンライン

カーネギーメロン大、食べられる多関節キュウリロボを開発

DARPA主催レース上位の無人車踊るダンゴロボットの殿堂などロボット研究が盛んなCMUが、キュウリ製の食べられるロボ(ハンド)の開発に成功しました。レシピは大キュウリx 指の本数、エダムチーズ半球、サラダ用の葉っぱ適量、輪ゴムとクリップとサーボとセンサー(CMU Canary)。

つまりチーズに手を伸ばすと巨大キュウリの手にわしっ、と掴まれそうになるという冗談のようなものですが、「続きを読む」の動画にやけに詳細な調理?制作?過程がみられます。キュウリに切り込みを入れて関節を作り、皮を薄く削いた「腱」を通してetc。単なるパーティーの余興ながら、いずれは木のお化けロボBreeze同様、進軍した兵士が帰ってこない森の実現に応用されると思われます。

[via CNET]

プレイステーション3、DARPAのロボット市街レースに参戦


独立系R&D / レーシングチームAxion Racingのプレスリリースによると、今年11月開催の無人車レース DARPA Urban Challengeに参戦する同チームの車両"Spirit"にはソニー プレイステーション3が搭載されるとのこと。

Urban Challengeといえば世界最大のR&D統轄機関 DARPA / 米防衛高等研究計画局が主催する無人ロボットカーレースの第三弾。2004年に開かれたGrand Challenge 2004では結局一台も完走できずほとんどは1, 2マイルで立ち往生という状態でしたが、2005年にはスタンフォード大チーム"Stanley" / CMUレッドチーム "Sandstorm" + "H1ghlander"をはじめ計五台が132マイルのコースを見事完走、しかもトップ2チームは約7時間のレースでわずか11分差のデッドヒートを繰り広げて話題になりました。スタンフォードチームの"Stanley"は2006年CESのGoogle基調講演で「白衣を着たラリー・ページがロボット車に乗って登場」という演出にも使われるなど、リアルGoogleBotの第一歩として活躍中。

今年11月3日に本レースがスタートするUrban Challengeは、前二回のレースで実績のあったチームを中心に舞台をモハベ砂漠から市街地(を模した無人コース)に移しておこなわれるもの。賞金は上位から200万 ・ 50万 ・ 25万ドル。PS3の採用を発表したAxion Racingは前二回のGrand Challengeでは残念ながら完走していないものの、2005年大会では上位に残りアーバン・チャレンジへの参戦資格を得るなど実力派のチームです。

Axionによればプレイステーション3にはYellow Dog Linuxがインストールされ、多数搭載されるカメラセンサーのうち一基の画像処理に使われるとのこと。メインの制御ではなく多数の目のうちひとつの処理ではあるものの、最新技術の粋を極めたロボット車で活躍するとはさすがCellプロセッサです。今年のSIGGRAPHでお披露目されるCell Computing Boardに続き、Cellプロセッサとプレイステーション3の高性能を印象づけるニュースといえるのではないでしょうか。

(追記:Axion RacingチームのリーダーBill Kehaly氏のコメントは「自分で走る車というだけではそろそろ簡単すぎると思ったから、今度はソニーのプレイステーション3を加えてみたんだ」。ぺ、ペナルティ扱い?!)

iRobotとTaser、非殺傷電撃ロボを開発



リアルターミネーターの出現を懸念もしくは待望する皆さん向けの戦闘ロボニュース。家庭用のお掃除ロボRoombaやハッカー向けのお掃除しないロボCreateで知られるiRobotが、ダートスタンガンのTaserと共同で非殺傷兵器搭載ロボを開発するとのこと。テイザーは電極を打ち込んで数万ボルトの電撃をあたえる有線式スタンガンのような「非殺傷」武器で、各国の治安維持当局に使用されているもの。

iRobotはすでに家庭用のほか産業用・軍用のロボットプラットフォームビジネスを展開しており、ショットガンを搭載した近接戦闘用(というより威力偵察用) ロボiRobot Warriorといったコンセプトも発表しています。テイザー搭載ロボットは軍・警察や警備会社でパトロールや立てこもり犯対策に、あるいは刑務所などでの利用が想定されるもの。

現在のところリモコンで人間が操作する単なる遠隔操作プラットフォームにすぎないものの、最初は「人命優先」のために、次は人件費削減のために自動化されてゆくのは世の必然。命に別状はないんだからいいじゃないかと真っ先に自律パトロール仕様が登場しそうなテイザーロボですが、ターゲットがたまたま心臓に問題を抱えていて撃ったら死んじゃった例、あるいはガソリンを被った犯人にうっかり撃ち込んだらスパークで火だるまになってしまった例(実話)などもあるだけに、「意志を持った殺人ロボ」の有力候補になりそうです。


Vortex VMRP 壁登り盗撮ロボ



Vortex HC LLC社の開発した四輪壁登りロボ。ロボットものがお好きな方はとりあえず続きのYouTube動画からどうぞ。VMRPは単なる箱のような外観ながら、垂直で粗い面をトリック撮影かと思うくらいするすると登り移動します。監視用のカメラアームを備え映像を見ながら無線操作できるほか、本体に各種センサや演算装置を載せて自律動作も可能。想定される用途は捜査当局や情報機関による監視、盗撮、情報収集。

一体どんな仕組みで動いているのか、こんなものがこっそり窓の外に忍び寄ってきたらイヤだと思いつつ動画を後半まで見るとあっさり原理が判明します。"VMRP"はVRAMモバイルプラットフォームの略、"VRAM"はVortex Regenerative Air Movement。サイクロン掃除機のような渦で空気を吸い出して張りつく仕組みとのこと。つまりスパイダーマン・ロボCity Climberの親戚

メーカーは「低ノイズ:騒音を最小化」「従来の方式より効率的で静音」と主張するものの、動画の後半をみるかぎり壊れかけた掃除機並みの騒音源。速度は優秀なものの、こっそり忍び寄られる心配はなさそうです。生物系壁登りロボは昆虫をモデルにした6本脚のSpinyBot、ヤモリとおなじくファンデルワールス力で張りつくStickyBotを参照。

リアル系ペット恐竜ロボPleo 予約開始、$349



UGOBEの恐竜ペットロボ"Pleo"が米国でついに予約開始されました。Pleoは生後一週間のカマラサウルスの仔をイメージしたというトイロボットで、多数のサーボーモータとセンサを備えたボディを柔らかい外装で覆ったリアルな外観・動きが特徴。動画はリンク先Pleoworldをどうぞ。

本来なら昨年末登場だったのが今年3月、さらに夏予定と延期を繰り返してきましたがようやく製品として登場します。価格は当初の$250よりも最近の$300よりもさらに値上げされた$349。出荷は10月 "予定"。国外発送してくれる店からさっそく予約しようという方もいらっしゃると思われますが、faqによると保証は米国内でしか有効ではないとのこと。

Read - プレスリリース (PDF注意)
Read - 公式サイト Pleoworld (音がでます




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