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自分の義手を自作したオーストラリア人男性



DARPA出資・セグウェイのDean Kamen氏開発の「ルーク」などハイテクロボット義手については何度かお伝えしてきましたが、こちらは自分の義手を自分で作ったオーストラリア人のMark Lesekさん、52歳。豪The Mercury紙によると、Lesekさんは五年前に自動車事故で腕を失い、しかもあまりに大きく失ったために医者からはどの義手も合わないと診断されました。諦めきれずメルボルンに飛んで$80000のドイツ製義手を試したものの、やはりだめ。

そんな時にテレビで骨にボルトを埋め込む手法を知りますが、オーストラリアの医者にはそのような手術はできないと断わられます。それでも諦めなかったLesekさんはスウェーデンへ向かい、同分野のパイオニアと合流。二度の手術ののちボルトと義手を取りとりつけることに成功します。最後までぴったりのものがなかったという義手は、最終的には溶接業という職を生かして自作。腕を動かしたり、方向を指し示したりできるようになりました。現在は脳波で動かせる義手をタスマニア大学と開発中とのこと。自分に合うものがないから自分で作った、を地でゆくあっぱれなDIY精神です。

ビデオ:セグウェイの発明家が開発するロボット義手「ルークアーム」



「セグウェイの発明家」ことDean Kamen氏がDARPAの資金を得て開発しているロボット義手については以前からお伝えしてきましたが、IEEE Spectrumのサイトに約5分ほどの詳細なビデオリポートが掲載されています。ケーメン氏の開発するロボット義手は映画スターウォーズから「ルーク」アームと名付けられており、すでにグラスを掴んで飲む、指を動かして小さなものをつまむといった動作までが可能。

解説によれば、「ルークアーム」の特長は1. モジュール式 (装着者に応じて腕全体・肘や手首から先といったように組み替えられる)。 2. 軽量 (平均的な女性の腕をモデルに製作されており、現行のモデルはバッテリー込みで人間の腕より軽い)。 3. 機敏 (素早く細かい動作が可能)。 4. カスタマイズ可能なコントロール(残された腕の神経や筋肉、あるいはフットペダルでも操作可)の4点。リンク先の動画は必見です。

セグウェイの」と紹介されることの多いケーメン氏ですが、実際にはロボット義手のほかにも車椅子や人工透析機器・インシュリンポンプなど多方面で多大な業績を挙げておられます。商業的にはあまりうまくいっていない電動スクーターの名前を冠して呼ぶのはやはり不適切かもしれません。今後は「人間大砲の発明家」ディーン・ケーメン氏とお呼びしたいと思います。





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