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米ソニー、UMDからPSP goの移行プログラムを撤回、なかったことに

http://www.joystiq.com/media/2009/09/tgs-09-hirai-0107-rm-eng.jpg

日本より1か月早い10月1日からPSP goが買える北米ではいよいよ登場前夜の雰囲気になってきました。というわけで米ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEA)が明らかにしたのは、以前より「検討中」と予告していたUMD to DL版移行プログラムの撤回。PSP goは画面や操作部の小型化とともにUMDドライブを廃止しており、当然ながら従来のUMD版ゲームは使えません。

これに対して、SCEAはすでにUMD版ゲームを購入していたユーザーが無料もしくは安価にダウンロード版へ「アップグレード」できるプログラムを検討中であるとしていました。しかし発売一週間前のコメントでは「UMD(からの) 移行プログラムについて評価を続けてきましたが、法的・技術的な問題により、今回はプログラムを提供しません」。

あくまで「検討している」であって実施するとはひと言も確約していなかったとはいえ、また"this time"があることから将来的な対応までは否定していないものの、すでにUMDでゲームを持っているユーザーには残念な報せです。なお国内では、平井 CEOみずからがE3インタビューで「当然議論していますし、わかってますので、いろいろな方策で前向きに検討したいと思っています。」と回答しています(西田宗千佳のRandom Tracking )。日本では「法的な問題」がなんとかなることを期待したいものです。

ソニー/セガのミーティング資料流出、PS3にドリームキャスト・PS2エミュレータ登場?


SCEA (ソニーコンピュータエンタテインメント アメリカ)とセガが8月に設けたミーティングの議事録、と称する文書が出回っています。リンク先 objectif-sagaによると、問題のメモは米セガのPR用 FTPサイトにアップロードされていたもの。真偽のほどは不明ながら、今年から来年にかけてのソニー / PS3の戦略、およびセガの各タイトルについてソニー側からのリクエストやコメントが記された興味深い内容となっています。

まず目を引くのは、PS3のモーションコントローラが日本で2010年3月に発売とされていること。今年6月のE3ではマイクロソフト (Project Natal)・ソニーの両陣営がそれぞれ独自のモーション操作インターフェースを披露しましたが、2010年春ごろと予告されていたソニー版は順調に国内3月を目標としているようです。

さらに興味深いのは、タイトルごとのメモに続いて現れるこの部分。

PS2 emulator for PS3 (confidential)
  • SCEA wants to sell all PS2 titles on PSN (GTA Vice City/Sonic/etc)
  • For co Marketing money show PS3 controller on TV ads – similar to EA Madden Spots, NCAA, etc...

SCEE リーブスCEO退任、アンドリュー・ハウス氏が新CEO就任


ソニー・コンピュータエンタテインメントが、欧州部門SCEEの社長兼CEO兼Co-COO デビット・リーブス氏の退任・SCEからの引退を発表しました。欧州およびPAL地域の顔として知られたリーブス氏は1995年にSCEEに入社して以来、欧州で強いプレイステーションの礎を築いた立役者のひとり。ゲーマーにはマンチェスター大聖堂銃撃戦騒ぎでの英国国教会への謝罪、あるいは文化的にいつでも強気なSCEAとは対照的な率直かつ謙虚な発言でもおなじみです。

退任にあたっての本人コメントは:
「『プレイステーション』でのこれまでの経験は素晴らしいものでした。欧州/PAL地域の全106の国々をすべて訪れることはできませんでしたが、66カ 国には足を運ぶことができました。

このたびSCEEを退社するにあたり、申し上げたいことが二つあります。一つはこれまでの14年間、SCEEと私個人を 支えてくださったすべての皆様への感謝です。皆様のような素晴らしい方々と仕事をすることができ、本当に幸せでした。もう一つは、これからの私の進む道で す。これまで社会から受けた恩恵を少しでもお返しすべく、今後は社会に報いる仕事をしていきたいと思っています。(......)」
新天地でのご活躍をお祈りします。ドクター・リーヴスの後を継いで新社長 兼 CEO 兼 Co-COOに就任するのは、ソニーのCMO(Chief Marketing Officer)兼グループ役員のアンドリュー・ハウス氏。こちらは1990年からソニーグループ各社のマーケティング畑を渡り歩いてきた大ベテラン。ソニー vs 任天堂 vs マイクロソフト ( vs もしかしたらアップル)というゲームコンソール戦争の文脈だけでなく、急速に変わるソニーグループ全体からも興味深い位置を占めるSCEEの舵取りは世界が注目するところです。

Read - 退任
Read - 就任

プレイステーション2、北米・欧州で99ドル / 99ユーロに値下げ



というわけで、小売店の在庫管理などから漏れ聞こえていたプレイステーション2の値下げが正式発表されました。北米・欧州地域では4月1日よりそれぞれ99米ドル・99ユーロに価格改定。すでに後継機PS3が登場して3年を迎えるものの、いまだに新作タイトルが多数発売され市場を保つPS2は「10年のライフサイクルを確実に達成」できたことになります。プレスリリースいわく、SCEA(米) / SCEE(欧)は「引き続きファミリーやライトユーザーを対象とした新しいPS2タイトルを発売し、ソフトウェアライブラリーの拡充を図ってまいります」。

「ソニーが3月31日にプレイステーションについて大きな発表をする」説は尾ひれがついてとうとうPS3の値下げか!と推測されたりSCEが否定したりと注目を集めていましたが、正体はPS2の値下げだった、ということになりました。が、前座にPS2を出しておいてさらに別の発表を重ねてこないという保証もまたありません。リンク先は日本語抄訳。

ソニー:Blu-rayレスPS3はありえません

PS3 and Blu-ray Disc
ゲーマーにはある意味おなじみの技術系アナリストMike Hickey氏が「PS3値下げは数日以内に発表される可能性が高い」「BDなしの廉価版説もある」と語ってから2週間あまり。「数日以内」はヒッキー星の自転周期と地球の一日との違いと解釈するとして、「Blu-rayなし」部分についてソニーが(わざわざ) 回答しています。SCEAのマーケティングマネージャ Kim Nguyen氏がSillion Alley Insiderに語っていわく、「Blu-rayは常にPS3の一部です」。

コメントはヒッキー予測にどう反応すれば良いのか困惑した一般ユーザーとほぼおなじく、「(BDレス版は) PS3の屋台骨を折ることになる。PS3のゲームはBD用です」。まあそうですよね、というお言葉です。ソニーとしてはPS3の普及台数を数字として大きくするためならば可能なかぎりのアクロバットを検討しているであろうものの (「PS3」という名前のDVDケースとか)、現時点で開発者やパブリッシャーを説得するために必要なものが「BDゲームの走る環境」である以上、当初の筆頭機能であり美学だったPS2互換は捨てられてもドライブレスはやはり想像しづらいものがあります。

とはいえ、PSNのネットワーク配布ゲームやHome, PlayStation Storeといった方面に力を入れていること、またソニー本体の機構改革でゲーム部門トップの平井氏がVAIO, ゲーム, ウォークマン&モバイル, ネットワークサービスを統括する新グループのプレジデントに就任したこと、PSNの拡充が優先目標のひとつとして名指しされたことなどを踏まえれば、将来的にはディスク再生が主ではない端末も不自然ではありません。Cell TVが大ヒットして東芝がCellを安く売ってくれるようになり、当初目論みのとおりテレビもレコーダも片っ端からCellで動くようになれば、あるいはPS3フォーマット互換のBDレス家電やアプライアンスも安く登場してくれるかもしれません。

PSP-3000に新色ライラック、 女児向け「ハナ・モンタナ」パック



発売当初の白・黒・銀、まもなく加わるカーニバルカラーズ 4色に続いて、PSP-3000に新色「ライラック」が登場します。米ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEA)が小売向けPSイベント Destination PlayStationで発表したもので、北米地域で女性(というより女児)ゲーマーを開拓するためのバンドル「Hannah Montana PSP Entertainment Pack」に含まれる限定版となります。

セット内容は"Lilac" PSPとハナ・モンタナのダンス・リズムアクションゲーム、テレビシリーズから一部エピソードを収録したUMDビデオ、2GB MS PRO Duo、およびデコレーション用ステッカー。北米で7月に$199.99で発売予定。SCEは平井CEOの就任から地域の自主独立を重んじているため、というより知名度や戦略的に国内で「ハンナ」パックが登場するかは疑問ですが、薄紫の本体を同梱したまた別のバンドルは考えられそうです。

また限定パックとしては独占のPSP版が登場する「アサシンクリード」バージョンも発表されています。こちらの本体はすでに登場しているピアノブラック。PSP版の主人公は黒装束なんでしょうか。

[Via Joystiq]

ソニー製 プレイステーション3 一周年おめでとうケーキ



甘いチョコレート製に続く食べられるPS3はソニーからプレス向けに送られてきた「プレイステーション3 一周年おめでとう!」ケーキ。一周年の感謝は本人から周囲へ、お祝いは周囲から本人のためにケーキなりプレゼントを用意するものかと思っていましたが、そこは周到なSCEAのこと、万が一にもお祝いを用意し忘れて気まずい思いをするメディアのないよう自分で自分へのお祝いを配っているようです。ともあれ、お誕生日おめでとうございます。あと9年間の現役時代をほかのプラットフォームと切磋琢磨しつつ、潜在能力を十全に発揮されることをお祈りいたします。
ギャラリー: ソニー製 PS3ケーキ

Engadgetインタビュー:SCEグループCEO平井一夫・SCEAジャック・トレットン (後編)



(前半 SCEインタビュー パート1から続き。)

Engadget:
では、これは特にKazに質問です。ソニー内部で、またゲーム部門のなかで、クタラギ・サンが前線を離れたことでビジネスはどのように変わったと考えていますか。


平井:
微妙な変化はすでにいくつもあります。ちょっと違った視点が持ち込まれたといいますか。というのは、わたしは11年か12年間ほど今のジャックの位置、つまり地域のトップというポジションにいたわけですが、日本からは北米マーケットに属する問題についても非常に多くのインプットが届きました。こちらが受信する側、日本が発信側というわけです。なかには、それは日本や欧州向けにはすばらしいアイデアかもしれないけれども、ここ米国ではちょっとどうなのかな、といわざるを得なかったこともあります。別の場合では、欧州が北米での戦略をみてこれはいけると思っても、実際にヨーロッパではあまり有効ではなかったり、といった。

そこではじめようとしている変化は、地域の指導部に対してより自律性を、より強い決定権を、それに伴う責任を、そして成功したときにはより大きな評価を与えることです。まずは小さなことから始めています。たとえばジャックがPSPについて話していましたが、今回は黒は当然として、シルバーとホワイトを用意しています。東京から北米にこの色とこの色を売りなさいとか、この5色のなかから選びなさいだとか、どれも北米向きではないけれどともかくこのなかからというやり方とは違って、新しいプロセスはたとえば「ジャック、どんな色が欲しいか教えてくれ。そのとおりに作るから」といったようなものです。そうした小さなことから取り組み始めていますが、いずれはもっと大きな問題についても同様になります。地域の本部に対してもっと自治をということです。

Engadgetインタビュー:SCEグループCEO平井一夫・SCEAジャック・トレットン



恒例のEngadget&Joystiqインタビューは久夛良木 (現)名誉会長の後を継いでソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役 社長 兼 グループCEOに昇任された平井 一夫氏、その平井氏の後任としてSCEアメリカのCEOとなったジャック・トレットン氏にお話をうかがうことができました。

話題はPS3のハードウェア、ソフトウェア、サービス、売れ行きについての評価、久夛良木体制後の変化、話題の「マルチタイトル vs. 独占タイトル」発言の真意、そしてプレイステーション2.5計画などなど。全文は「続きを読む」にて。後半はSCEインタビュー パート2にあります

Engadget:
三社すべてのカンファレンスを取材しましたが、ソニーの発表は、たとえば昨年のE3プレスカンファレンスとかなり印象が違いました。昨年の......「パフォーマンス」についてどのような評価があって、別のことをする必要があると決定したのでしょうか。この変化はどのような過程で判断されたんでしょう。



トレットン:
まあ、もちろんわたしは昨年のプレスカンファレンスについて今年ほど深く関わっていたわけではないが、その視点でほかのカンファレンスや各社のやり方を見てみるのは面白い。企業というのは成功を誇りにしてあらゆる人に宣伝したがるが、そうしたことは誰でもすでに知っているし、気にもかけない。人が知りたがるのはこれからどんな風に成功するかということだ。だからわれわれは、プレイステーション3の最初の半年や8カ月の成績といったものより、これからのプレイステーション3がなぜ成功するのかを伝えるメッセージに集中しようとしたわけだ。

結局すべてはコンテンツ、そしてゲームだ。(だからカンファレンスで伝えたのは)コンテンツについて、われわれのプラットフォームを今後も重要な存在に保つためになにをしてゆくのかだ。10年前になにをしたとか、どこそこで何台売れたなんてことじゃない。だから評価の基準、視点として、なぜPS3のゲームが欲しくなるのか、われわれのプラットフォームを買いたくなるのかにプレスカンファレンスの狙いを絞った。これがテーマであり中心的なメッセージだ。とてつもない量のプレゼンテーションやコンテンツをこのテーマに沿ってまとめてくれたデイヴ (カラカー。SCEA広報シニアディレクター)は素晴らしい仕事をしたと思う。メッセージが分かりやすく伝わったことを願うよ。


Engadget:
振動の話がなかったのは?

プレイステーション3 北米値下げ & 80GB版正式発表


というわけで、ソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカから正式な発表がありました。韓国でひとあし先に登場していた80GB版プレイステーション3が北米でも8月から、ソフト「モーターストーム」付属で販売されるとのこと。価格は従来の60GBとおなじ$599。これにともない、現行の60GB版は本日より100ドル値下げの$499となります。

日本ではTGSで発表された発売前値下げによりもともと割安なため、すぐに国内の値下げに結びつくものではない......と思われるものの、「アメリカではゲーム付きで一万円以上下がったらしい」と聞けば期待が高まるのも無理はありません。社長が「迂闊に言えない」といえば会長が「クリスマスまでには」といい、「値下げの予定なし」といった週明けにプレスリリースがでるようではこれ以上引っ張ってもあまり効果があるようには思えません。「Lair」や「Heavenly Sword」といった国民的期待タイトルとパックで「必死価格39980円」、あるいは値上げ予告付き29980円ではいかがでしょうか。




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