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iPhoneのTV出力APIをハック、Wii風のモーション操作ゲームデモ



iPhone SDK 2.2に隠された外部ビデオ出力APIの続報。App StoreアプリやMac系技術解説でおなじみのErica Sadun氏が公開したデモは加速時計と連動してTV画面上の矢印が傾くというだけのものでしたが、今回はMac用シェアウェアゲームの老舗 Freeverseに協力を依頼、iPhone / iPod touch用の人気ゲーム Moto Chaser (iTuneseリンク)のTV出力バージョンが製作されています。

実際のプレイの様子は続きに掲載した動画のとおり。ドックコネクタから線が延びてはいるものの、Wii (あるいはPS3)風の傾けてステアリングゲームを大画面でプレイできています。ただ動画のバージョンは「昼食までに仕上げて」と指示されたメインプログラマが実質1時間半程度で作ったという技術デモであり、デバイスの液晶でプレイするよりフレームレートは落ちています。Freeverseによれば本体ディスプレイでの表示は26fps (秒間26コマ)。外部出力した場合、iPhoneや初代iPod touchよりクロックの高い二代目touchでも約 20fps。

またTV出力時にタッチ入力を拾えない問題はまだ解決していないため、アクセル踏みっぱなしの豪快な仕様です。現時点ではアップルから正式に利用を認められていない「隠し」APIではあるものの、PSPのように「出先でちょっと」にも「TVでゆっくり」にも対応するようになれば、iPhone / iPod touchもさらに本格的なゲームプラットフォームになりそうです。

Google Android SDK 新バージョン公開&ギャラリー



Googleが推進するオープン携帯プラットフォームAndroidのSDKに新バージョン m5-rc14が公開されました。リンク先Google Codes プロジェクトページからダウンロードできます。今月初めに大規模アップデートとして予告されていたもので、昨年11月の初版公開以来のフィードバックに応えた変更点は新ユーザーインターフェース、レイアウトアニメーションのサポート、Geo-coding (アドレスと座標の相互変換)、メディアプレーヤに新codec追加(Ogg Vorbis、MIDI、XMF、iMelody、RTTL/RTX. OTA)、Eclipseプラグインのアップデートなど。新バージョンで各アプリを動かしたスクリーンショットは下のギャラリーから。

ギャラリー: Android 新SDK

iPhone ファームウェア v1.1.3 流出?



アップルiPhoneの次期ファームウェア1.1.3が流出したらしい、という噂が流れています。リンク先Gear Liveによれば、新バージョンで追加されるのはスプリングボード(ホーム画面)のアイコン並び替えや複数ページ化、ウェブブックマークをアイコンとして配置できる機能、Google Mapsアプリでハイブリッドビューの追加、携帯ネットワークを使った位置情報システムの実装、SMSの複数受信者への送信など。

来月のMacworld SFで発表されるiPhone関連がこれだけというのはさすがにないと思われますが、スプリングボードを複数ページ化したりアイコンを並べられるのは2月の公式SDK配布を期待させられる機能です。すでに大量のアプリケーションが登場している非公認自作ソフト方面ではさまざまなスプリングボード拡張・メニュー系アプリが配布中。

iPhone/iPod touchに公式SDK、ネイティブアプリ開発が可能に



またPSPのようないたちごっこの始まりかとばかり思われていたiPhone用サードパーティアプリ開発に大きなニュースが届きました。公式発表によると、アップルは来年2月にネイティブアプリ用SDK(ソフトウェア開発キット)を一般公開、広くサードパーティー製アプリケーションの開発を可能にするとのこと。

ジョブズ総帥のお言葉は「はっきり言おう。われわれはiPhoneで動くネイティブのサードパーティー製アプリケーションが欲しいと思っており、来年2月にはSDKを開発者の手に届けるつもりだ」。「iPhoneを中心に活発なサードパーティー開発者コミュニティを育て、iPhoneユーザに何百ものアプリケーションを届けられることにとても興奮している」。「(iPhoneは) 革命的なマルチタッチインターフェースと強力なハードウェア、先進的なソフトウェアアーキテクチャを備えており、開発者にとっても史上最高のモバイルプラットフォームだと信じている」。

iPhoneは発表当初から現在までSafariを使ったウェブベースアプリをサードパーティーに推奨して来ましたが、ネイティブアプリ用SDKの提供まで時間がかかる理由については、開発者には高度でオープンな開発プラットフォームを提供しつつ、ユーザをウィルスやマルウェア・プライバシー被害などから守るという真っ向から対立する目標を同時に達成する必要があったから、としています。提供予定のSDKを使ったアプリケーションはiPhoneでもiPod touchでも利用可能。

さて、阻止しようとしても結局はクラックされてしまい完全なコントロールを握られるよりはある程度の範囲で許すようにして制御可能にしたい(あわせてサードパーティーアプリもiPhone / iPod touchの魅力にしたい)という意向は理解できるとして、問題はサードパーティーアプリにどこまで触らせてくれるのか、どのような抑止力を用意しているのか。まだ発表されたばかりとあって具体的な情報はありませんが、ジョブズ総帥はノキアの採用しているデジタル署名方式(アプリから開発者を特定できる)について、「(そうした携帯は)「完全にオープン」ではないが、正しい方向への一歩だと考えている」と述べています。アップルの姿勢については、「開発者にはiPhoneの優れたソフトウェアプラットフォームをネイティブにプログラムできる広範なアクセスを提供する一方、ユーザーを悪意のあるプログラムから保護する先進的なシステム」を開発していると述べるのみ。





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