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TI から各種センサー入りの腕時計型 ワイヤレス開発キットeZ430-Chronos、49ドル



Texas Instrumentsが腕時計型の組み込み開発キット eZ430-Chronosを発表しました。TIの組み込み向け超低消費電力マイコン MSP430は性能とラインナップの充実からさまざまな製品や自作系の変ガジェットまで広く活用されており、USBスティックに収まった安価な開発キット eZ430シリーズでも知られています。

今回発表された「Chronos」は MSP430に無線モジュールを統合したチップ CC430を心臓部として、3軸加速度計や温度・気圧計といった各種センサと96セグメント液晶ディスプレイを備えたスポーツウォッチ型に収めた開発キット。USBインターフェースのRFモジュールもセットになっており、資料や開発環境が手軽に揃う eZ430ベースであんなことやこんなことに活用できます。

eZ430-Chronosは無線モジュールの周波数帯ごとに433 / 868 / 915MHzの3モデルがあり、価格はいずれも49ドル。 あくまで「開発キット」の位置づけではありますが、プログラマブルで各種センサ入り、無線でPCやほかのセンサと連携する腕時計は特定層向けの強烈なプレゼントになりそうです。

Tegra や Snapdragon搭載ノート Smartbook、年内に各社から登場へ



おなじみDigiTimes発の台湾エレクトロニクス業界うわさばなし。Smartbookといえばハイエンドスマートフォンなどに使われるARMベースSoCをネットブック程度あるいはもっと小さな筐体に載せたノート型製品を指すQualcomm語ですが、業界筋によれば2009年Q4にも各社からスマートブックの出荷が始まる見込みとのこと。

Smartbook (総称)の製造元として挙げられているのはAcer, Foxconn, Pegatron,Compal, Inventecなど。AcerのAndroid ネットブックは以前から話題になっていますが、正式に予告されていたのはWindowsとデュアルブートのAtom版。DigiTimesの情報筋が伝言ゲームをしていなければ、AcerからはARM版のSmartbookが別に登場することになります。またNVIDIA Tegraベースのミニノート elanを公開している Mobinnovaはすでに米欧の通信キャリアと契約を結んでおり、年内にも50万台を出荷する「かもしれない」との話もあります(こちらは「市場筋」のうわさ)。

いずれにせよ、すでに出荷されている ARMタブレット / ミニノート Touch Book (TI OMAP3530ベース)に続いて、そう遠くない時期にTegra や Snapdragonを載せたノート的デバイスの製品版を試せるようになりそうです。なお、ARMプロセッサのノート向けOSとしてLinux や Andoridとともに注目の Google Chrome OSが製品プリインストールで出荷されるのは2010年後半の予定。

TI OMAP3530搭載の超小型コンピュータ Beagle Board 国内販売



PandoraGP2X Wizも扱っているレッドスターから、シングルボードコンピュータ Beagle Boardの国内販売が始まりました。Beagle Boardは「ノートPC級」の演算能力をうたうアプリケーションプロセッサ TI OMAP 3530を中心にUSBポートやDVI-D出力、SD / SDIOスロットや音声入出力などを載せた基板。モニタやキーボード・マウスをつなげばUSB給電で駆動する超小型のファンレスPCとして、あるいは各種の組み込みプロジェクトに応用できます。

Beagle Boardをベースとした製品はたとえばオープン携帯機ことPandora や 出荷が始まったばかりのタブレット / ミニノート Touch Bookなど。OSとして想定しているのは組み込み系 Linux や Android。そもそもはOMAP 35x プロセッサの性能をアピールしたいTIと電子パーツ販売のDigi-Keyが、小規模開発者やオープンソースコミニュティ向けに企画した背景があります。わかりにくく言えば、「Q:ただの 反連邦政府組織 アマチュア集団にすぎないはずの主人公側になぜこんな高性能な機体があるのか?」「A: アナハイム 大企業の思惑に基づく技術供与があったから」というありがちな設定のようなもの。

Digi-Keyの販売価格は送料別 US$149のところ、レッドスターからの国内販売は税込み・送料込みで1台 1万9800円。予約受付は本日より、出荷は9月以降の予定。また米国の輸出規制にひっかかる製品のため、注文には台数などのほか一応「利用目的」も伝える必要があります。あまりややこしいことを書くのは控えた方が無難です。続きは公式のBeagle Boardデモ動画。

キーボード分離型タブレット / ミニノート Touch Book 出荷開始

Always Innovating's Touch Book in production, finally pictured in non-render form
6月末の発表からほぼ予定どおり、キーボード分離式タブレット Touch Bookの出荷が始まりました。Always Innovating のTouch Bookは8.9型 1024 x 600解像度タッチスクリーンの本体とキーボード&タッチパッド部が分離合体するタブレット / ミニノート製品。中身はインテルAtomではなく、TI OMAP3530採用のシングルボードコンピュータ Beagle Boardをベースにした設計です。ハイエンドスマートフォンや Pandoraなどにも採用されている OMAP 3530は ARM Cortex-A8コアに各種I/OやPowerVR SGXグラフィックなどを組み合わせたプラットフォーム。

そのほかの仕様は256MB RAM / 256MB フラッシュ、SDスロット、802.11b/g/n WiFiアダプタ、Bluetooth、USBポートなど。OSはAngstrom派生のLinuxベースオープンソース、アプリは FirefoxやSkype、OpenOffice.orgなどが走ります。価格は単体でUS$299、キーホード付きでは$399。Always Innovatingによれば、現在までの予約分を出荷完了するにはまだ数週間かかる見込みです。

更新:Google Chrome OSのパートナー企業リスト発表、FAQ公開




昨日発表された Googleの独自デスクトップOS Google Chrome OSについて、Chrome開発チームの公式Blogが補足説明を掲載しました。FAQのなかでも注目は「すでに協力中」というパートナー企業について。名前が挙げられたのは:

PCメーカー:Acer、ASUS、HP、Lenovo、東芝
チップメーカー:Freescale、Qualcomm、Texas Instruments
ソフトウェア:Adobe

の8社。ただし、あくまで一部にすぎないと表現されています。相手の都合以外にビッグネームを出さない理由はないと考えれば、HP・レノボ・Asus・Acerがあってデルがないのは面白い点。日本企業は東芝が入っています (追記参照)。

そのほかの質問と回答は:

Q: Google Chrome OSはフリーですか?
A: Yes。オープンソースプロジェクトであり、かつ無償で提供されます。

Q: 開発者です。プロジェクトに参加するには?

A: コードは年内にオープンソースとして公開されます。オープンソースコミュニティと協力してゆくこと、またオープンソースコミュニティから生まれた偉大な成果にささやかながら貢献できることを心待ちにしています。続報をお待ちください。(ソフトウェアエンジニアとしてフルタイムで働きたいなら各国Googleの求人ページへ)。

の2点。コードの公開や詳細は秋以降を予定しているものの、答えられる質問への回答はさらに追加してゆくとのこと。

追記:リンク先のChrome Blog記事が更新されました。" Update on 7/8/2009: We updated the list of companies we are working with." 。追加されたのは東芝。対応して記事中および画像にも追加しました。

キーボード分離式タブレット Touch Book、来月出荷開始

Always Innovating's Touch Book in production, finally pictured in non-render form

これまではCGイメージだけだった Touch Bookの実機写真が公開されています。Always Innovatingの Touch BookはTIの OMAP 3530プロセッサを採用したタブレット / ミニノート。タッチスクリーンのタブレット部本体と、タッチパネル付きQWERTYキーボードを合体させてノート型になる製品です。種別としてはおなじくARMコアのアプリケーションプロセッサを採用したノート Smartbook (QualcommのSnapdragonチップ)、Mobinnova elan (NVIDIA Tegra)に近い位置づけ。

仕様は8.9型 1024 x 600 感圧タッチスクリーン、TI OMAP 3530 プロセッサ (Pandoraとおなじ)、256MB RAM、256MBフラッシュ、SDスロット(8GB付属。microSDではなく普通のSD)、802.11b/g/n WiFi、Bluetoothなど。USB ポート x7 (外部3, 内部4, ただしうち3つはWiFiやキーボード接続に使用)。OSは「Google Newsみたいな意味じゃなくて本当に」ベータと断り書きがあるLinuxベース。アプリはFirefox 3.0やFennec、Skype、OpenOffice.org、Abiword、Google MapベースのGPS地図などひととおり。Androidにも「強力なサポート」を提供予定。要はできるだけ触りやすくするから好きなだけ弄ってくれという姿勢のようです。価格はタブレット単体がUS$299、キーボードを付けると100ドル増しの$399。キーボードはUS配列しかありませんが、海外からの注文も受け付けているようです。第一陣の出荷は7月予定。

マイクロプロジェクタ用チップDLP PicoがWVGAに対応、さらに小型化



OptomaのPicoプロジェクタ、サムスンのプロジェクタ内蔵携帯電話など、プロジェクタの小型化と異物化に大きく貢献しているテキサス・インスツルメンツ(TI)製プロジェクタ・チップ「DLP Pico」の第二世代が発表になりました。売りは簡単で、より明るく、より小さく、より高精細に。明るさの改善度合いは書かれていませんが、光学モジュールのサイズは20%小さく、解像度はiPhoneレベルの480x320からDVDもフル解像度で映せる854x480 (WVGA)へ向上しています。コントラスト比は1000:1以上。出荷は今年の後半になる予定。この調子で行けば近い将来、リップスティックライターにプロジェクターが搭載されても驚きではありません。

ギャラリー:TI, NECのAndroid携帯プロトタイプ



こちらもMobile World Congressより、各社が出展している「Android」プラットフォーム関連のギャラリーをお届けします。かつて噂された「グーグルフォン」の正体こと「Android」は、Googleはじめ各国の30数社からなる団体Open Handset Allianceが推進するオープン携帯プラットフォーム。

Androidは昨年11月の発表以来さまざまなデモが公開されSDKも一般に提供されていますが、MWCではTIがOMAPプロセッサ搭載で実働するAndroid端末を、NECはMedity2チップセットのリファレンスボード上で各種のAndroidベースアプリケーションを動かすデモを展示しています。

実際に手にとって操作できたTIのプロトタイプは500MHz駆動のOMAP 3430ベース。ネットに接続していなかったためブラウザなどのアプリはあまりテストできませんでしたが、プロセッサパワーのおかげか挙動は非常に高速です。端末や各種アプリの写真は下のギャラリーにて。

テキサスインスツルメンツの携帯電話内蔵プロジェクタを触ってきました




今や携帯電話には何でも搭載されるようになり、ないのは鉛筆削りくらいなものですが、唯一の泣きどころは画面の大きさ。携帯電話の大きさには自然と限りがありますから、どれだけ解像度が細かくなろうと、画面は大きくならない以上不満が募ります。

テキサスインスツルメンツはそれに対する解答として、以前から小型プロジェクタの研究を重ねてきていたのですが、いよいよ携帯電話の端末に内蔵できるレベルに到達。先日ニューヨークで開催された Pepcom においてEngadget の特派員が実機のデモに触れてきました。画質や明るさにはまだまだ改善の余地はありますが、それでも昔に比べればかなり明くなってきました。「続きを読む」に他の写真とビデオがありますので、各自でご確認ください。光源にはレーザーを使用しているとのことですが、LED を使ったものは研究室からまだ出ていないものの、明るさについてはだいぶ改善されているとは TI の弁。




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