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ユニバーサルのHD DVD独占供給は契約切れ


両フォーマット支持だったワーナーがBlu-rayへの独占供給を発表という「極めて残念」なニュースがあったHD DVD陣営ですが、今度はユニバーサルも離脱という話が出回っています。業界紙Varietyによると、ユニバーサルのHD DVDへの独占供給契約はすでに期限が切れており、更新されていないことが「確認できた」とのこと。

またパラマウントの契約にもワーナーがBD陣営になった場合の離脱を認める条項があるとされており、「将来のある時点において」ワーナーに続く可能性も語られているようです。ただしワーナーも5月末までは両フォーマットへの供給を続けるとしており、東芝も(今のところ)HD DVD健在をアピールしていることから、その将来がいつになるのかは不透明なまま。

ユニバーサル、iTunesの契約更新を拒否



ジョブズ総帥としてはMacビジネス・iTunes / iPodビジネスと並ぶアップル第三の柱にしたいiPhoneは前評判にふさわしい好調な売れ行きを示していますが、オンライン音楽ビジネスの方面では新たな頭痛の種が発生したようです。NYTimesが関係筋の話として伝えるところによると、世界最大の音楽レーベルであるユニバーサルミュージックグループは、iTunesでの楽曲販売についての年間契約を更新しないとアップルに通知したとのこと。

匿名のユニバーサル幹部によれば、年ごとに更新される包括契約の更新を拒否したことにより、今後は同社とアップルのあいだで価格や条件について合意が得られなかった場合、iTunesから楽曲が引き揚げられる可能性もあるとされています。

ジョブズ総帥の交渉能力とiPodの勢いを背景にメジャーレーベル各社との契約を獲得、デジタル音楽配信の覇者となったiTunes Storeですが、一律価格という契約条件やFairPlay DRMの独占についてはレーベル側から強い不満が続いていました。四大メジャー最下位のEMIとはDRMフリー楽曲の販売契約を結び他のレーベルにも波及するか否かが注目されていたアップルですが、どころか最大手が離反しかねない困った状況になりつつあるようです。

とはいえユニバーサルとしても、iTunesを含むデジタル音楽販売の収入が15%以上を占める現在では簡単に捨てられる販路ではないこともたしか。CDの売り上げと比較すればまだまだ少ないデジタル配信とはいえ、iTunes StoreがAmazon.comを超えて全米三位の音楽販売チャネルとなった現在そして将来を考えればユニバーサルといえどもそうそう一方的な条件を提示できるわけでもありません。

アップルとユニバーサルの今後の交渉によっては、iTunes Storeにあらたな課金体系やライセンスの変化がありうるかもしれません。DRMフリーのiTunes Plus同様に他レーベルの動きが気になるニュースです。一方「匿名の関係筋」によれば、ソニーBMGはiTunesとの年間契約を更新したとのこと(公式にはノーコメント)。





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