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東芝RD-A301、HDDへのTSE直接録画を可能にするアップデート




東芝お客様サポート「お知らせ」にて、東芝HD DVD商品の今後のサポートおよびアフターサービス体制が発表されました。また昨年末に戦略的HD DVDレコーダー製品として投入されたVARDIA RD-A301、および単体HD DVDプレーヤーHD-XA2/XF2についてバージョンアップの実施が案内されました。

RD-A301については、デジタル放送のMPEG-2をMPEG-4 AVCとして記録するTSE直接録画が可能となります。ソース解像度のまま、より圧縮効率の高いH.264に変換するHDトランスコーダー搭載はA301の売りのひとつでしたが、昨年の出荷時にはいったんHDDへTSで記録したのち再変換が必要となっていました。提供時期と方法は3月下旬からサーバー(インターネット経由)バージョンアップおよびCD-ROM送付の予約受付、4月下旬に放送波経由バージョンアップ。

一方HD DVDプレーヤーであるHD-XA2/XF2については、レコーダーRD-A1/A600/A300で作成したHD DVD-Rディスク、およびA301で作成したHD DVD-R /DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW(TS/TSE/VRタイトル)の再生に対応するもの。こちらは5月中旬より提供。

また今後のHD DVDメディアについては、「販売店様でのお取扱状況をみながら、お客様が入手できるような方法をご提供していく予定です」。具体的には撤退説明会で語られたように、Shop1048での販売を実施する予定とのこと。実際の販売開始時期については後ほど発表。国内ではレコーダーが約2万台、プレーヤーに至っては約、1万台という「端数」だったHD DVD製品ですが、少なくとも予告していた機能についてはしっかりとバージョンアップを提供してくれるようです。

「HD DVD撤退」報道、東芝のコメント


数週以内」どころか今週にも発表らしいと報道される「HD DVD撤退秒読み」について。やはり直接お伺いしないわけにもゆくまい、というわけで現時点での東芝の正式なコメントをいただきました。

回答は「現在市場の反応を見ながら、今後の事業方針について検討しているところです。報道にありましたような決定や発表を当社がした事実はございません」。

お忙しいところをありがとうございました。なお、現在Shop1048でHD DVD搭載VARDIAの在庫状況が空白表示である点については、2月分の在庫が僅少となっており、3月分の出荷に関しては「現在検討中」とのこと。一連の報道を受けて今が買い時・買い足し時か?と期待するRDユーザーにとっては店頭在庫の動きも含めて注目の時期かもしれません。

東芝HD DVDヴァルディアRD-A301、DVD-RへのHD Recに対応



「こんどのヴァルディアなら、できる!」というわけで、東芝からHD DVDハードディスクレコーダー「VARDIA」の新モデルRD-A301が発表されました。エントリーHD DVDハードディスクレコーダーとなるRD-A301は300GBのHDDと記録型HD DVDドライブ、地上・BS・110度CSデジタルチューナー2系統+アナログチューナー1系統を搭載した製品。最大の特徴はMPEG-2をMPEG4 AVCにHD解像度のまま変換・記録する HDトランスコーダーを搭載したこと(TSEモード)、AVCで通常のDVDにHD記録するHD Recに対応したこと。通常のDVD-Rに従来のVRモード・AVCに変換されたTSEモード・およびストリームそのままのTSモードを混在させて保存することもできます。

HDトランスコーダーはデジタル放送をソース解像度のまま、より変換効率の高いAVCで圧縮しなおすもの。映像のビットレートは3.6Mbpsから17Mbpsまでを選ぶことができ、音声については5.1ch x2までAACのストリームをそのまま(再変換せずに)記録します。これにより300GBの内蔵ハードディスクには従来TSモードで約39時間の録画だったところが最大約159時間となり(3.6Mbps時)、一層DVD-Rには約30分(17Mbps)から約2時間15分(3.6Mbps)、一層HD DVD-Rには約1時間49分(17Mbps)から約7時間(3.6Mbps)の記録が可能となります。(ただし出荷時にはリアルタイムHDトランスコード記録には対応せず、いったんHDDに録画した番組をあとから変換する形式。後日にアップデート予定とのこと。)

そのほかの仕様はHD DVDドライブを搭載するため当然市販のHD DVDソフトも再生できること、RD同士のi.LINK接続ダビングのほかD-VHSからのダビングにも対応すること、HD DVDソフトの1080i出力、DVDの1080iへのアップコンバート出力など。DLNAサーバ機能やRDお得意のネットワーク機能も引き続き装備します。

発売は12月中旬、予約開始は11月1日。想定市場価格は10万円程度。ワンダーしているあの御方からも予告されていた「非常にお求めやすい」けれど「いろいろな機能がある」エントリーモデルのレコーダーがついに投入されたことになります。映画ソフトのフォーマット戦争はさておき、できるだけ多くの設定・記録フォーマット・メディアから選べることが正義だと思っている東芝と、すべてを把握して使いこなすことに快楽を覚えるユーザーとの幸福な関係はさらに強化されそうです(「はじめて使うユーザーに分かりやすい」スタートメニューなど簡単系機能も充実しています。念のため)。なお、「9+1回もダビングできれば充分」という恐ろしいかけ声で制定されつつあるダビング10には、将来のバージョンアップで「対応できるように検討しています」。




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