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ソニーのデジタル一眼カメラ「α7S III」(ボディのみ実売価格40万円前後)は映像を撮影するVideographer やVlogerの間で特に盛り上がりをみせている。本記事では写真撮影の面から「α7S III」で実際に撮影を行い使い心地を試してみたのでお伝えしたい。

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α7S III(Amazon)

α7S III(Rakuten)

写真解像度としては有効画素数約1210万画素と一見物足りない様に見えるα7Sシリーズだがその代わりに得られているものは他のデジタルカメラでは味わえないものだった。

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α7S III」に最も期待していたのは、写真撮影の場面でも大きく恩恵を受けるα7Sシリーズの代名詞ともいえる高感度だ。高感度と言っても明るく撮れればいいわけではなく、明るくもノイズの少ない綺麗な表現を想像しながら「α7S III」を手に取った。

画素数が約1210万画素というウィークポイントに思える部分もそれ以上に利点をもたらしている。他のα7シリーズと同様のセンササイズなのに対し画素数が少ないということは1画素に与えられている面積が大きく、より多くの光を集められることでノイズの少ない高感度の撮像を実現している。

実際に高感度が必要となる夕刻から夜やダイナミックレンジが必要となる朝日、朝靄の風景も撮影して実力を試してみた。

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実際に陽が沈んで手元のダイヤルも見えない程の暗さの中で、手持ちでとっさに撮った月の写真はISO2500 とは思えない程の解像感を感じさせてくれる。月の光っていない部分の輪郭までうっすら表現されていることにはPCで見て驚いた。高感度をうたうデジタルカメラは他にもあるが、この高感度性能は「α7S III」で唯一無二の領域にきたのではないだろうか。

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また、AF面では瞳AFなどAFの機能的な面も魅力的だが、暗所でも被写体を捉えてくれる基礎的なAF性能の高さに感銘を受けた。暗所でのAFはカメラマンにとってずっと悩まされてきた課題で、この進化は写真撮影において大きな進化と言えるだろう。

「α7S II」から約5年の時を経てセンサ、画像処理エンジンが刷新されたことにより「α7S III」では「高感度・低ノイズ・広ダイナミックレンジ」に更に磨きがかかったと断言できる仕上がりだった。

時を選ばない撮影は他のデジタルカメラでは味わえない興奮を与えてくれた。

α7S III(Amazon)

α7S III(Rakuten)