レノボがMWC 2021を目前に発表した、PCやアクセサリー群の新製品。ノートPCでの注目製品としては第4世代となったThinkPad X1 Extreme Gen 4が挙げられますが、現在のThinkPadで人気の高い主力シリーズも、同時にワールドワイド向けモデルが発表されました。

それが、『ThinkPad L13 Gen 2(AMD)』と、『ThinkPad L13 Yoga Gen 2(AMD)』。現在インテル製CPUを搭載したモデルが人気となっている、ミドルグレードシリーズの13.3インチ画面/AMD(製CPU)バージョンです。

本体カラーは、それぞれにシルバーとおなじみブラックを用意します(なお本記事では、無印L13の写真をブラックに、Yogaの写真をシルバーに揃えています)。

両シリーズとも出荷は2021年8月、EU圏での価格はクラムシェルタイプのL13 Gen2が649ユーロ(単純換算で約8万6000円)から、タブレット兼用、ペン入力対応の2-in-1タイプ(360度回転ヒンジ搭載)となるL13 Yoga Gen2が749ユーロ(約9万9000円)からとなります。


▲こちらはL13無印。良い意味でThinkPadらしいデザインです

最大の特徴となる搭載CPUは、AMDのビジネス向けモデルとなるRyzen 5000 PROシリーズ。ただし同シリーズは、実質的に前世代とほぼ同様な(いわゆるナンバリングだけ変更した)グレードもあるため、詳細なモデル名が重要になるのですが、今回はそこまでの情報は公開されていません。

またニュースリリースの表記では“Up to AMD Ryzen 5000 PRO series processors”、つまり「最高で」との一文があるため、他シリーズのモデルも含まれる模様。なおGPUは、CPU側に内蔵されたAMDのRADEONグラフィックスです。

ThinkPad L13-Yoga Gen 2 AMD

ディスプレイパネルは、フルHD解像度、16:9の液晶を採用。ミドルグレードということもあり、さすがに上位モデルのような4辺ナローベゼルや16:10設計ではありませんが、同シリーズは本体デザインを一新しただけあり、スタイルは洗練されたものとなっています。

RAMは最大16GBのDDR4-3200、ストレージは最大1TBのPCI Express接続SSDと、このあたりもソツのない仕様。バッテリー容量も46Whが確保されており、公称駆動時間もL13無印が最長10.8時間、Yogaが最長10.6時間と、水準以上となっています。

また生体認証オプションは、指紋センサーに加えて顔認証も搭載可能。もちろん本体に関する堅牢性テストも、上位グレードと同等の厳しいテストがなされています。

本体サイズ(両機種共通)は、311.5×219×17.6mm(幅×奥行×厚さ)。本体重量は、無印L13が約1.38kgから、Yogaがタッチパネル+ペンなどの分が加わり、約1.43kgからとなります。


▲キーボードもThinkPadでおなじみ……と言いたいところですが、こちらはEndとInsertキーを兼用するタイプに。ポインティングデバイスはしっかりとTrackPointも搭載します

このようにThinkPad L13/Yoga Gen 2 AMDは、ベーシックモデルらしく大きく目立った点こそないものの、昨今のビジネス向けノートPCとして隙のない仕様のモデル。

現段階では肝心のCPU仕様が(AMD側の意向も多大にあってか)不明点が多いのですが、それでもThinkPadの新定番モデル+CPUとして人気のRyzen搭載機というだけあり、シリーズの人気を支えるモデルとしての実力は十二分と呼べそうです。


Source:レノボ ニュースリリース(英語版)