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©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

10月23日、Nintendo Switchソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」のDLCである「エキスパンションパス」の第2弾「冠の雪原」の配信が開始されました。尚、エキスパンションパスの価格は第1弾「鎧の孤島」と合わせて2980円(税込)となっています。

関連リンク:ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス

「冠の雪原」は新しい伝説のポケモン「バドレックス」などが登場。また、シリーズに登場した全ての伝説ポケモンが手に入る、伝説のポケモンに焦点を当てたDLCとなっています。

「ソード・シールド」の発売から約1年が経っているため、他のゲームに夢中でエキスパンションパスをスルーしているという方もいると思います。今回はそんな人のために「冠の雪原」を紹介していきたいと思います(因みに筆者は3か月ぶりにプレイしました)。尚、本記事はネタバレも多少含みますのでご注意下さい。

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舞台は雪国、カンムリせつげん
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ゲームを起動した直後に自動で「カンムリパス」を入手、ブラッシータウンから新マップ「カンムリせつげん」に行けるようになります。カンムリせつげんに到着すると早速イベントが発生。新キャラクター「ピオニー」「シャクヤ」の親子と出会い、そのまま今回の新要素「マックスダイ巣穴」へと向かうことになります。

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カンムリパスは自動で入手します
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今回の新キャラクター、ピオニー&シャクヤ親子。特にピオニーとは伝説ポケモンを介して密接にかかわることに……
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ピオニーとはバトルになるので注意。久しぶりに起動して手持ち5体がたまご+ウルガモスだと負けます(笑)
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■ダイマックスアドベンチャーで伝説のポケモンに挑む

マックスダイ巣穴に到着すると、今回注目の新要素「ダイマックスアドベンチャー」に挑むことに。ポケモンの巣穴を4人で調査し、道中でダイマックスポケモンを倒しながら、最奥にいる伝説のポケモンを目指します。

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ダイマックスアドベンチャーでは次の相手のタイプを選択して進んでいきます。ぼんやりとポケモンのシルエットも見えます
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ダイマックスアドベンチャーは、手持ちのポケモンではなくレンタルポケモンで挑戦。途中でポケモンを回復するには道中にいる研究員や、きのみを拾う必要があるなど様々な制約がありますが、一方で、通常のレイドバトルとは違ってダイマックスポケモンがバリアを貼らなかったり、ポケモンの捕獲が確実に成功する等、楽になっている部分も存在します。

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ポケモンを捕獲すれば入れ替えが可能。ポケモンのHPがない場合は入れ替えるのも手です
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次に戦うポケモンのタイプは選択式で、最後に戦う伝説のポケモンも1つのタイプだけ判明しています。道中で倒したポケモンは手持ちのポケモンと入れ替えることができるので、次に戦うポケモンや、待ち構えている伝説のポケモンのタイプに合わせて手持ちのポケモンを変えていくことがクリアの鍵です。

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道中、ルート選択によっては回復や手持ちポケモンの入れ替えなどが可能
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最後に遭遇するのは伝説のポケモン。尚、初回はスイクンで固定です
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伝説のポケモンを倒せばすればクリアとなり、ポケモンを一体だけ連れていくことができる他、「マックスこうせき」も報酬としてもらうことができます。マックスこうせきは様々なアイテムとの交換ができるアイテムです。

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マックスこうせきは伝説のポケモンゲット等でボーナスがあります
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マックスこうせきはアイテムと交換できます。ここでしか手に入らないアイテムも
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ダイマックスアドベンチャーは「冠の雪原」の目玉の一つですが、運に左右される部分が大きいと感じます。特に所謂「禁止級伝説」の一部はマルチじゃないとクリアが厳しい難易度となっています。ランクマッチで使用できる伝説のポケモンはソロでもクリアできますが、それでも運が悪いとやり直す羽目に……。ここは少し改善してほしい部分です。

とはいえ、クリアできなかった場合でもマックスこうせきは貰えますし、伝説のポケモンまでたどり着いていれば、その伝説のポケモンの場所を保存することも可能ですので、欲しい伝説のポケモンには負けたとしても、何度も挑むことができる他、色違いの伝説のポケモンが出るまで捕まえずに粘ることも可能です。

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捕獲できなかった伝説のポケモンはいばしょを保存でき、捕獲するまで何度でも挑戦が可能です
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■数種類の伝説のポケモンイベントも

本作のもう1つの目玉が新しい伝説のポケモンに関連するイベントです。ダイマックスアドベンチャーを1回プレイしてイベントを見たら、「フリーズ村」へ。ここから伝説のポケモンのイベントが進んでいきます。

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フリーズ村は過疎地域で高齢化が進む村。設定が結構リアルです……
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メインとなるイベントは3種類、「バドレックス」が入手できる「豊穣の王の伝説」。新しい「レジ系」伝説である「レジエレキ」か「レジドラゴ」どちらかを手に入れられる「巨人伝説」。「ガラルサンダー」「ガラルファイヤー」「ガラルフリーザー」の3種が手に入る「とりポケモン伝説」が存在し、並行して進行できます。

「豊穣の王の伝説」が一番長いイベントで、カンムリせつげんのあちこちに行くことになるので、寄り道感覚で他のイベントもこなしていくのが効率的。ガラルサンダーとガラルファイヤー以外はカンムリ雪原で入手可能です。

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PVで既にお馴染みの「バドレックス」。「豊穣の王の伝説」では彼の頼みを聞くことに
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「巨人伝説」では雪原にいくつか存在する遺跡を調べることに。各遺跡に入るためには謎解きをする必要がある他、遺跡の中で待ち構えるレジ系のポケモンを捕まえる必要があります。

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遺跡の謎解きは過去作をほんのりと感じさせます
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遺跡の中にはいると謎の石像が……
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「とりポケモン伝説」では、各地に飛んでいった伝説の鳥ポケモンを追いかけることに。とはいえ、過去作のマップ全体を徘徊するタイプではないのでご安心を。ガラルサンダーはワイルドエリア、ガラルファイヤーは「ヨロイ島」、ガラルフリーザーはカンムリせつげんでシンボルエンカウントが可能ですが、戦闘に入るためには追いかけたり待ち伏せしたりしなければなりません。

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ガラル3鳥と遭遇。タイプだけでなく見た目もかなり変化があります
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分身するフリーザ。正解を当てれば戦闘に持ち込めます
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また、カンムリせつげんのあちこちに散らばる足跡を調べ、伝説のポケモンを発見するというイベントも存在。こちらはエキスパンションパス第1弾でいう「ディグダ探し」の様な立ち位置で、クリアしなくても先に進めるサブイベント。足跡は3種類あり、それぞれ一定数を集めると伝説のポケモンがマップに出現します。

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ソニアの頼みで足跡を収集することに
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■イベントクリア後はガラルスタートーナメントとウルトラビーストが解禁

また、上記3つの伝説のポケモンイベントをクリアすると、「ガラルスタートーナメント」が解禁。本作のストーリーに登場したトレーナーとタッグを組み、ダブルバトルのトーナメントに挑むことができます。

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伝説のポケモンのストーリーをクリアするとトーナメントが開催
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好きなキャラクターとタッグを組めるだけでなく、意外なキャラクター同士の掛け合いも存在。キャラクターの意外な一面を見ることもできます。

また、トーナメントで優勝すれば賞金が貰えるますし、ダブルバトルということもあり、範囲攻撃を持たせた周回用のポケモンを育てておけば、通常のトーナメントよりも早く回ることができるので金策にもうってつけです。

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こちらもタッグならば、敵もトレーナー同士のタッグに。ペアによっては専用の掛け合いが存在します
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意外なところで掛け合いがあるペアも
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選択できるパートナーは最初こそ少ないですが、優勝するたびに増えていきます
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また、後述の伝説のポケモンのストーリーをクリアすれば、ダイマックスアドベンチャーで出現する伝説のポケモンにウルトラビーストが追加されます。

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ストーリーをクリアするとウルトラビーストが解禁
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■ポケモン剣盾、今後の展開は?

総評として、ダイマックスアドベンチャーも未発見の伝説に会うべく何度もプレイしてしまいますし、伝説のポケモン関連のイベントは楽しくプレイできました。イベントを進めていく過程でカンムリせつげん全体を回れるようにできていたのが好印象でした。

主人公に直接語りかけ、おつかいを頼んでくる伝説のポケモン等、今までのポケモンでありそうでなかった要素も存在。また、伝説のポケモンの色違い厳選も、伝説のポケモンが簡単に復活するのでやりやすくなっています。

バトルでも伝説のポケモン解禁に加え、素早さ種族値200のレジエレキを筆頭に、個性的なポケモンが追加されています。

第1弾・第2弾を合わせてみると、従来のマイナーチェンジ版(クリスタルやエメラルド版等、いくつかの追加要素が加わったバージョン)と遜色ない追加要素があったのではないでしょうか。

気になるのは、伝説のポケモンが解禁されたことによる対戦環境への影響と、未解禁のポケモンの存在。前者は特にダイジェットを得た「ランドロス」や「テッカグヤ」が暴れすぎないかが心配です。

また、未解禁ポケモンに関しては、「ゲッコウガ」などの大人気ポケモンがまだ存在しないことが気がかりですね。期待されている旧作リメイクまで登場を待つのか、DLCの第3弾がどこかで発表されるのか……といった妄想が捗ります(笑)

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余談ですが、筆者が一番驚いたのは伝説のポケモンではなく、ナチュラルにフィールドを歩き回る化石ポケモンがいたことです
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また、「冠の雪原」は配信開始と共に、エキスパンションパスの世界を舞台にしたアニメの公開を決定、他にもゲーム内で大会「カンムリビギニング」を開催するなど、関連したイベントをゲーム内外で実施します。こちらもチェックしてみて下さい。

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