新12.9インチiPad Proは2020年末発売、アップル初ミニLEDディスプレイ搭載の噂

Proらしさを取り戻せるのか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月24日, 午後 04:30 in ipadpro
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先日の第4世代iPad Air発表によりさらに注目度が高まっている、次期iPad Pro。とくにその発売時期が注目されています。そんな中で、新型12.9インチiPad Proは2020年の第4四半期に登場、しかもアップル製品として初のミニLEDディスプレイ搭載製品になる――との有力アナリスト予測が報じられています。

アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏の最新研究レポートによると、最初のミニLEDディスプレイ搭載は12.9インチiPad Proになる可能性が高く、11インチ版iPad Proの新型はやや遅れる見通しとのことです。またアップルはミニLEDに対し、高価な大型モデル販売を促進する技術として、大々的に打ち出すかもしれないとされています。

ミニLEDとは、従来の液晶+バックライトLED構造はそのままに、バックライトの分割をより細かくした方式です。これとエリアごとに輝度を制御できるローカルディミングを組み合わせることで「部分的にバックライト消灯」が可能になり、有機ELパネルのような純度の高い黒や高いコントラストも実現できるというもの。

そればかりか省電力も期待でき、かつ有機物質を含まないために焼き付きにも強い点では有機ELに優ると見られています。

もともとアップルはiPadやMacBookシリーズを有機ELディスプレイに移行させると予想されていました。有機ELはまずApple Watchの小さな画面に採用され、続いてiPhone Xにも搭載。そして今年のフラッグシップiPhone 12シリーズでは全モデルが有機EL画面と予測されており、次はより大画面のデバイスにも採用されると思われていた経緯があります。

しかしKuo氏は約1年前、今後のハイエンドMacBookやiPadにはミニLEDディスプレイ採用との予想を提示しました。その後に6つのミニLED搭載製品が開発中として範囲を拡大し、先日もアップル製品へのミニLED採用がますます加速していくと述べたばかりです。

とはいえ、ミニLEDのコストはまだまだ割高な感があります。それでもKuo氏がアップル製品に広く採用されると主張する根拠は、同社がミニLEDサプライヤー同士を競い合わせて調達価格を引き下げるという予測をしているためです。

最新レポートによれば、ミニLEDチップのコストは2021年には50%、2022年にはさらに35%も減少。ミニLEDはもはや「技術開発」から「規模の経済」(量産効果によるコスト減少)の段階に進んでいると述べられています。

Kuo氏は価格競争の結果がすでにミニLED搭載テレビの市場で現われており、コストが劇的に低下していると主張しています(実際、65型のミニLEDテレビがAmazon価格で10万円台となっています)。生産コストの削減や規模の経済のほか、中国政府の補助金が組み合わさって、アップルのコストが減り続ける見通しとのことです。

9月の新製品発表イベントで登場した第4世代iPad Airは最新のA14 Bionicチップを搭載して第2世代のApple PencilやMagic Keyboardにも対応し、「Proのいいところ」をもれなく搭載しているとの声もあります。その後に「Proらしさ」を打ち出すには、ディスプレイを一新するぐらいの強化を施す他ないのかもしれません。

Source:9to5Mac


 

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