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アップルは一部の13インチMacBook Proに関するディスプレイバックライト無償修理プログラムを拡張し、最初の小売販売日(購入日)から5年間または本プログラムの開始日から3年間、どちらか長い方の期間に適用されると発表しました。以前は当初の購入日から4年間とされており、1年間だけ延長された格好です。

公式ドキュメントによれば、2016年10月から2018年2月の間に販売された13インチMacBook Proの「ごく一部」につき、ディスプレイに以下の症状(いずれかまたは両方)が現われる場合が判明したとのことです。

  • ディスプレイのバックライトが、画面の底部に沿って明るい縦方向の領域を継続的または断続的に表示する

  • ディスプレイのバックライトがまったく機能しなくなる

本プログラムが開始されたのは2019年5月のこと。対象となるモデルはMacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)とMacBook Pro (13-­inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)の2つのみで、スタート当初から変更もデバイスの追加もありません。

お使いのモデルが本プログラムの対象となるかどうかを調べるには、Apple (左上のロゴ) メニューから「この Mac について」を選択して確認します。

対象の場合は、アップルまたはアップル正規サービスプロバイダによりディスプレイの無料修理が受けられます。対象になると思われるディスプレイをすでに有償で修理している場合は、払い戻しできるかどうかをアップルにお問い合わせください。

この問題は2019年3月に修理業者iFixitが不具合の起こったMacBook Proを分解し、おそらくディスプレイと本体をつなぐフレックスケーブルが短すぎたため、フタを開け閉めするたびに負担が掛かって摩耗し、個体によっては引き裂かれることもあるとの分析を報告していました。実際アップルも2018年モデルでフレックスケーブルを2mm長くしており、問題を認識した上で対策したと推測されています。

つまり2017年モデルは対策されておらず、にも関わらず無償修理プログラムの対象となっていないため米国で集団訴訟が何件か起こされています

通称「フレックスゲート」問題が困るのは、購入直後は特にトラブルがなく、ケーブルがすり切れて症状が出た頃にはたいてい1年間の標準保証期間が切れていることです。今後、無償修理プログラムの対象となるモデルが拡大されるのか注目していきたいところです。

Source:Apple