M1X MacBook Pro

ここ最近、次の14インチおよび16インチMacBook Proについて様々な噂が飛びかっていますが、これら2つのMacBook Proに搭載されるプロセッサは同じものになるとのうわさ話が伝えられています。

この噂を発信しているのは、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のDylan氏です。Dylan氏は過去にも未発表製品を的中させた実績が数々あり、リーカーの格付けをしている情報サイトAppleTrackは精度を81.3%と見積もっています

さてDylan氏のツイートによれば、「今年秋のMacBook Pro(複数形)はどちらも同じチップを積み、同じパフォーマンスです」とのことです。

これは、従来のインテル製チップ搭載MacBook Proにおける「大型画面モデルには、小さな画面のモデルよりも強力なプロセッサを積む」という慣例から外れることを意味します。

たとえば現行のインテル版13インチMacBook Proでは、最上位構成は2.3GHzのCore i7プロセッサ、Iris Plus GPU、32GBのRAM、4TBのSSDというもの。それに対して16インチモデルの最上位は、2.4GHzのCore i9プロセッサー、Radeon Pro 5600M、64GBのRAM、8TBのSSDとされており、明確な差が付けられています。

当初Dylan氏は、次期14インチおよび16インチMacBook Proが同じ「パフォーマンス」だと述べるに留めていましたが、その後に「どちらも同じM1X(現行のM1チップをベースに、CPUおよびGPUコアを追加した強化版と噂されるチップ)を積む」と付け加えています。

Dylan氏の言うとおり、この方針変更は小型モデルの携帯性を好みながらも、最高レベルのパフォーマンスを求める人に歓迎されるはず。しかしDylan氏は同時に「14インチは現行の13インチよりもはるかに高価になる」と述べており、ユーザーが性能アップに対する代価を支払わされると警告しています。

ちなみに現行の13インチMacBook Proは、M1モデルは14万8280円(税込、以下同)から、インテル版は20万7680円からとなっています。新たなM1Xモデルは、このうちインテル版よりもお高くなると思われます。

次期14インチおよび16インチMacBook Proは、Bloombergの名物記者Mark Gurman記者が「今後数か月のうちに」リリースされる見通しを述べたほか、公的機関のEECデータベースにもそれらしきデバイスが登録された上に、台湾サプライチェーン情報筋からも量産が始まったとのうわさが伝えられています

次期MacBook Proの具体的な仕様についてはM1X搭載のほか、iPhoneやiPadと同じくフラットエッジ(端の角張った)デザインとなり、SDカードスロットやHDMI端子が追加され、充電端子も磁気式のMagSafeタイプに変えられ、M1 12.9インチiPad Proと同じくミニLEDディスプレイが採用されるとの予想が有力です。さらに賛否両論のあったTouch Barが廃止されるとともに、ついにFaceTimeカメラの解像度が1080p(現行は720p)になるとの噂話もあります

これだけ“ぜんぶ乗せ”(Touch Bar除く)仕様になれば、価格が跳ね上がったとしても納得できるユーザーが少なくなさそうです。現行のM1 Macは「買いやすい価格のわりに高パフォーマンス」と評価されていますが、新MacBook Proはお値段も性能もハイエンドのWindows PCと真っ向から対決するかもしれません。

Source:Dylan(Twitter)

via:9to5Mac