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検索されたくない出版社社長、GoogleのPCを盗む

Ittousai, @Ittousai_ej
2007年6月18日, 午後05:00
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小彩 楓, 4月6日
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Googleのブック検索
といえば本を全文検索して著作権切れならまるごと、でなければ検索語付近の抜粋と書誌情報を返すというベータ版サービスですが、書籍検索に反対する出版社のCEOがGoogleのPC 2台を盗むという怪事件が発生しました。

ことが起こったのは先日ニューヨークで開かれた書籍イベント。出版社Macmillan PublishersのボスRichard Charkin氏は知人と協力してGoogleブースからノートPC 2台を持ち出し、盗難に気付いたGoogleのスタッフが慌てはじめたところに悠然と現れ「盗まれる方の気持ちが分かっただろう」といいつつ返却したとのこと。奇行の説明は「ノートPCのどこにも「盗まないでください」と書いてなかったから」。

別に頭がおかしいわけではなく(たぶん)、Googleが図書館と提携して大量の書籍をスキャンするプロジェクトに対する高邁な抗議活動ということのようです。Googleの言い分としては「無断で」全文スキャンしているけれどインデックス化しているだけで中身までオンラインで読めるようにしているわけではない、「抜粋」もウェブ検索結果と同様ごく一部なので公正な引用として法的に認められる範囲、そもそも嫌だったら申告すればちゃんと消す、大部分の本は絶版なうえに作者も消息不明だからこのまま埋もれるより検索だけはできたほうが公益(とGoogle益)にかなう、etc。

反対する作家・出版社側といえば、公開しなくてもまずGoogleが内部的にスキャンするだけで大々的な著作権侵害にあたる、自己申告したら消すではなく希望者だけインデックスに含めるべき、絶版で権利者不明でももしかしたら検索されたくないかもしれないから抜粋だけでも表示してはならん、「インターネット版の図書カード」といった説明は詭弁、Googleが違法コピーで文化を破壊する、だいたいリスペクトが足らん、まずは先立つものを見せろ、などなど。詳しい話はここらへんを参照


勝手にインデックスされるのは「盗まれる」というより「勝手にノートPCの写真を取られて張り出される」くらいでは?などというまでもなく子供っぽい行為ではあり、嫌なら抜けられるのに絶版本にアクセスできる機会まで潰そうとする団体はどうみてもGoogleにたかろうとしているだろうと心情的には思えるものの、Google Mapsのストリートビューなど最近の実世界進出を見ているとだんだんGoogleが恐ろしくなってくるのも事実。帰宅したらリアルGoogleBotが勝手に引き出しを開けている場面に出くわす前に一度はっきりさせておいたほうがいいかもしれません。


Read - Charkin氏のBlog




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