幕張で開催中のCEATEC JAPAN 2008より。シャープが「次世代液晶」メガASVの開発および搭載AQUOS 2モデルの発売を発表しました。メガASV (メガコントラストASV)はテレビコントラスト比 100万:1(※)、色域 NTSC比 150%という高画質を実現した新液晶パネル。高コントラスト比はLEDバックライトを細分化されたエリアごとに点灯・消灯させること、およびカラーフィルタ最適化による光の透過率向上により実現しています。高色域はRGB-LEDバックライトの各色独立駆動によるもの。細やかなバックライト制御は消費電力の前年モデル比 約20% ~ 26%削減にも貢献しています。
メガASV液晶採用テレビとして発表されたAQUOSはいずれもフルHD解像度の65V型 LC-65XS1、52V型のLC-52XS1。最薄部2.28cmの薄さ、2.4GHz帯無線を採用した双方向タッチスクリーンリモコン「液晶ファミリモコン」、新開発の「2.1ch 3ウェイ5スピーカーシステム」といったフラッグシップらしい仕様に加えて、面白いのはゴッホや葛飾北斎など世界の名画が14点がプリインストールされた「ウォールピクチャー機能」。テレビを見ていないときは絵画のふりをするインテリア向け機能ですが、ウォールピクチャー時は明るさを最適化しディスプレイ部だけを駆動することにより52型で約60Wという省電力モードに入ります。52V型の通常消費電力は294W。
発売は両機種とも10月15日、価格はオープン・店頭予想価格は65V型が約128万円前後、52V型が98万円前後。価格もフラッグシップです。
(※テレビコントラストは「全白信号での画面最大輝度と全黒信号での画面最小輝度の比。AVポジション「ダイナミック」時に1,000,000:1」)。