昨日発表された Googleの独自デスクトップOS Google Chrome OSについて、Chrome開発チームの公式Blogが補足説明を掲載しました。FAQのなかでも注目は「すでに協力中」というパートナー企業について。名前が挙げられたのは:
PCメーカー:Acer、ASUS、HP、Lenovo、東芝
チップメーカー:Freescale、Qualcomm、Texas Instruments
ソフトウェア:Adobe
の8社。ただし、あくまで一部にすぎないと表現されています。相手の都合以外にビッグネームを出さない理由はないと考えれば、HP・レノボ・Asus・Acerがあってデルがないのは面白い点。日本企業は東芝が入っています (追記参照)。
そのほかの質問と回答は:
Q: Google Chrome OSはフリーですか?
A: Yes。オープンソースプロジェクトであり、かつ無償で提供されます。
Q: 開発者です。プロジェクトに参加するには?
A: コードは年内にオープンソースとして公開されます。オープンソースコミュニティと協力してゆくこと、またオープンソースコミュニティから生まれた偉大な成果にささやかながら貢献できることを心待ちにしています。続報をお待ちください。(ソフトウェアエンジニアとしてフルタイムで働きたいなら各国Googleの求人ページへ)。
の2点。コードの公開や詳細は秋以降を予定しているものの、答えられる質問への回答はさらに追加してゆくとのこと。
追記:リンク先のChrome Blog記事が更新されました。" Update on 7/8/2009: We updated the list of companies we are working with." 。追加されたのは東芝。対応して記事中および画像にも追加しました。