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Winny事件の金子氏に逆転無罪の高裁判決

Ittousai, @Ittousai_ej
2009年10月8日, 午前10:49
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1審の有罪判決から約3年。大阪高裁は今日、被告 金子勇 氏に逆転無罪の判決を言い渡しました。1審はWinnyの開発と配布が「著作権法違反幇助」にあたると認め罰金150万円の判決でしたが、被告側は「著作権侵害を助長する意図はなかった」、検察側は「罰金じゃぬるい」として双方が控訴していたものです。

控訴審では1審と同様にWinnyそのものは価値中立な技術であると認め、悪用の可能性を認識していたとしても、実際に違法行為を主な用途としてユーザーに配布していないかぎり「幇助」にはあたらないとの判断が示されました。

著作権侵害を助長する「意図」があったと判断した1審判決については、これが通るなら見ず知らずの他人の犯罪幇助で捕まる (挙げ句「制度の崩壊を企てていた」だのと勝手なシナリオを創作される) のが怖くておちおち開発などできなくなるという大問題があり、基準を示した今回の判決はその意味で正当かつ歓迎できる結果といえます。一方、「中立」のWinnyで続いている著作権やプライバシーの侵害・情報流出に技術的・法的にどう対処してゆくのか、あるいは「中立」でも著しく危険なソフトウェアの開発を規制すべきであればどのような手段があるのか、などはまた別に解決してゆくべき課題です。

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