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Google、Chrome OSの詳細を発表 (動画&ギャラリー)

Ittousai, @Ittousai_ej
2009年11月20日, 午後12:15 in Announce
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Googleが Chrome OSのプレビューイベントを開催、アルファ版の実機デモやハードウェア・ソフトウェア設計、今後の展開について発表しました。今年7月にプロジェクトが発表された Chrome OSは、ネットブックなどウェブ利用に特化したデバイス向けにシンプル・高速・安全なOSを再設計する試み。シンプル・高速・セキュアはChromeブラウザの特徴とされる要素ですが、Chrome OSは ウェブ利用すなわちChromeブラウザを前提にOSおよびハードウェア構成までも再設計するプロジェクトにあたります。

今回の発表で明らかになったのは、Chrome OSはどの汎用PCにもインストールできる「単なるOS」ではないこと。Chrome OSではアプリケーションやファイルブラウザを含めすべてがChromeブラウザ内のサンドボックス環境で動く(つまりアプリ側はシステムに触れない)ため、またOS部分はChromeのみを起動すれば良いため、従来のOSよりシンプルかつセキュア、高速な起動が可能になるとされています。

電源投入から「数秒」という速度で前回のブラウジングセッションまで到達できる理由は、上記の「ブラウザだけ」設計から起動プロセスそのものが単純化されていること。一般的なPCではCPUとメモリ初期化ののちファームウェア起動、ハードウェアの認識・ビデオシステムの初期化、ブートローダーの起動、OSの起動、OS側のハードウェア認識、スタートアッププロセスの開始etcを挟んでようやくアプリケーションのひとつとしてブラウザが起動できるようになる、言い換えればローレベルが上になにが載るか分からない汎用品としてふるまうのに対して、Chrome OSではあらかじめ決め打ちされた構成に基づいてブラウザに必要なプロセスのみが起動します。

この設計のため、Chrome OS搭載デバイスはハードウェアも含めてGoogleの定義するリファレンスに基づいて認証を受ける必要があります。(といっても特別なハードウェアを必要とするわけではなく、Chrome OSのファームウェア側がハードウェアを「知っている」必要があるため。デモはEee PCで動いてました)。OSが軽量かつ単純な設計は高速化と同時にセキュリティにも貢献しており、そもそもブラウザのサンドボックスでしかアプリが動かないことに加えて、仮にマルウェアが侵入したとしても、再起動すればファームウェアが持っている署名に基づいて検証されたコードのみが動く設計となっています。 (Verified boot)。ストレージは基本的にすべてクラウド側を使う設定となっており、ローカル側のストレージは基本的に高速化(やオフライン使用)のためのキャッシュとしてのみ使用します。

続きは「早わかりChrome OS」動画に続いて新規UI、市場投入スケジュールなどについて。

Gallery: Google Chrome OSプレビューイベント | 42 Photos

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Gallery: Google Chrome OS スクリーンショット | 11 Photos

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起動したあとのユーザーインターフェースについてはChromeブラウザそのもの。ただし、メールやドキュメント編集もウェブで済ますユーザーを想定した用途限定・ブラウザ特化OSではあっても、従来はOSが担当していた部分を吸収するための新 UIも加わっています。たとえばアプリはGoogle DocsやGmailあるいはサードパーティーのウェブアプリですが、一般のウェブページと混ざらないようにアイコンベースのシンプルな固定タブが用意されています (これがいわゆるアプリケーションランチャでもある)。

またチャットや音楽再生など、ほかのタスク / タブと同時にアクセスしたいアプリについては、「パネル」と呼ばれるウィンドウでほかのタブの手前に浮かせて常に表示が可能。サイドバーとして表示することも最小化・アイコン化して収納することもできます。USBメモリを挿入したときなどファイルシステムブラウザもこのパネルに表示でき、たとえばパネルからウェブアプリのページにドラッグ&ドロップも可能。新着メッセージなどを通知するNotificationも用意されており、デモではポップアップが右下に積もる表示です。また従来の意味での「デスクトップ」が存在しないため、複数のウィンドウを一覧して選択するExpose的なインターフェースも披露されています。前述のようにローカルストレージは基本的にキャッシュとしてのみ使われるため、別のIDでログインすればどのマシンでもまったくおなじ環境で使用することが可能。

実際のChrome OS採用デバイスは、パートナー各社から来年後半にも登場予定。またGoogle製品としてのChrome OS のベースとなる Chromium OSは、19日をもって完全なオープンソースプロジェクトとして公開されます(Chrome ブラウザとChromiumブラウザの関係とおなじ)。Chrome OSそのものは落として汎用のネットブックにいれるだけで「数秒起動」PCができあがるというわけにはいきませんが、Chromium (OS)プロジェクトからは汎用PCにインストールできるバージョン、あるいはGNU / Linux カーネル / Ubuntuなど各種オープンソースプロジェクトへの成果のフィードバックが期待できます。

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