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SIMロック解除のガイドライン発表、ドコモ vs ソフトバンク

Haruka Ueda
2010年7月1日, 午後04:00 in Docomo
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総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を発表しました。ガイドラインという名前が示すとおりそれほど強制力を感じさせる文体ではなく、「平成23年度以降新たに発売される端末のうち、対応可能なものからSIMロック解除を実施する」というゆるい宣言にはじまり、自社が販売しない機種でも接続するように、販売するときはSIMロックかどうかちゃんと説明すること、端末の不正入手が増えるだろうけどなんか対策しとくべし、といった内容になっています。5月に発表されたガイドライン案からの変更はありません。

SIMロック解除というと、なんだか規制緩和でみんな幸せというようなイメージを抱きがちですが、これまで日本の通信キャリアがメーカーとの二人三脚で(あるいは尻に敷いて)歩んできたことを考えると、突然の変化にうまく対応できるのかはまだまだ不透明です。自社端末でさえ対応に苦慮しているiモードを筆頭に、各社どこまで総務省の意向を汲み取って、SIMロック解除に踏み出すつもりかは注目したいところです。(そのための事前準備がspモード、でしょうか)

そもそも論でいえば、日本には大手通信キャリアが三社しかありません。うち一社は通信方式的に独自の世界を突き進んでいることもあって、総務省のおふれは実質ソフトバンクとドコモで端末を共有しろという話にも聞こえます。SIMロックの議論がiPhone人気の高まりと共に湧き上がってきたように見えるのは、ただの偶然でしょうか?

(続きます)




となるとむしろ面白いのは、ガイドライン本体よりも同時に公開されたパブリックコメント集のほうです。ドコモのコメントをいくつか抜き出すと:

「あくまでも利用者の要望に応じてSIMロック解除を実施することが原則である旨、明確化が必要」

「過大な手数料等の設定がSIMロック解除の障壁にならないよう適正な水準とすることが必要」
など、ガイドラインの曖昧さを批判しつつ、SIMロック解除の推進を訴える内容。挙句の果てには
「最近ではメーカーブランド端末も登場してきており、そうした端末がSIMロックを設定した状態で販売される場合には、販売後にSIMロックの 設定を無効化することが求められることを明確にしていただきたい」
と、「SIMロックフリーと聞いている」発言騒動を彷彿とさせるような話まで持ち出しています(最近では、というあたりが実にドコモワールド)。一方のソフトバンクは:
「このようなガイドラインを制定すること自体により慎重であるべき」

「弊社では、必要な対応を検討のうえ、利用者利便の向上のための自主的な取組を実施していく」
と回答。もういっそ「iPhone / iPadの共有に関するガイドライン」と名前を改めてはいかがでしょうか。いずれにせよSIMロックをめぐる両者のかけひきはまだまだ続きそうです。




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関連キーワード: docomo, ntt docomo, NttDocomo, sim, sim lock, SimLock, softbank
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