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マイクロソフト、Windows Phone 7脱獄ツール作成者にTシャツを贈る

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年1月19日, 午前01:19 in Chevronwp7
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もとはUnix 言葉の Jail から来た Jailbreak も iPhone を巡るいたちごっこのおかげですっかり広く知られるようになり、技術的な実態は違っても「メーカーによる制限の解除」程度の漠然とした意味でよく使われるようになりました。いわゆる脱獄ハックの作者もPS3 Jailbreak でソニーから訴えられた Geohot のような目に遭うこともあれば、なぜか鍵をかけたほうのメーカーから歓待されているグループもいます。というわけで写真は、Windows Phone 7 のアンロックツール ChevronWP7の作者にマイクロソフトが贈った T シャツ。文面はよくある" and all I got was this... " ジョークの定型に則り、「Windows Phone 7 を一番乗りで脱獄させたのに、手に入れたのはこのしょぼいTシャツだけ」。

メーカー側がなぜ冗談Tシャツまで用意して脱獄ツールの作者を接待しているのかといえば、問題のツール ChevronWP7が配布された時点でマイクロソフトの開発者エクスペリエンス担当ディレクターみずから作者グループに連絡をとり、Windows Phone 7 での自作アプリ起動と審査済みマーケットプレースアプリ(市販アプリ) の両立という作者の目的について話し合いを提案していたから。もともとChevronWP7はアンロックツールといっても市販アプリのプロテクト解除機能などはなく、単に開発者向けに用意されているサイドロード機能 (マーケットプレース以外からのアプリインストール) を有効にするだけのツールでした。

そうした理由もあり、また先行する iPhone や Android と戦うため少しでも開発者を集めたいマイクロソフトとしては、Homebrew (自作アプリ) と犯罪を同一視して封じ込めようとした結果かえって制御不能なハックが広まってしまうよりは、気軽にアプリを作ったりいじって遊びたい層、商用アプリの販売者、プラットフォームを管理する側、そしてユーザーにとってちょうどよい落としどころを探ろうとの狙いから話し合いを提案したものと考えられています。

作者グループがマイクロソフトとの会談予定について公表したのは昨年12月。今月マイクロソフト本社でおこなわれた話し合いの内容についてはまだ公表されていないものの、写真をみるかぎり少なくとも友好的な雰囲気のうちに進められたようです。最終的にマーケットプレース以外のアプリもありになるのか否かも決まっていないとはいえ、今後のWP7プラットフォームと開発者コミュニティにとっては結果が注目されるイベントです。


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