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モトローラ、アップル「1984」対抗のAndroidタブレットCMを予告

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年2月5日, 午前02:23 in Ad
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Ittousai, 9月20日
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追記:本編が放送されました

世界初の Android 3.0 " Honeycomb " 採用タブレット Xoom を発売するモトローラが、アップルの有名な「1984」コマーシャルを本歌取りしたCMを予告しています。アップルの「1984」コマーシャルといえば、ジョージ・オーウェルのディストピア小説 Nineteen Eighty-Four に登場する全体主義国家を当時の IBM PCに擬えて、思想統一の素晴らしさを説く演説にアスリート姿の若い女性が乱入してハンマー投げでぶち壊す、つまり無個性なPCに対してアップルのマッキントッシュが風穴を開けるという内容。1984年のMacintosh発売にあわせて米国最大のスポーツイベント Super Bowl のテレビ中継で放送され、数々の賞を受けた古典的名作です。

アップルの iPad に対抗する立場のモトローラが予告しているのは、「1984」CMから27年経った今年のスーパーボウルで放送予定のコマーシャル。冒頭だけを切りとったティーザーでは、画一的な白のヘッドホンとフードを身に着けた無表情な集団のなか、ただ一人違う装いの青年が Xoomで小説 一九八四年を読む場面、花束を手にする場面が見られます。Xoomの地図アプリで花屋を探すシーンでは、iOS のマップでは使えないベクタ・3D対応モバイルGoogleマップをしっかり使っているのもさりげなくアップル対抗です。

(ここから蛇足解説)

さてアップルといえばPC業界ではWindowsと比較したシェアの低さから、画一・凡庸に対する個性といったイメージを伝統的に演出してきました (例:「パソコンです / Macです」CMシリーズ) 。しかしモバイル機器では世界的に大きなシェアを獲得し誰でも持っている製品になった iPod、「スマートフォン」というカテゴリそのものより有名な iPhone、また競合に先行してタブレット市場を圧倒している iPadなど、アップルのほうが「体制側」に見なされるような地位を占めていることはご存じのとおり。 iOS対 Androidの文脈では、「iOSは一社独占で開発者にもユーザーにも窮屈だが Androidは多様で自由」と、「バラバラのAndroid勢より、統合された iOSのほうがユーザーのため。オープン vs クローズドではなく分断と統合 (ジョブズ)」の水掛け論が続いています。

さらに背景の話をすれば、アップルはうっかり1984パロディコマーシャルが伝説になってしまったばかりに、ことあるごとに「アップルこそビッグブラザー」と揶揄される立場でもあります。たとえば App Storeの審査基準が不透明で恣意的という批判では、かつて問題になった「アップルやジョブズを扱うコンテンツは禁止」ルールや、ピュリッツアー受賞者の諷刺アプリを却下した事件の際など。またジョブズが「公開されるとは思わなかった」メールで「アップルはユーザーに自由を提供する (...) 。ポルノからの自由だ」となんだかすごい表現をしていたときも、やれニュースピークだ、「思想の統一こそ最大の武器である!」のビッグブラザー演説そのものだと定型つっこみを受けていたのは記憶に新しいところ。といった文脈を踏まえると、モトローラが白い無個性集団と花束の青年をどう演出するかはほんのりと見ものです。スーパーボウルは米国時間で本日の日曜日夕方、まもなく放送開始予定。Xoomのほかにも、テクノロジー製品系でこれといったコマーシャル作品があれば続報で貼りつけます。

追記:Androidというほかあまり関係がありませんが、ソニエリ Xperia PLAYの移植手術CMもスーパーボウル放送。






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