アップル、Siri の FAQ を公開。日本語対応は2012年予定
連載
注目記事
アップル新製品イベントは日本時間3月28日0時から。ウワサの低価格iPadはPencil対応か
ソニーの左右独立スマートイヤホン Xperia Ear Duo、遮音性『ほぼゼロ』の開放感が魅力
速報:Galaxy S9 / S9+発表。カメラが大幅強化、可変絞りレンズなど新機軸採用
人気記事
au版Galaxy Note8にAndroid 8.0アップデート配信開始、マルチタスク機能を強化
初の生殖器全体移植手術が成功。爆弾で負傷のアフガン帰還兵、機能だけでなく自信も復活
リリース前のiOS 12とmacOS 10.14端末が活発な動き?米サイトでアクセス急増との報告
すでに大勢の方がお楽しみかもしれませんが、アップルが iPhone 4S の目玉機能、音声エージェント Siri の FAQ を公開しています。内容は Siri ってなんなのさという話にはじまり、起動の方法について(ホームボタン長押し、あるいは iPhone 4S を耳に近付ける、ヘッドセットやリモコンの通話ボタンを長押しでもオーケー)、どのようなサービスと連携するのか、すぐに使いはじめられるうえ学習によりさらに賢くなること、必要であれば学習データの消去もできることなど。「自宅」や「勤務先」といった位置の概念、あるいは「お母さん」「夫」「お婆ちゃん」といった関係の概念を理解することもあらためて説明されています。アップルのデータセンターと通信するため、Siri の利用には 3G または WiFi のネットワーク環境が必要。なお、Siri の出自について言及はありませんでした。
あわせて、残念ながら今のところ未対応の日本語について、来年2012年には利用できるようになるという見通しも示されています。広島弁に対応するかは不明。そのほか、来年に追加で対応する予定の言語は中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語。対応済の英語(英・米・豪)、フランス語、ドイツ語とあわせれば、オクトリンガルということになります。対応・未対応はあくまで言語レベルの話であり、Siri 自体はどの国においても利用可能。とりあえず来年までは、発音の練習に取り組む良い機会かもしれません。また、現在は米国のみで利用できるマップ情報との連携や、Yelp!を利用したローカル情報検索も、来年にはほかの国で利用できるようになるとのこと。ただし、こちらはどの国を指しているのか、今のところ分かりません。