iPad 2 に磁石でくっつくお風呂のフタこと スマートカバーで、iOS 5 の パスコードロック画面を回避できてしまうこと分かり話題になっています。リンク先 ApfelTalk Forums ほかで報告されている手順は:
- パスコードの入力を促されたら、電源ボタン長押しで「電源オフ」スライドスイッチを表示させる。(画面は暗転するものの、パスコード入力ボックスは表示されている状態)。
- スマートカバーを閉じて開く。(ここで暗転した画面からパスコード入力ボックスが消えている)。画面下の「キャンセル」で電源オフをキャンセル。
しかし表示していたアプリではブラウザの操作やメッセージの送信を含めてアクセスでき、ホーム画面からは Spotlight 検索も機能します (でも飛べない)。またホームからアプリの削除や並び替えも可能。
スマートカバーにはもともと閉じるとスリープ、開くとロック解除の機能があり、解除のタイミングでパスコードを飛ばしてしまうようです。対策としては、設定 - 一般にある「iPadカバーによるロック / ロック解除」をオフにしておくことで無効化できます。実際の様子は続きに掲載した 9to5Mac による実演動画をどうぞ。開いていたアプリによってはセンシティブな情報を見られたり、外部に自分のアカウントで発信されてしまう危険がある不具合ですが、人によっては手間暇かけて自分なりに完成させたアプリのグループ分けと配置を乱されるテロのほうが怖いかもしれません。